容姿・経歴・その他メモ

#493082_振り直しログ

身長

体重

髪

瞳

肌

経歴

1-5　罪を犯したことがある
2-6　本から影響を受けたことがある
2-5　卵を温めたことがある

4-6　家族を全て失ったので

俺が生まれたところは少し変わったところで、世界の知識や常識といった情報を初めから頭に入れてるんじゃなくて自分たちで自己学習をさせる、そんな産み方をするところだった。
色々な書物を読んでいく中で、俺は1つの物語に憧れた。
ほら、良くあるだろ？　1人の騎士が竜と心を通わせて、世界を巡る話。
感化された俺は、その話と同じく卵から竜を育てたいと思ってさ。集落の近くにあった山に産み落とされてた、デカい卵を持って帰ってきて孵そうと思ったんだよ。竜かどうかは分からないけど、これだけデカければ竜だということを疑ってなかった。
集落の他の奴らに知れたら怒られそうだと思ったから、誰にもバレないように穴掘って藁で埋め尽くして覆い隠しておいた。


ワクワクしながら数日待ってから、その卵の産んだ親が怒り狂って集落に襲来してきた。一際、一際大きな鳥だった。
いくらか戦闘に得手があるものも居たが、家を片足で簡単に踏みつぶせるサイズを相手には全く歯が立たなかったよ。
集落の奴らは、なんでこんな奴がやってきたのか分かっていなかった。
何でなのか分かっていた俺は1人、逃げることしかできなかった。

アレから数年経って、冒険者になって、調べて回る中で分かった。
あの山には、古くから生きるロック鳥が棲んでいた。
俺たちの集落は、そのロック鳥の庇護領域にあったらしい。
俺たちは、俺は、守り神の怒りを買った。

今、あの山一帯は立ち入りを封じられている。
最高位の冒険者しか、入ることができない。

今の俺の望みは、あの山に戻り、墓を作ってやる事なんだ。
ただ、それだけなんだ。

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