”イエロウドラゴン”タツ
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感
- 反応
- 敵対的
- 言語
- ドラゴン語、交易共通語
- 生息地
- ミットシヴ島
- 知名度/弱点値
- 10/
- 弱点
- 先制値
- 8
- 移動速度
- 10
- 生命抵抗力
- 8 (15)
- 精神抵抗力
- 6 (13)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
武器 | 8 (15) | 2d+6 | 5 (12) | 7 | 46 | 15 |
特殊能力
○剣の加護/風の翼
○徐かなること林の如し
移動を行わず、静かに集中して構えることで不利な効果を受け付けません。このキャラクターの手番において、主動作を行う前に移動を行わなかった場合、1ラウンドの間、このキャラクターの生命抵抗力判定と精神抵抗力に「+1」のボーナス修正を与えます。
△☑動かざること山の如し
回避を犠牲にし、どっしりと構えて攻撃を全て受けきることで、相手のスタミナを削ります。この宣言型特技の宣言を行った場合、1ラウンドの間、回避力判定を行えなくなりますが、このキャラクターに対して近接攻撃を行った相手の生命抵抗力判定と精神抵抗力判定に、1ラウンドの間、「-1」のペナルティ修正を与えます。
▶侵掠すること火の如し/8(15)/回避力/消滅
硬い防護を攻撃に転用し、強烈な体当たりを繰り出します。近接状態の「対象:1体」に「威力(このキャラクターの防護点×3)+8」点の物理ダメージを与えます。この能力ではクリティカルが発生しません。この能力に対する回避力判定に失敗し、その達成値の差分が3以上であった場合、対象は転倒します。
この能力の判定は命中力判定として扱います。
戦利品
- 2~8
- 銀貨袋(50G/-)×1d
- 9~11
- 鎧の金属片(500G/黒白A)
- 12~
- 妻が使っていた手鏡(1200G/黒白S)
解説
我々黄龍は昔からこの街に根付き、この街を守ってきた組織だ。この街は周りに蛮族の集落も多く、ならず者も多く住んでおり、昔から治安が悪かった。少々強引な手段であれ、治安を維持する存在が必要であった。
なんだかんだ我々は上手くやってきていたはずだ。治安がいいとは言えないが、何とか街が破綻しないくらいには脅威を排除できていた。
我々もなんだかんだこの街が嫌いではなかった。事情があり、他の街では住めない者達にとって、この街は居心地の良い住処だったのだ。私の妻もその内の1人だ。昔住んでいた場所で何をやらかしたのか、街を追われて逃亡しているらしい。
そんな妻の住処を守るためにも、この街を守っていかなければならなかった。
そんな街であったが、近頃は急激に治安が悪くなってきた。
何者かが糸を引いているかは知らぬが、我々も否応なく巻き込まれることとなったのだ。
そして、魔の手はすぐ側にまで迫っていたー
かの日の巡回はいつもより長引いた。少しでも早く帰れていればと後悔してももう遅い。
疲れ切った私を迎えたのは、炎上する自宅であった。
荒れた街に紛れて追手が来ていたのだろう、鎮火した自宅には荒らされた跡があり、そこに妻の姿はなかった。
こんなくだらない争いのために、私は妻を、ラミアの身にありながら私に付き添ってくれた存在を失ったのだ。
キホーテは争いに終止符を打ってくれた。付き従う理由はそれだけで十分だ。
もう二度と、下らぬ争いを起こさせぬようにー