ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

フレデリカ・ドロテア - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

フレデリカ・ドロテア

プレイヤー:Yuka

ずっと夢だったのよ、誰かを救うことが」

種族
メリア
年齢
13
性別
種族特徴
[繁茂する生命]
生まれ
操霊術師
信仰
なし
ランク
ダガー
穢れ
0
7
6
16
3
6
4
14
5
3
成長
0
成長
0
成長
0
成長
1
成長
2
成長
2
器用度
10
敏捷度
13
筋力
10
生命力
21
知力
23
精神力
21
増強
増強
増強
増強
増強
2
増強
器用度
1
敏捷度
2
筋力
1
生命力
3
知力
4
精神力
3
生命抵抗
7
精神抵抗
7
HP
33
MP
36
冒険者レベル
4

経験点

使用
10,000
残り
0
総計
10,000

技能

フェアリーテイマー
4
ウォーリーダー
3
セージ
2
コンジャラー
1

一般技能

コック
5
ハウスキーパー
3
ペインター
2

戦闘特技

  • 《魔法拡大/数》
  • 《魔法拡大すべて》

鼓咆/陣率

  • 【陣率:軍師の知略】
  • 【鉄壁の防陣Ⅰ】
  • 【鉄壁の防陣Ⅱ:鉄鎧】

判定パッケージ

セージ技能レベル2 知識 6
ウォーリーダー技能レベル3 先制 5
先制(知) +1= 8
魔物知識
6
先制力
8
制限移動
3 m
移動力
13 m
全力移動
39 m

言語

会話読文
交易共通語
妖精語
魔法文明語
リカント
汎用蛮族語

魔法

魔力行使
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
コンジャラー技能レベル1 操霊魔法 5 5 +0
フェアリーテイマー技能レベル4
使用可能ランク4
妖精魔法
8 8 +0
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
メイジスタッフ 2H 1 +1=1 11 12 0
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
技能なし 10 0
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
ソフトレザー 7 0 3
メイジスタッフ 1 0 1
合計: すべて 0 4
装飾品 専用 効果
妖精使いの宝石炎 妖精魔法の使用に必要
妖精使いの宝石光 妖精魔法の使用に必要
軍師徽章 鼓跑・陣率の使用に必要
妖精使いの宝石水・氷 妖精魔法の使用に必要
背中 妖精使いの宝石風 妖精魔法の使用に必要
右手 叡智の指輪 知力+2、割ると+14
左手 妖精使いの宝石闇 妖精魔法の使用に必要
妖精使いの宝石土 妖精魔法の使用に必要
所持金
4,824 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

