愛らしい雰囲気を持つ少年。一人称はオレ。見た目こそ可愛らしい少女の姿だが、口調や性格そのものはごくごく普通の元気な少年。本人曰く、「可愛い物が好き」。

身長:158cm/体重:48kg
外見:金髪・赤色の瞳

とある町の一角にて、人間の父とアルヴの母の間に生まれ育つ。
その町の中でオルフェと同じ種族なのは自身の母だけであり、近所に住む大人たちは母との交流を通してアルヴと言う種族に理解を示していた。
しかし、あくまで近所の大人たちだけであり、その種族特有の外見も相まって、同年代の子達はもちろん、その他の事情を知らない大多数の人達からも嫌厭されており、時には直接、攻撃的な行動を取られることもあった。
両親や近所の大人達のおかげで、オルフェがそれらによって心身に大きな傷を負う事は無かったが、それでも友達と呼べる存在はおらず、1人孤独で居ることが多かった。
そんなある日、オルフェは綺麗に着飾った1人の少女と町中ですれ違った。名も顔も知らない少女のその可愛らしい姿にオルフェは見惚れ、憧れを心に抱いた。
結局、その少女を見かけたのはそれっきりであったが、自身の中性的な容姿であれば、あの可愛らしさに近づくことが出来るんじゃないか。そうすれば、この外見だけで嫌厭され、迫害されることも無くなるのではないか。そして何より、あの少女の様な可愛さを自身の物にしたい。そう考えたオルフェは、女性としてのおしゃれを学び、自身の見た目を「可愛らしく」することに力を入れた。
程なくして、オルフェは可憐な少女の様な姿となり、両親や近所の人を大いに驚かせることになった。
しかし同時に、大きく印象が変わった彼を極端に嫌う人は幾らか少なくなり、徐々に同年代の子達との交流も増え始めた。
おしゃれに関する知識は人一倍豊富に持っていたため、女子からはおしゃれの仕方についての相談を受けることもあり、また一部男子からは変な人気が出たりもした。
それでもオルフェは、「まだあの時見た少女にはまだ届いていない。もっと知識を得れば、もっと可愛くなれるはず。その為には、もっと広い知見が必要」と考え、冒険者登録を行い、旅に出ることを決めた。
―――いつか、あの心から憧れた可愛さに到達する事を夢見て。

1回目 5,6+3,10+3,7,3+6,6
2回目 2,4+3,5+3,8,2+6,2
3回目 5,1+3,5+3,2,2+6,3

B2-1 異種族の町で育った
B3-3 近所では一番の物知りだった
C1-6 純潔である

3-1 見聞を広めるため

カラーコード：CDDC39