人族に拾われた

第三の剣の神に入信を迫られたことがある

人族を庇護対象として考えている

蛮族の貴族の嫡子。人族との戦争で没落した一族の復興を願われたが、覇権争いに巻き込まれた際に消息不明になっていた。
再び両親の目の前に現れたとき、彼は人族の旅人と行動を共にしていた。
行方知れずになっていた間、変わり者の人族に助けられ、人族の家族の元で暮らしていたため、比較的温厚な性格、享楽的で楽観主義。一族の復興より人族と平和に生きることを望み、育ての家族と農家をしていた。

人族の町では暮らせず、生活のあても自給自足でしかない暮らしを悪いものとは思っていなかったが、ある日おかしな格好をした連中に絡まれ(後でわかったのはカルディア振興の神官たちだった)、返り討ちにしてしまったことでいったん身を隠すことになってしまった。
現在は衛兵も雇えない、守りの剣の加護も届かないような辺鄙な街の衛兵などをして暮らしている。それなりの報酬をもらっているはずだがいつもお酒やらにつかってしまい素寒貧、でも本人も町民もたのしそう。
周囲の勧めで冒険者養成学校に入学することに。

“石化の邪視(B→A)”
冒険者レベル+精神力+1(魔物形態時さらに+1)で判定し、精神抵抗値を上回った場合、相手に石化進行状態(器用、敏捷-6)を付与する。同じステータスに3回石化進行が重なった場合、相手は完全に石化し、戦利品を得ることができなくなる。
“瞳石”は左目にあり、色は未熟故存在しない。
“魔物化”
自身を巨体を持つ怪物に変身させる。変身後は、「頭」「邪眼」「胴体」の3部位のキャラクターとして扱う。
尚、フィジカルマスター技能を持っていない場合、「頭」以外の行為判定は平目で決定する。

　田舎町の冒険者養成学校に入学し、個性豊かな学友と楽しい学校生活を送っている。
今回、現場実習という形で洞窟探索をするが、途中で想定外の事態に巻き込まれてしまう。
　上位蛮族故、人族の学友より先に知っている点がいくつかあるため、
内心嫌な予感がしているが、まあ何とかなるだろうと楽観視している。
　学友の中では同門の魔術師のベルがお気に入り。

　新たに学校で出会ったミオのことを気にかけていたが、案の定事件に巻き込まれてしまう。
蛮族として周囲の敵意を買う彼女をかばおうとするも、やむなく戦闘、鎮圧することに。
その際の煮え切らないガノンや、周囲の人族、そして先導していた少女に対して怒りを露わにしている。

　夏休み前の実習準備期間、教員のマオの手ほどきを受け、魔物化の力の訓練を行った。
前回の事件以来、蛮族の年長者として、一歩引いた場所から仲間を見つつ、事件の真相を探ろうとしている。
ミオを攻撃していた民衆には怒っているが、彼らの立場も理解しているため、やるせない思いを抱いている。

　朽ちた大神殿跡地にて、謎の異空間へと引き込まれてしまう。
そこで、幼少期のミオや、若いころのマオ達と遭遇する。
手ほどきを受けた魔物化の力も使い奮戦、仲間を守り切った。
…人の姿に戻った際に、女性と勘違いされていたことを知る。

蛮族を用いた非人道的な施設に怒りを露わにし、ついに普段の態度が崩れー狂暴な魔物としての性質を表してしまう。
激情のままに怪物としての力を振るうが、付け焼刃の力では熟練の戦士にかなわないことを思い知らされてしまう。

ミオは僕にとってとても大切な人だ。

どうしてそう思うのかはわからない。
どんな言葉で表せばいいかもわからないけれど、
もうこれ以上傷ついてほしくない。
隣で笑っていてほしい。

ミオを、仲間を守る。そのために強くなりたい。
この感情を“好き”というんだとレンゲは言ったけど…。


ー僕は怪物だから

仲間を守るには、もっと強くならないと。

でも…力を持てば持つほど、
僕は狂暴なバジリスクになっていってしまう。
そんな僕の傍にいれば、また怒りに飲まれて…
みんなを傷つけてしまうかもしれない。

どうすればいいのかな…。