容姿・経歴・その他メモ

1.大怪我を負ったことがある
2.血縁者と死別したことがある
3.過去に仕えた主がいた
冒険に出た理由　蛮族を倒すため

ルマクトはある傭兵団の兵長である親の元に生まれた。
幼い頃から剣を学び、まだ他の子が母に甘えている頃には戦場に傭兵として出陣していた。
そんなある時、傭兵団は蛮族の軍と戦っていた。
その戦の状況は劣勢。今にも砦は落とされそうな状況であった。
その理由は明確。兵長の息子である「ルマクト」を蛮族達は誘拐。
人質として使ったのだ。
ルマクトの親は抵抗することなく蛮族の命令に従った。
これで勝利を確信したのか蛮族達は完全に油断をしていた。
その油断をついてルマクトは拘束を抜け出した。
だがもう時すでに遅し、傭兵団のみんなは既に拘束されたり、殺されたりしていて戦う気力は残っていなかった。
それでもルマクトは蛮族達に戦いを挑んだ。
親「やめろ！ルマクト！お前だけでもいい！逃げろ！」
ルマクト「嫌です！僕は貴方の息子であるとともに主(親)の兵士でもあります！主を置いて逃げるなど兵士の恥！そのような事はこの命が尽きようともしません！」
蛮族達と戦ったが1人のルマクトが勝てるわけもなく、大怪我を負ってしまう。
それを見た兵長は最後の力を振り絞り蛮族を斬り伏せていったが、それもあと数十分もたてば終わるであろう。
ルマクトの親は頬に少しの雫を垂らし、ルマクトに言った。
親「ここは私達が抑えておく、お前は逃げなさい」
ルマクト「ち、父、上…」
親「お前に最後に言っておきたい事がある。お前は俺にとって最高の兵士であり、最高の息子だったぞ…」
この言葉を聞いてからの記憶は曖昧だ。
ただひたすら逃げた。
ただ今の自分はあの頃の自分とは違う。
「絶対にあの蛮族達を見つけ出しぶち殺す！そのために俺は冒険に出たのだからな！」

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