![[魔]](../_core/skin/sw2/img/wp_magic.png)
指揮者の魔剣
基本取引価格：取引不能
- 知名度
- 7
- 形状
- 音楽記号で装飾があしらわれた大柄で頑丈な指揮棒
- カテゴリ
- 〈スタッフ〉A
- 製作時期
- 魔動機文明
- 概要
- 条件付きで魔力増強・ゴーレムに何度でも命令できる。
- 効果
-
[主]命令の変更
この武器を装備した状態で【クリエイト・ゴーレム】で作成されたゴーレムは、何度でも命令を変更できるようになります。
命令の変更は主動作で行い、命令の変更時もこの武器を装備した状態である必要があります。
命令変更時、ゴーレムに触れる必要はありません。
※【クリエイト・ゴーレム】についてはルルブ2：102P参照
※ゴーレムへの命令についてはルルブ2：105P参照[常]魔力増強（器用度＆筋力、目標値30）
使用者の器用度と筋力の合計値が、目標値の30以上となる場合、使用者の魔力が+1されます。
[常]指揮棒としての使用
片手でこの魔剣をふるうことができる場合、指揮棒として使用することもできます。
この用途として使用する場合は、用法2H時の2倍の必筋を満たさなければなりません。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 射程 備考 2H 12 +1 22 12 ― 条件付きで魔力増強・ゴーレムに何度でも命令できる。 1H 24 +1 24 12 ― 条件付きで魔力増強・ゴーレムに何度でも命令できる。指揮棒として使用できるようになる（フレーバー）。
由来・逸話
魔動機文明時代、とある孤独な音楽家のために制作された指揮棒です。
彼の大柄な体格に合わせて特注されたため、指揮棒としては非常に大ぶりで重くずっしりしており、一般的な人間が持てば中サイズの杖に相当するサイズです。
また、音楽家は操霊術にも長けており、この指揮棒を駆使して自ら制作したゴーレムへ緻密な命令を与え、ゴーレムを多数の奏者として操作するために愛用していたとされます。
しかし、彼が生涯をかけて完成させようとしたゴーレムによる音楽団は、技術的な問題を解決できず、その人生最後の演目はお披露目されることもないまま彼の人生は終幕を迎えたのでした。
こうして、役目を果たせなかった魔剣だけが世に残りましたが、主の無念を汲み取った魔剣は、代わりにその悲願を叶えるべく、魔剣の願いに応えてくれた星見の奇跡を使って、現代に魔剣の迷宮を発生させたのでした。
冒険者たちの知恵と勇気が、彼の無念を晴らしてくれると信じて―――