一般装備品・消耗品など

袋類

背負い袋
水袋

キャンプ用品

毛布

照明器具

松明*6
火口箱

冒険者道具

ロープ10m
小型ナイフ

食料

保存食1週間分

薬品類

薬草

魔香草*4

ポーション

アウェイクポーション*1

冒険者技能用アイテム

魔晶石5点

その他

アビスシャード*3

名誉点
61
ランク
ダガー

名誉アイテム

点数
冒険者ランク20

容姿・経歴・その他メモ

容姿

全身を覆う銀色の服と銀髪が特徴的な少女

経歴

経歴表

・大切な約束をしている
・命を助けられたことがある
・血縁者と死別したことがある

理由表

・目指すべき場所がある

経歴

ランドール地方にある、とある王国の辺境にあった集落出身の少女。
―――――――――――――――――――――――――――――――
その王国は周辺国と戦争を行っており、ひどく疲弊していた。
そして戦争を続けるには、自国を守り通すには圧倒的に物資が足りなかった。
だから…本来守るべきモノの1つであった村から、物資を調達していった。
その村は決して裕福などではなく、根こそぎ物が奪われてしまえば村人達の生命に関わる。
しかし、それでも自国を守るためには物資がどうしても必要だったし、
実力がない村人たちも騎士達に反抗することはできなかった。
その村は一カ月も経たずして滅ぶこととなる。
―――――――――――――――――――――――――――――――
一か月後村の生き残りはフレデリカだけとなった。
ある村人は村唯一の子供であった彼女のために少ない食料を渡して餓死し、
ある村人は彼女の兄と父と共に生きるために森に食料を取りに行き…兄以外帰ってこなかった。
兄は…森から取ってきたであろう果実と木の実を手渡して…そのまま力尽きた。
母は自分の旦那と息子を亡くしたにもかかわらず、最後まで泣かず私を彼女を励まし続けた。
子供でも明らかに無理していると分かる笑みで、彼女に微笑みかけた。
―――――――――――――――――――――――――――――――
母は彼女を抱きしめて、守れなくてごめんねと謝り続けて…そのまま息を引き取った。
徐々に、体を支えきれなくなって私に、体重を預けて、重みを増していった。
母親の、亡骸の重さは、心と体にずっと焼き付いている。
きっと永遠に忘れる事はない。 
―――――――――――――――――――――――――――――――
四週間が経ち、私は花の広場にいた。
村にいないのはにおいがひどかったからだ。
花はほとんどみんなへの弔いに使ったが、まだ香りが残っていて…こっちのほうがマシだった。
食料はない、井戸の水はなく、川は干からびて雨もここ数日振っていない。
死ぬのを免れるには森に入るしかないが…動くだけの体力ももうない。
死ぬとしたら、餓死だろうか、その前に脱水症状で死ぬのだろうか。
みんな私のために死んだのに、結局私も死ぬ。
なんだったんだろう…私の人生って…
そんなことを考えていたからか誰かが近づいてきたことに気が付かなかった
「——まだ生き残りがいたのね…よかった、本当に…よかった…」
そんな声を聞こえたのでそちらを向いて…力尽きて意識を失った。
―――――――――――――――――――――――――――――――
目が覚めると、白い部屋にいた。ここは何処だろう。
少なくとも自分の部屋じゃない。前に意識があったのは…あの花広場。
取り敢えず、今は白いベッドに寝かされていた。窓の外を見るとただ森が続いている。
色々と考えていると…この部屋に誰か入ってきた。
胸元が開かれて強調させた緑を基調にしたドレスローブに、茶色のティアラを付けた女性。
見目麗しい顔立ち、健康的な肌色、そしてアジサイ色の紫な瞳。
「——あら、起きたのね……お嬢さん?」
「いきなりだけど、孤児院に引き取られるのと知らないお姉さんと一緒に暮らすの、どっちがいいかしら?」
知らない人……でも、どこかで見た気がする…昔…いや、最近見た気がする。誰だろう…
昔長老が知らない人にはついていくなと教えてくれた。でも見たことがある人ならいいんじゃないか。
孤児院には知らない人がいっぱいいるはず、ならこのお姉さんに…
あぁそうだ。このお姉さんだ。意識を失う前に…私に近づいた人。
「お姉さんについてく。」
「あら、それなら話が早いわ。今日からよろしくね。」
そう言って私の手を握った。そして手を離して部屋から出ようとしたお姉さんは…すこし笑顔でこう言った。

