ローラート・ハイヒート
プレイヤー:ニック
- 種族
- 人間
- 年齢
- 17
- 性別
- 男
- 種族特徴
- [剣の加護/運命変転]
- 生まれ
- 神官
- 信仰
- “導きの星神”ハルーラ
- ランク
- 穢れ
- 技
- 4
- 体
- 8
- 心
- 9
- A
- 9
- B
- 6
- C
- 7
- D
- 4
- E
- 6
- F
- 7
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 器用度
- 13
- 敏捷度
- 10
- 筋力
- 15
- 生命力
- 12
- 知力
- 15
- 精神力
- 16
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 器用度
- 2
- 敏捷度
- 1
- 筋力
- 2
- 生命力
- 2
- 知力
- 2
- 精神力
- 2
- 生命抵抗力
- 4
- 精神抵抗力
- 4
- HP
- 18
- MP
- 19
- 冒険者レベル
- 2
経験点
- 使用
- 3,000
- 残り
- 0
- 総計
- 3,000
技能
- ファイター
- 2
- プリースト(ハルーラ†)
- 1
一般技能
- 貴族(ノーブル)
- 3
- 肉体労働者(レイバー)
- 1
戦闘特技
- 《かばうⅠ》
練技/呪歌/騎芸/賦術
- なし
判定パッケージ
なし
- 魔物知識
- 0
- 先制力
- 0
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 10 m
- 全力移動
- 30 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
魔法
魔力 | 行使 基準値 | ダメージ 上昇効果 | 専用 | ||
---|---|---|---|---|---|
プリースト技能レベル1 | 神聖魔法 | 3 | 3 | +0 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 命中力 | C値 | 追加D | |
---|---|---|---|---|---|
ファイター技能レベル2 | 15 | 4 | ― | ― | 4 |
武器 | 用法 | 必筋 | 命中力 | 威力 | C値 | 追加D | 専用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マレット | 1H投 | 1 | +1=5 | 6 | 12 | 4 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
ファイター技能レベル2 | 15 | 3 | ― |
防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 専用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鎧 | スプリントアーマー | 15 | 5 | |||
盾 | カイトシールド | 13 | 1 | 1 | ||
合計: すべて | 4 | 6 |
- 所持金
- 0 G
- 預金/借金
- 0 G / 0 G
所持品
着替えセット
保存食(1週間分)
- 名誉点
- 0
- ランク
名誉アイテム
点数 | |
---|---|
冒険者ランク |
容姿・経歴・その他メモ
経歴表
「負けず嫌い」と評されたことがある
「負けず嫌い」と評されたことがある
一所に5日以上滞在したことがない
冒険に出た理由
破産した
アイコン
あかちゃんスターターキット
一般技能
貴族(ノーブル)
見識判定(知力)
肉体労働者(レイバー)
腕力判定(筋力)
履歴
ハイヒート家は貴族の家系だ。といってもそんなに大きな家ではない。代々受け継いできた小さな領地を守る、地方貴族というやつだ。
両親は優しく愛情深い人たちだった。俺と妹たちを、男女や種族で差別せず分け隔てなく愛してくれた。
妹は二人とも俺の宝物だ。レーレンは手先が器用で物静かな子だった。いや、ルーリィと比べるからそう思うんだろうか。ルーリィは本当にヤンチャだった。少し目を離すと家を飛び出して、一日中でも近所の子供たちと遊んでいるような子だ。ナイトメアだからだろうか、近所の誰よりも足が速く、力も強く、そして賢かった。初めの頃はナイトメアという種族からみんなにいじめられるのではないかと心配だったが、いじめられるどころか子供たちをまとめてガキ大将になってしまうのだから、本当にルーリィには敵わない。でもレーレンの方が芯が強かったな。
いつだったかルーリィがわんわんに泣いて帰ってきたことがあった。身体中擦り傷だらけの泥だらけで、同じくらいぼろぼろのレーレンに手を引かれての帰宅だった。ルーリィは大泣きで事情が聞くどころではなかったが、レーレンから聞いたところ「どれくらい大きな岩から飛び降りれるか遊び」をしたのだそうだ。聞くだに恐ろしい遊びだ。怪我をするのが目に浮かぶ。ルーリィは子供たちを束ねている手前、他の子に負けるわけにはいかなかったのだろう。俺にも気持ちはよくわかる。それで一番の大岩に登ろうとしたところを、レーレンが引き止めてくれたらしい。本当に偉かったと思う。だがそれだけで止まるルーリィではなく、登ろうとするルーリィと引き止めるレーレンで引き合いになった結果、二人とも岩の下の方から転がり落ちたと。擦り傷程度で済んでよかった。
