○すり抜ける刃

この魔剣による攻撃ではダメージを与えることはできません。

▶︎ダウンサイジング

対象の身体に魔剣を突き刺し、その冒険者(魔物)レベル分のMPを消費することで対象を『ミニミニ状態』(後述)にすることができます。
なお効果中、魔剣本体は対象の体内に取り込まれて使用できなくなります。
この能力は同意した対象にしか使用できず、効果時間は1日です。ただし対象に触れながら再度主動作でMPを消費することで、効果時間を最大2日まで延長できます。

≫△リリース

魔剣使用者が対象に触れて念じることで、魔剣を取り出し「▶︎ダウンサイジング」の効果を即座に解除できます。
この能力は同意した対象にしか使用できません。


※『ミニミニ状態』
手のひらサイズにまで小さくなり、妖精のように少しだけ浮いている状態です。この状態では以下の4つの能力を得ます。

○小さい身体

元の部位数に関わらず、コア部位(なし、もしくは複数ある場合は任意にひとつ選択します)のみの1部位として扱われます。使用できる特殊能力もコア部位のもののみとなりますが、主動作型および飛翔などの全身に効果が及ぶものに限り例外的に使用可能とします。
この状態になる前にダメージや魔法などの効果を受けていた場合、それらはすべてコア部位に集約されます。その結果MPが0未満になることはありません(最低0)が、HPが0以下になる場合は即座に生死判定を行います。なおこの状態が解除された場合、魔法などの効果はコア部位のみが引き継ぎ、HPやMPはコア部位の数値をそのまますべての部位に適用します(最大値を超えることはありません)。
また騎乗や搭載など、他のキャラクターを乗せることができなくなります(乗ることは可能です)。

○軽い身体

あらゆる行動判定(【探索指令】含む)に-2のペナルティを受け、与える(魔法によるもの以外の)算出ダメージと自身の防護点が半分(端数切り上げ)になります。
また跳躍判定が+5、落下ダメージが-20点されます。

○浮遊

足場が悪いことによるペナルティを一切受けず、地上でも水上でも滑るように移動できます。

≫△ポケット

ペットや使い魔のように他のキャラクターの一部として行動したり、アイテムとして荷物の中に収納されることができます。この状態ではあらゆる効果の対象にならず、また部位数を参照する場合は0部位として扱います。
この能力の使用中は戦闘に参加できず、また参加したRは使用できません。
なお強化されたエルフやドワーフの種族特徴、騎芸など接触もしくは騎乗していることで常時型の効果を使用できる能力を持っている場合、他のキャラクターの一部として行動している間はその条件を満たしているものとして使用することができます。


注1：魔剣使用者や対象が気絶または死亡した場合も、明確に解除されない限り効果は持続します。なお第三者が強制的に効果を解除しようとする場合、その都度魔剣使用者の精神抵抗と達成値の比べ合いを行います。

注2：『同意すること』が条件のひとつなので、意識がない対象には使用できません。

用法	必筋	命中	威力	C値	追加D	備考
1H	1	+1	-	-	-