特殊能力

●全身

○毒無効、○病気無効、○精神効果属性無効

　魔動機は、毒属性や病気属性の効果やダメージをいっさい受けません。また、精神効果属性に属する効果も受けません。

○部隊行動

　コマンダー（頭部・胴体・脚部）とアサルト、ガード、ランチャーはそれぞれ違う位置に移動することが出来ます。また、アサルト・ガード・ランチャーの部位数は任意に増減出来ます。

○剣のかけらによる強化

　個数：9個
　HP増加：頭部+15、胴体+10、脚部+10、アサルト+10
　生命・精神抵抗：+2

●コマンダー：頭部

▶攻撃命令

　周囲の魔動機に的確な動作を指示します｡
　自身を中心にした｢1エリア(半径4m)/10｣の｢分類:魔動機｣のキャラクターは､10秒(1ラウンド)の間､命中力に+1のボーナス修正を得て､打撃点が+2点されます｡
　この効果は連続した手番に使用できません｡

▶防御命令

　周囲の魔動機に的確な動作を指示します
　自身を中心にした｢1エリア(半径4m)/10｣の｢分類:魔動機｣のキャラクターは､10秒(1ラウンド)の間､回避力に+1のボーナス修正を得て､防護点が+2点されます｡
　この効果は連続した手番に使用できません｡

●コマンダー：胴体

○光束

　光束による攻撃は｢射程:2(30m)｣の射撃攻撃として扱います｡また､与えるダメージは魔法ダメージです｡

○ターゲッティング

　光束による攻撃は誤射を起こしません｡

○防御膜展開

　｢炎｣｢水･氷｣｢風｣｢土｣｢雷｣のいずれかの属性の物理ダメージ･魔法ダメージを受けると､直後､その属性に対する防御膜を張ります｡防御膜が張られた状態では､すべての部位（アサルト・ガード・ランチャーを含む）はその属性によるダメージや不利な効果をいっさい受けません｡
　新たな防御膜が張られたら､それまでの防御膜の効果は失われます｡
　戦闘開始時は炎に対する防御膜を展開しています｡

●コマンダー：脚部

○攻撃障害=+4･なし

　大きさが攻撃を妨げます｡
[部位:コマンダー：頭部]及び[部位:コマンダー：胴体]は､近接攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます｡
[部位:コマンダー：脚部]のHPが0以下になると､この能力は失われます｡

○踏み倒し/8(15)/生命抵抗力/消滅

　蹴りの攻撃が命中した対象は､その場に転倒します｡キャラクターは望むなら､生命抵抗力判定の代わりに腕力判定(⇒『Ⅰ』122貢)でこの効果に対抗してもかまいません｡

●アサルト

▶二回攻撃＆双撃

　両方の武器腕でそれぞれ1回ずつの攻撃を行います。１回目の攻撃の結果を確認してから、２回目の攻撃を、同じ対象に更に行うか、別の対象を選んで行うかを選ぶことが出来ます。

▶薙ぎ払いⅠ

　近接攻撃を任意の3体までに与えます｡同時に､打撃点が-3点されます｡

●ガード

☑かばうI＆ガーディアンI

　大盾で部隊の盾になります｡すべての部位に対する近接攻撃･遠隔攻撃の対象を､最大で3回まで[部位:ガード]に変更します｡
　複数の部位を対象にする攻撃や､魔法､特殊能力に対しては効果はありません｡

▶隠し銃/9(16)/回避力/消滅

　盾に内臓された銃で唐突に攻撃します｡
｢射程/形状:2(20m)/射撃｣で｢対象:1体｣に｢2d+10｣点の魔法ダメージを与えます｡この能力の対象は既に選ばれたことがあるキャラクターは､回避力判定に+2のボーナス修正を得ます｡

●ランチャー

○投擲槍

　投擲槍の攻撃は｢射程:2(100m)｣の投擲攻撃として扱います。

○ターゲッティング＆鷹の目

　遠隔攻撃において誤射を起こしません｡また、遮蔽越しに目標を定めることも可能です。

▶狙撃準備

　対象に照準を定め、確実に撃墜する体制を整えます。｢射程/形状:2(100m)/起点指定｣で｢対象:1体｣に次の射撃攻撃を行うことを宣言します。
　この魔物が、次の主動作機会に、宣言した対象に向けて投擲槍での遠隔攻撃を行うなら、その命中判定に+2のボーナス修正を得て、打撃点が+14点されます。この動作を実行したかどうか、攻撃が命中したかどうかにかかわらず、主動作が完了したら、この能力の効果は失われます。