その日はレーレンの顔も見たくないといった態度だったルーリィ。だが翌日、ルーリィが挑戦しようとしていた岩から飛び降りた子が大怪我をしたと聞いたときには、顔を青くしていたよ。それからレーレンに感謝と謝罪をしっかりと伝えて仲直り。よくできた妹たちで、俺はただただ誇らしい。
こうやって妹たちを愛せるのも、両親のおかげだ。
俺ははっきり言ってしまえば、出来のいい子供ではなかった。幼児のときはまだよかったんだ。年齢の差がそのまま能力の差だったから、俺はあいつらのお兄ちゃんでいてやれた。けど年齢が上がるにつれて、差はどんどん縮まり、仕舞いには追い抜かれた。まだナイトメアのルーリィに敵わないなら納得が……できなかったな。二つ下の妹なんだ。種族の差なんて関係なかった。それ以前にレーレンにすら勝てないのだ。勝っているのは腕力くらいで、かけっこも勉強も敵わない。その腕力もルーリィ以下なのだから、兄として立つ瀬がなかった。
そんな俺の様子を見た両親は、妹たちを屋敷に残し俺だけを色々な場所に送り込んでくれた。よく行ったのはハルーラ神殿の巡礼だ。他にも交易の盛んな大きな街や、領内の村々など。あまりに多すぎて行った場所は思い出せないくらいだった。いつも長期の滞在はしない。大体は2、3日で移動するような旅程だった。
家に帰ってきて、俺は妹たちに旅の話をしてやった。二人とも目を輝かせて聞いてくれたっけか。足が速くなくとも、勉強ができずとも、たくさんの経験が俺を兄たらしめてくれた。本当に、両親には頭が上がらない。こんな俺を尊敬してくれた妹たちにもだ。
俺が家族を愛せるのは、愛してくれた家族のおかげだ。
でも幸せは終わりを告げる。俺が終わりを知ったのは、いつものように遠征から家に帰ってきたときだった。
レーレンが、人攫いに遭った。
屋敷中のものはみな慌ただしく駆け回っていた。俺は大人を捕まえて何があったかを聞こうとしたが、まだ幼い俺とルーリィは蚊帳の外にされた。知らない大人たちまで屋敷をうろつくようになり、子供には聞かせられないとばかりに俺たちは子供部屋に押し込められた。
今思えばあのときにいた大人たちは、レーレンを助けるために呼び寄せた人員なのだろう。私兵団なのか、近隣の冒険者ギルドのものなのか、はたまた国の正規兵かはわからない。だが俺の両親は、妹のためにできることを最大限したのだ。
それでも、妹は帰らなかった。
家人を減らし、家具を売り、屋敷はどんどん殺風景になっていった。妹のために身代金を用意するためだろう。それに妹救出のため人も多く雇っていた。そうやってできる限りの資金を吐き出しても、妹が帰ってくることはなかった。
最後に見た父の姿は、私兵団と共に早朝に屋敷を出立するところだった。必ずレーレンを取り戻すと家を出た父。そうして父も帰ってこなくなった。
妹を失い、家長である父も、貴族としての資金も失った我が家には、何も残ってはいなかった。屋敷を売り払い、母は俺と妹を連れ家を出た。
俺はもっと、冷静になるべきだったんだ。
屋敷を追い出された俺たちは、小さな家へと移り住んだ。それから俺はずっとレーレンを探した。足を使い、近隣の村や街を歩き渡り、レーレンの手掛かりを探し続けた。家に母とルーリィを残したまま。
久しぶりに帰ると、母は病気で臥せっていた。過労と栄養失調。母は慣れない仕事と家事で疲れ果て、何十歳も老け込んで見えた。それからは俺も仕事をし、母と妹の生活を支えた。
……なぜ、取り返しがつかなくなってからでしか、俺は気が付かないのか。もう全ては遅すぎたのだ。何度神殿に連れて行こうと栄養を摂らせないことにはどうしようもなかった。金がなかった。急に生活の質を上げることなんてできなかった。
母はよくなることはなく、最期はベッドから起き上がれなくなっていた。
寝ている間に母が亡くなるのではないかという考えが頭に巣喰い、眠ることが出来なくなった。母を手を握りながら夜を明かした。寝ている母に泣きながら懺悔することが増えた。気絶するように眠り、飛び起きては母の呼吸を確認した。
その日も母のベッドに突っ伏して眠りこけ、慌てて飛び起きたところだった。深夜にも関わらず、起きていた母と目があった。落ち窪んだが、優しさが失われていない母の瞳が俺を映していた。
「いつも家族のために頑張ってくれてありがとう。自分のベッドで横になりなさい。疲れが取れないでしょう」
母は俺を労ってくれた。それがただただ申し訳なくて、俺は母に詫びた。ずっと家を放っておいてすまなかった、これからはきちんとすると、本気で母にそう告げた。起きている母に告げるのは、それが初めてだった。
「あなたが家族を放っておいたことなんてないわ」
母は俺を叱らなかった。昔と変わらない優しい笑顔。枯れ木のようになった細い腕が伸びて、俺の頭を撫でた。
「優しい子。ずっとレーレンを探してくれてありがとう」
涙が、溢れた。これ以上の赦しなど、どこにもありはしなかった。
数日後、母は息を引き取った。ルーリィに、レーレンを探すために俺はまた旅に出ると伝えると、ついてくるという。俺たちは家を引き払い、街を出る。
また家族で、暮らすために。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 3,0001,200 |
0
|
|
|
| | ||
取得総計 | 3,000 | 1,200 | 0 | 0 |
収支履歴
スプリントアーマー::-520
カイトシールド::-500
聖印::-100
マレット::-20
着替えセット::-10
保存食(1週間分)::-50