ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ジエルカ憑魂術/操霊】 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

【ジエルカ憑魂術/操霊】

(ブルライト地方)
入門条件
_名誉点

 ジエルカ憑魂術の操霊魔法を扱ったものです。魔法文明時代中期において操霊魔法が発明されたとほぼ同時期に、ジエルカに元から存在した憑魂術への応用が研究され、ほどなくして確立しました。精霊や妖精などとの結びつきを強める憑魂術と魂を扱う魔法との相性は特段に良好であり、習得自体もそれらの魔法ほどセンスが必要とされなかったのもあり、すぐに憑魂装の主流となり、細々とではありますが現在まで継承されています。
 この魔法は、本来ゴーレムや人形などの物質を媒介として利用する魂を、直接身に宿すことによって自己強化を行います。実現可能なことが操霊魔法の領域を出ることこそありませんが、操霊戦士にとってはこの上なく頼れる能力となるでしょう。一方で、強化の代償として身体や精神に強い負荷をもたらし、長時間の使用は肉体を蝕みます。過去には、制御に失敗して命を落とした者も数多くいたとされています。現在ではかつてほどの危険はなくなりましたが、それでも取り扱いには十分に注意すべき魔法です。
 ジエルカで生まれたこの魔法は、「操霊魔法が体系化される前の操霊魔法」としての歴史的価値も有しており、現在ではユーシズ魔導公国の「七色のマナ」のとある研究室において研究が進められています。その研究室を訪れることが出来れば、厳しいジエルカまでの道のりを超えずとも、この魔法を習得することが出来るかもしれません。

流派装備

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
ジエルカの降魂鏡 冒険者技能用アイテム 5000 【ジエルカ憑魂術】を行使可能にする

秘伝魔法

 これらの魔法は、コンジャラー技能を該当のレベルで習得したキャラクターが、それぞれ対応する特技について、名誉点を支払うことで習得できます。
 また、これらの魔法は術者が<ジエルカの降魂鏡>を装備し、習得レベル以上の操霊魔法を行使できる状態でなければ行使できず、この条件が満たされなくなった瞬間に魔法の効果は失われます。

2
【憑魂装・操霊Ⅰ】
必要名誉点
20
消費
MP8
対象
術者
射程/
形状
術者/
時間
30秒(3ラウンド)
抵抗
なし
概要
HPを代償に操霊魔法の能力を得る
効果

 肉体を依代に精神を呼び寄せ、身体能力を強化します。
 対象は以下の効果を得ます。
・受ける物理・魔法ダメージ「-1」
・近接攻撃・遠隔攻撃によって与える物理ダメージ「+1」
・命中力判定「+1」
・回避力判定「-1」
・手番の終了時に「5点」の確定ダメージを受ける

「操、第二階位の魂。召喚、憑依――装霊」

5
【憑魂装・操霊Ⅱ】
必要名誉点
30
消費
MP15
対象
術者
射程/
形状
術者/
時間
30秒(3ラウンド)
抵抗
なし
概要
《マルチアクション》宣言後の近接攻撃に特技を宣言できる
効果

 対象は【憑魂装・操霊Ⅰ】の効果を得ます。さらに、以下の効果を得ます。
・《マルチアクション》を宣言して主動作で操霊魔法を行使した場合、続く近接攻撃に対して一度だけ特技を宣言できます。
・主動作特技を使用した場合、その直後に自身のみを対象として「対象:1体(X,全)」の操霊魔法を補助動作として行使できます。この能力によって使用した魔法の効果は、次の主動作の終了時に失われます。

「操、第五階位の魂。装霊、連打――強撃」

8
【憑魂装・操霊Ⅲ】
必要名誉点
30
消費
MP22
対象
術者
射程/
形状
術者/
時間
30秒(3ラウンド)
抵抗
なし
概要
接触距離に魔法を使うとき、魔力が+1される
効果

 対象は【憑魂装・操霊Ⅱ】の効果を得ます。さらに、自身と同座標に存在するか、自身の存在する乱戦エリア内に存在するキャラクターのみを対象として主動作で操霊魔法を行使する場合、行使の直前から1R(10秒)の間、魔力が「+1」されます。この効果は累積しません。

「操、第八階位の魂。装霊、強撃、増魔――纏霊」

製作者:えりある