アルリウネ
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語、魔動機文明語、妖精語
- 生息地
- "退廃の図書館"
- 知名度/弱点値
- 16/23
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 16
- 移動速度
- 12
- 生命抵抗力
- 15 (22)
- 精神抵抗力
- 13 (20)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
なし | ― | 2d6+ | 12 (19) | 10 | 200 | 45 |
特殊能力
○不安定な自我の殻
このキャラクターは、弱点隠匿判定の成否に関係なく、弱点が存在するキャラクターの弱点効果をあらゆる攻撃に適応します。
○剣の欠片=10
上記のデータから、「HP+50,抵抗+2」されています。
○叡智と退廃の図書館
このキャラクターに剥ぎ取りを行うことはできません。
○速度=+1
主動作を「1回」追加します。
○息を切らした贖罪
この戦闘の間、最初に自身を対象にとり、攻撃したキャラクターに「月桂冠」を付与します。
「月桂冠」を持たないキャラクターから受けるあらゆる効果を無効化します。
月桂冠
戦闘終了時まで、「アルリウネ」及び「土から生まれたもの」に優先的にターゲットされます。
「かばう」によって対象をずらす効果などは有効です。
○立ち籠める香り
このキャラクターの全ての攻撃は、対象のMPにダメージを与えます。
この能力で対象のMPが「0以下」になった時、対象は死亡し、「土から生まれた者」を1体、自身の座標に召喚します。
また、この能力によるダメージは魔晶石や月光の魔符(Ⅰ=5点、以降魔符のランク*5点として適応。)を用いて軽減することが出来ます。
この時、魔晶石と魔符は併用できますが、魔晶石による軽減は1個のみ使用できます。
○枯れない花
2ラウンド目の開始から、ラウンド開始時に「花びら」を1点自身に付与します。
「花びら」が3点スタックした時、全ての花びらを消費し、広域攻撃を行います。
○花びらの涙
このキャラクターの混乱抵抗値が「0以下」になった時、次のラウンド開始時、「花びら」が増える効果が無効化され、「花びら」を消滅させます。
また、全てのPC陣営のキャラクターのMPを「最大MPの50%」回復させ、自身に「40」点の確定ダメージを受けます。
○土で作られた人形
炎・毒・精神効果属性及び「火傷」、「出血」無効
●混乱抵抗値=45点
この値は受けたダメージの2分の1(端数切り上げ)だけ減少します。
この値が「0以上」残っている間、このキャラクターは以下の有利な効果を得ます。
・このキャラクターのHPへのダメージは無効化されます。ただし、この時混乱抵抗値へのダメージは通常通りの算出を行い参照されます。
「混乱抵抗値」が0点以下になった場合、10秒(1R)の間この能力は解除され、「行動不能:1+X」が付与されます。このXは、速度=+XのXと等しい値です。
「行動不能」が解除され、かつ自身が行動可能になった次の手番開始時、混乱抵抗値は全回復します。
▶満開/14(21)/生命抵抗力/半減
「形状/射程:射撃/2(20m)」、「対象:1体」に対して、「2d+9」点の魔法ダメージを与え、「残香」を「4点」付与します。
残香
この「残香」を持つキャラクターは、手番開始時にMPに「残香」の点数だけダメージを受け、「残香」の値を半減(切り捨て)する。
▶春の誕生/13(20)/精神抵抗力/半減
「形状/射程:射撃/2(20m)」、「対象:1体」に対して、「2d+14」点の物理ダメージを与えます。
1ラウンド(10秒)の間、自身を除くすべての味方の打撃点を「6点」上昇します。
▶秋の暮れ/14(21)/生命抵抗力/半減
「射程:自身」、「対象:半径5m(15体)」に対して、「2d+10」点の物理ダメージを与えます。
その後、[この攻撃の対象になったキャラクターの数]*4点、自身のHPを回復します。
▶冬の始まり/必中
対象との距離や阻害に関わらず、必ず「月桂冠」を持つキャラクターを対象にとり、的中します。
対象に「5点」の確定ダメージを与え、「月桂冠」を解除します。
!広域攻撃です、条件を満たすと発動します。
▶恍惚とした結末/15(22)/精神抵抗力/半減
「射程:自身」、「対象:半径30m(50体)」に対して、「2d+18」点の魔法ダメージを与えます。
解説
塵に帰りたいという彼女の願いは、 生きようとするものすべてを死に場所へと返すでしょう。
Alriune(T-04-53、アルリウネ)は背が高く、全身ピンク色で馬に似た幻想体です。
6本の足を持ち、首は明るい蒼緑色の葉で覆われ、人のような頭にはうつろな眼、ピンク色の塵を生成する口を持ちます。1枚の葉がついたピンク色の日よけ帽をかぶっています。彼女の周りにはピンク色の花びらが舞い散ります。
アルリウネは人間になりたいと切に願った人形です。
彼女の魂のこもった目が多くの人びとに愛着を持たれたとはいえ、時が過ぎるとカラスたちがついばむような暗い森に彼女は捨てられてしまいました。
多くの月日がたち、捨てられたことで彼女の精神、心、命が次第に崩壊しはじめました。
そして彼女は土と化し始めました。
あなたが土であり、土に帰るべきであると同様に、アルリウネは生命のサイクルを繰り返しているようです。
この概念は彼女のエンサイクロペディアの見出しに、そして彼女が土に帰らねばならない事例として記載され、彼女は他者に彼女と同じ運命をもたらします。
彼女がどのように発見され、どのように■■に到着したのかは不明です。
それは滑らかな表面をしている。
眼窩は空いており、成長している植物で満たされている。
アルリウネ、人間になることを切望した人形。
彼女は魂のこもった目で人々に愛されていた。
アルリウネ、暗い森に捨てられた。
カラスは輝く目を盗んだ。彼女の精神、生命、心はゆっくりと消えていった。
アルリウネ、目もなしにすべてを見る。人形になることを切望した人間。
彼女は土に帰りたいと思い、生を望むすべてとともに土に帰る。