「……………えぇ初めに大切な事を言うとね——
                   ————私は、魔法使いなのよ——」

―――――――――――――――――――――――――――――――
私は彼女と朝食を食べていた。
とりあえず食事を取るべきだとお姉さんが作ってくれたのだ。
「…………さっき魔法使いと言ってたけれど…」
「えぇそう、魔法使いのトネリコよ。」
「それで…えっと…私を助けてくれたの?なんのために?」
「なんのためにって…人を助けるのに理由なんているのかしら。」
「それは……でも私は自分から差し出せるものなんてなくて、恩返しもできないだろうし…」
「そんなこと気にしなくていいのよ。そういえば貴方の名前は?
 ……起きてくれたことに舞い上がっちゃって聞くのを忘れてしまっていたので」
「……私の名前は……"フレデリカ"。私は、フレデリカです。」
―――――――――――――――――――――――――――――――
あの日から数年後、私はトネリコに頼み込んでいた。
「というわけで、トネリコ。魔法を教えてほしい。」
「フレデリカ。というわけで、の意味が分からないわ。」
しかし、このように何故か教えてくれない。何故だ。私の何かが足りないのだろうか。
「でもまあ、そんなに言うなら魔法の練習が日常に支障を来さないという条件を守れるならいいわ。」
「うん?」
「掃除に洗濯、料理とかたくさんあるけれど、フレデリカにできるかしら?」
「それ…トネリコが家事をさぼりたいだけじゃ…」
「当たり前じゃない。」
―――――――――――――――――――――――――――――――
「トネリコ、また行くの?」
「えぇ、またしばらく帰ってこないけれど…フレデリカは一人で大丈夫かしら?」
「大丈夫だよ、私は。トネリコの方こそ大丈夫なの?」
そういうとトネリコは一瞬目をそらした。やっぱりか。
「勿論よ。じゃあね、フレデリカ。」
「うん、じゃあ。」
こうして見送るのは何度目だろうか。トネリコがなにをしているのかはなんとなくだけれどわかる。
最近やっと教えてくれるようになった魔法を使っているのだろう。
トネリコは昔かけられた呪いのせいで魔法を多用できないと言っていた。
たまに私のために魔法を使っていた時も、いつも苦しそうにしていた。
それにもかかわらず魔法を使っているのは何のためだろう。
――――――――人、かな。誰かを…私のことを助けてくれたみたいに助けているのだろうか。
…私を拾う前にも、トネリコの生活はあったはず。もしかしてそのころの付き合いか、それか家族なのかもしれない。
段々と、見るたびに小さくなるトネリコの背中を見ながら考えていた。
―――――――――――――――――――――――――――――――
私は少し空白感はあるが、トネリコとの穏やかで温かい日々を暮らしていた。
こんな日常がずっと続けばよいと…母も兄もみんなもいないけれど、それでもこの生活が続けばよいと思っていた。
しかし終わりは感じていた。もう長くはないのだ、と。
―――――――――――――――――――――――――――――――
蒼い夜空が広がっていた。
ベランダでトネリコと二人、月を見ている。美しい満月だ。
暑くはなく、涼しくもなく。穏やかな夜。
いつもと変わらず、けれど。
―――――――――――――――――――――――――――――――
トネリコは静かに語る。
正義の味方になりたかった。誰もを救えるそんな存在に。
けれど、そんなものは子供の空想に過ぎず、世界はどこまでも残酷だった。
だから諦めてしまった、と。
トネリコの姿は真っ白に燃え尽きた灰や、枯れ木のようだった。もうなにもない。
青くさい情熱も迸る情熱も。
誰もが捨てる、最も尊い理想を成し遂げたくて。そして誰もが見たことのない地獄を見た者の成れの果て。
私を拾ってからのなんでもない日常は、あるいは彼女にとってもかけがいのない日常だったのかもしれない。
「ねぇトネリコ。」
「どうしたの?」
「みんなを助けるのって、そんなに難しいことなの?」
「えぇ、どうしようと敵のことは救えないし、護りたかった人々も零れ落ちてしまう。」
それは今まで救えなかった人々への懺悔なのか、一つ一つの言葉が重たかった。
「そう…難しいね。」
「えぇ、本当に。」
だからこそ、自分の思いをここで言わなければと思った。今伝えなければ一生伝えられない気がした。
「トネリコ。」
「うん?」
「私、あの日皆に救われて、でもなにもできずに死にかけながらも思ったんだ。」
――――生きなきゃっ、て。」
私は死ねない。私は死ぬまで生き続ける。私は死ぬまで、私に捧げられた命に意味はあったのだと証明し続ける。
そうしなければいけないと思ったんだ。
「だから、助けてくれてありがとう。」
改めてこの言葉を伝えた。生きたいと思って、それでも押し寄せる死を前に待つことしか出来なかった自分。
それを助けてもらった。あの時感じた言葉に尽くせないほどの感謝を絶望した彼女に伝えたい。
貴方は今まで誰かを溢し続けてきたかもしれないけれど、それでも確かに救われた人はいるのだ、と。
「──私がトネリコに助けてもらったみたいに、私も誰かを助けてみせるよ。」
あの地獄で私のために死んでいった彼らの分の未来。誰もを救うことはできなかったトネリコの理想。
救われたのが私という奇跡。あらゆるすべてを未来に残すために。
「そう、そう…」
トネリコの目は潤んでいた。見たこともないような顔だった。
そこにはやり遂げたような達成感ではなく、満たされたような満足感でもなく。
「私は、救えたのね。」
ようやく得られた、安堵だった。

履歴

報酬
3240G
経験点
2210
名誉点
24点
成長1回(知力)

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 5,500 2,500 30 知力×1
精神×1
能力値作成履歴#224843-1 アビスシャード:1
1 2024/01/07 ソドワ難民CP 第一話 1,350 1,140 19 精神
Yuka PL:パンダトキヤ秋雨
アビスシャード:1
2 2024/01/23 ソドワ難民CP 第二話 1,460 1,994 18 知力
トキヤ PC:レジーナテンペスタレイ
3 2024/02/19 ソドワ難民CP 第三話 1,690 2,400 14 生命
パンダ
アビスシャード:1
取得総計 10,000 8,034 81 5

収支履歴

キャラ作成

メイジスタッフ::-110
ソフトレザー::-150
軍師徽章::-100
妖精使いの宝石Ⅲ-Ⅳ*6::-100*6
叡智の指輪::-1000
冒険者道具セット::-100
魔香草*3::-100*3
保存食1週間分::-50

第一回ED後

魔晶石5点::-500
華美なる宝石飾り::-200

第三回ED後

買い戻し

魔香草::-50
アウェイクポーション::-50

チャットパレット