“絆と願い”プレクス
(不明/小神:ブルライト地方)聖印と神像
天から輝きを放つ何かに向かって伸びる腕という構図の聖印。
輝きを放つ何かはそれぞれが胸に抱く願い、伸びる腕は願いに向かい進み続ける者達であると解釈されている。
しかし、信者たちが身に着ける聖印はこれに限定されておらず、生物の頭部を模った物も見られる。
神像は多くの武器を地面に突き立て、夜会服を着て首から長布を垂らした若い男の姿で表される。
神格と教義
魔動機文明時代末期に生まれたとされる神格。元は願いの女神であった母親と魔法文明時代の英雄であった父親との間に産まれた人間であったとされる。数千年もの間転生を繰り返し、その過程で多くの者と絆を結んだ。魔動機文明時代末期に限界を迎え、消えゆく母親から神格を受け継ぎ、神の座へと至った。
神となった後は人々の強い願いに呼応し、様々な加護を与えているとされる。その対象に人族・蛮族の区別はなく、心から強く願うことがその条件であると考えられている。さらに、多くの者が心を一つに願うことでより強い加護が得られると信じられている。
『全ての者が幸せになれる世界』を望み、人々がそれぞれの願いの為に進みゆくことを是とする教義をしており、『願いの為の戦い』を肯定している。しかし、同時に他者との絆も重視しており、現在の学者からは第一・第二・第三の剣のうちどの系統に属する神であるかの評価が分かれている。
格言
「幸せの総量に限界は無い。」
「諦めない限り、世界は変えられる。」
「死を覚悟するな、必ず勝ち抜けると信じろ。」
備考
この神格を信仰対象に選択しプリースト技能を取得した場合、取得した時点で第一・第三の剣陣営か第二の剣陣営かを選択し、それに応じた基本神聖魔法が使用可能になるものとする。
特殊神聖魔法
- 2
- ≫△【エントリー】
- 消費
- MP1
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 装備変更
- 効果
術者の装備している任意の装備品を荷物として収納し、別の装備品を荷物から取り出し、装備出来ます。
- 4
- ≫【フィーバー・スロット】
- 消費
- MP4
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 1時間
- 抵抗
- 任意
- 概要
- ランダム強化
- 効果
1d6を振り、術者に以下の表に応じた効果を与えます。特定の装備品を装備していると拡張効果が発動します。
1:運動・技巧判定+2。【拡張効果:射弾のバックル】グラップラー技能で攻撃時、ダメージに+シューター技能。
2:生命・精神抵抗力+2。【拡張効果:屍道のバックル】防護点+2、受ける魔法ダメージ-2。
3:魔物知識判定・先制判定+2。。【拡張効果:影羽のバックル】命中判定+2。
4:弱点属性での攻撃時ダメージ+2。【拡張効果:響音のバックル】回避判定+2。
5:観察・知識判定+2。【拡張効果:怪拳のバックル】与える物理ダメージ+2。
6:全能力値+6(ボーナス+1)。【拡張効果:震天のバックル】主動作一回追加。
- 7
- 【グランド・ビクトリー】
- 消費
- MP8
- 対象
- 任意の地点
- 射程/
形状 - 1(移動力m)/
突破
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 半減
- 属性
- 純エネルギー
- 概要
- 威力25魔法ダメージ
- 効果
願いを現実とする力を纏い、突進します。対象は「威力25+魔力」点の魔法ダメージを負います。
上級戦闘におけるこの魔法の「射程」は、術者の移動力で定まります。
- 10
- ≫【デザイア】
- 消費
- MP12
- 対象
- 1エリア(半径4m)/
10
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- ダイス目操作
- 効果
対象は効果時間中に自身が振ったダイスの出目を自由に変更できます。この効果は一度適用されると効果を失います。この魔法は一日に一度しか行使できません。
- 13
- ≫【ブースト・タイム】
- 消費
- MP33
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 一瞬/
10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 術者の能力値をすべて+24
- 効果
術者の能力値すべてを+24(ボーナス+4)します。それにより、各種の基準値やHPなど、付随する数値も変化します。固定値のキャラクターが行使した場合には、命中力、回避力、移動速度、打撃点、生命・精神抵抗力、HP、MPに影響するとした上で、さらに、特殊能力に影響があるかどうかは、GMが決定します。
この魔法は魔法拡大で拡大できず、一日に一度しか行使できません。