[常]呪い/35/精神抵抗力/消滅

　この魔剣を手にした者は目標値35の精神抵抗力判定に失敗した場合、呪いによりこの魔剣を手放すことができなくなります。
　この呪いを解除するには目標値35以上の【リムーブ・カース】か【パーフェクト・キャンセレーション】が必要となります。

[常]穢れの獲得／必中

　この魔剣を鞘から引き抜くか、所持したまま10秒経った者は穢れを1点獲得します。ただし蛮族や穢れを得ることのないルーンフォーク等の一部の人族や魔法生物、魔動機等には影響しません。この効果は発生後、１日経過後に引き抜いた場合再度発生しますが、逆にいえば引き抜いて１日の間はこの効果は発生しません。

[常]能力強奪/使用者の命中判定-2/回避力/消滅

　使用者がこの武器による近接攻撃を行う際に「対象の能力を奪う」ことを選べます。その場合、命中力判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。「能力を奪う」命中力判定が成功した場合、この武器は霊体のようになり、対象の体をすり抜ける為対象にダメージは発生しませんが、対象の保持する特殊能力から常時型以外の任意の能力ひとつか、〈蛮王の剣〉による常時型を含む特殊能力ひとつを1分の間、奪い取ります。この効果は累積し、成功する度に対象の特殊能力ひとつを奪い取れ、対象はどんどん能力を失っていきます。
　この効果を解除するには目標値35以上の【パーフェクト・キャンセレーション】か、大神以上の【コール・ゴッド】が必要となります。

[常]斬烈剣/命中力判定/回避力/消滅

　「射程:20m」「形状：射撃」で、1体の対象に魔法文明語による合言葉を唱えながら斬りつける動作をする事で当たるはずのない距離から斬撃を当てます。命中力判定、ダメージの算出は近接攻撃と同じように行いますが、与えるダメージは断空属性の魔法ダメージになります。
　この効果を使用すると使用者のHPを「10」点消費します。連続した手番に使用できず、魔法文明語の会話と読文ができなければ使用できません。
　ただし、「[常]簒奪者の囁き」による効果を受けている場合、読文と会話は必要なくなります。

[常]簒奪者の囁き

　この魔剣を１度でも装備したキャラクターはこの効果を必中で受けます。
　自身の中に何者かの意識が生まれます。何者かの意識は基本的に、キャラクターに対して物理的或いは、精神的に悪影響を及ぼすことはできません。ただしキャラクターに対して何かを唆すようなことを囁きます。その結果としてキャラクターの行動に影響を与える可能性はありますが、選択権は常にキャラクターにあります。
　この効果を解除するには古代神以上の【コール・ゴッド】が必要となります。

[常]存在の強奪

　この魔剣による穢れ（「[常]穢れの獲得」の効果）が3点以上になった場合、「[常]簒奪者の囁き」によって宿った意識にキャラクターの意識を乗っ取られます。結果としてキャラクターは一切の能動的な行動ができなくなり、宿った意識が好き勝手に身体を操るでしょう。
　この効果を解除するには目標値35以上の【リムーブ・カース】か【パーフェクト・キャンセレーション】で解除できますが、穢れを受けたままだと、1日後に再びこの効果を受けてしまいます。ただし、「穢れを抑制する」とあるアイテムの効果期間内や、"穢れ"点を消せる魔法によってならば完全に解除できます。ただし、宿った意識自体を消すには「[常]簒奪者の囁き」による解除方法のみであり、再び条件を満たした場合この効果が発動します。

用法	必筋	命中	威力	C値	追加D	備考
1H両	15	+3	15	10	+3
2H	15	+3	25	10	+3