イルザの魔導書
基本取引価格:非売品
- 知名度
- 16
- 形状
- 学生がよく使っている学習帳。表紙に『魔導書』というタイトルと共におさげ三つ編みの少女の似顔絵が書いてある。
- カテゴリ
- 〈スタッフ〉Bランク
- 製作時期
- 現在
- 概要
- かわいい落書きと魔術の本質についての記述が同居している奇妙なノート。裏表紙に「プレゼント。見つけてくれた?」と書いてある。
- 効果
-
○魔法の発動体
○魔導書……?
普段は学習帳の形態を取っていますが、装備者の補助動作によりファンシーでメルヘンなスタッフに変化させることができます。
○第3章:魔法ノート≫
現代では遺失してしまったもの、原理が解明されていないものを含む様々な魔法や流派についての解説・注釈が記されています。熟読することで50名誉点を支払いステラ魔導学派に入門することができます。
○不安定
奇妙な奈落を経由したことで存在や時間軸がおかしなことになっているようです。前兆無く新たな項が追加、または削除される場合があります。
○星に祈りを
ノートの記述を参考にすることで魔晶石から効率よく魔力を取り出します。装備者は魔晶石に含まれているものより「2」点分余分にMP消費を代替させることができます。
用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 2H 1 +1 10 12 +1 可愛くてメルヘンなスタッフにへーんしん!
由来・逸話
イルザ・ステラが研究用に使っていたノートです。魔導書としての力を持っているとはいえ所詮はただのノートなのでコーヒーがこぼされていたり経年劣化によって解読が不可能になってしまっている部分も多くあります。そうでなくとも書いてあることは難解であり、さらには意図の分からない落書きのようなものが多数含まれています。解読することができれば現代魔導学は一歩前進することができるかもしれません。
「体系化……ってなに? おいしいの?」
「……」
「なんて言ってたくらいイルザは文章を書くのが苦手でねぇ」
「え? でもユーシズに残ってた並列魔導術に関する論文はちゃんとしてたような……?」
「……あの卒業論文、シュラハト君が頑張って解読しながらほとんどの文章を直してたのよねぇ」
「それ、バレたらダメなやつじゃないの!?」
――とある日、とある親子の会話より