”青電主”ライゼクス
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感（暗視）
- 反応
- 敵対的
- 言語
- ドラゴン語
- 生息地
- 不明
- 知名度／弱点値
- 17／23
- 弱点
- 水・氷属性ダメージ+3点
- 先制値
- 20
- 移動速度
- 20/30（飛行）
- 生命抵抗力
- 15 (22)
- 精神抵抗力
- 14 (21)
| 攻撃方法（部位） | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | ＨＰ | ＭＰ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 本体 | ― | ― | ― | ― | 900 | ― |
| 頭 | 13 (20) | 2d6+15 | 15 (22) | 7 | 150 | 30 |
| 右翼 | 14 (21) | 2d6+13 | 13 (20) | 9 | 200 | 20 |
| 左翼 | 14 (21) | 2d6+13 | 13 (20) | 9 | 200 | 20 |
| 脚 | 15 (22) | 2d6+10 | 12 (19) | 13 | 100 | 20 |
| 尻尾 | 14 (21) | 2d6+12 | 13 (20) | 10 | 200 | 20 |
- 部位数
- 6（）
- コア部位
- 本体
特殊能力
●全身
[常]青電主
①『ターゲッティング』『鷹の目』を持ち、このキャラクターの攻撃は任意の対象を除外することが出来ます。
②雷属性によるダメージや悪影響を受けません。また、純エネルギー属性から受けるダメージを半分にします。
③HPが0以下になった部位も、主動作や回避判定などを行うことが出来ます。
④このキャラクターを倒して得られる経験点は、[部位：本体]を除くHP0以下の部位の数だけ、更に+80点されます。
⑤このキャラクターに対する戦利品ロールは[部位：本体]を除くHP0以下の部位2つにつき、+1回されます。
[常]痛恨撃
打撃点決定の2dの出目が10以上だった場合、打撃点をさらに「+8」点します。
[補]咆哮/22(固定値)/精神抵抗力/消滅
咆哮を轟かせ、対象を委縮させます。
1Rの間、PC側全ての判定に-1の修正を与えます。
この効果は1Rに1度しか使用できず、連続した手番には使用できません。
●本体
［部位：本体］は主動作を行わず、如何なる行動の対象にもなりません。他の部位に適用されたダメージ分だけ、この部位のHPが減少します。何らかの効果で部位のHPが上昇した場合、その分だけこの部位のHPを上昇させます。ただし、一度の動作で複数の部位のHPが変動した場合、最も大きく変動したもののみが適用されます。（回復とダメージが同時に発生した場合、それぞれの最大値が適用されます）
[常]青電主の怒り
この部位のHPが200点以上減少した場合、［部位：頭］は主動作を2回まで行えるようになります。
攻撃が回避された場合、1Rの間、対象の回避判定に-1の修正を与えます。
この効果は-6まで累積します。
ただし一度でも回避判定に失敗し、モンスターの攻撃が命中したことにより「1」点以上の物理ダメージが発生した場合、解除されます。
この部位のHPが400点以上減少した場合、［部位：頭］は主動作を3回まで行えるようになります。
この部位のHPが600点以上減少した場合、［部位：頭］は主動作を4回まで行えるようになります。
[常]青電荷状態
この部位のHPが400点以上減少した場合に適用します。
・全ての部位の物理ダメージを与える攻撃のダメージに「10」点の雷属性魔法ダメージを追加します。
・[部位：頭部]の『ブレス』と名の付いた攻撃によって雷属性ダメージを与える場合、そのダメージを「5」点上昇します。
・このキャラクターの雷属性の攻撃は『雷属性無効』を『雷属性魔法ダメージを与える行動に対する抵抗判定を自動成功、かつ3点軽減』に置き換え、それを除いた『雷属性ダメージ』を指定する軽減効果を半分(切り上げ)にして算出します。
・[部位：頭,翼,尻尾]の防護点を3点減少します。
また、この部位のHPが減少していない場合でも、近接攻撃が2回回避された部位は、その部位にのみ前述の効果が適用されます。（防護点減少効果は、対象の部位が該当する場合にのみ適用です）
●頭
[主]雷球ブレス/14(21)/精神抵抗力/半減
［射程/形状：2(20m)/貫通］で「2d6+15」点の雷属性魔法ダメージを与えます。
この攻撃は、1Rに1度しか使用できません。また、連続した手番には使用できません。
[主]雷柱ブレス/14(21)/精神抵抗力/半減
［射程：1(10m)］［対象：1エリア(半径5m)/全て］に「2d6+20」点の雷属性魔法ダメージを与えます。
この攻撃は、1Rに1度しか使用できません。また、連続した手番には使用できません。
青電荷状態
[射程：2(20m)]で対象をもう1地点選択することが出来ます。
ただし、これらの攻撃で重複する範囲の中に対象が居たとしても、対象への攻撃処理は1回のみ行われます。
[主]重力球/23(固定値)/冒険者+敏捷or筋力/消滅
［射程：自身］［対象：1エリア(半径15m)/全て］の対象を引き寄せる重力球を放ちます。
対象はこのモンスターと同じ座標に引き寄せられます。
また1Rの間、あらゆる判定に-2の修正を受けます。
この攻撃は『青電荷状態』が適用されていなければ使用できません。
また、1Rに1度しか使用できず、連続した手番には使用できません。
この攻撃に対し、PCは次の手番を「全力移動を行った」ものとして扱うことを宣言することで、抵抗判定を自動成功することが出来ます。
[主]ライトニングブレード/25(固定値)/回避力or精神抵抗力/消滅or半減
[射程/形状：2(20ｍ)/貫通]で「2d6+40」点の雷属性物理ダメージを与えます。
この攻撃に対して抵抗判定で受けた場合、対象の防護点を半分として扱います。
この攻撃には『青電荷状態』の打点追加・上昇効果は適用されません。
この攻撃は、あらゆる遮蔽を無視して行えます。
この攻撃は『青電荷状態』が適用されていなければ使用できず、1Rに1度しか使用できません。
[主]トサカ振り回し攻撃
囮攻撃Ⅱと同様の処理です。
●翼
[常]飛行(+2)
命中判定及び近接・遠隔攻撃に対する回避判定に+2の修正を受けます。
この効果は、全ての［部位：翼］のHPが0以下になると失われます。
[主]2回攻撃・双撃
●脚
[主]飛び掛かり攻撃
[射程：自身(3m)][対象：全て]に近接攻撃を行います。
青電荷状態
[射程：1(10m)/全て]の対象に『10』点の雷属性魔法ダメージ(生命抵抗力(21)/消滅)を与えます。
●尻尾
[常]部位破壊
［部位：本体］のHPが1以上の状態で、斬撃武器によりこの部位のHPを0以下にした場合、このキャラクターに対する戦利品ロールの回数を+1回します。
[常]強靭な尻尾
この部位による攻撃の『痛恨撃』の適用条件が、出目8以上になります。
青電荷状態
条件が出目6以上に変更されます
[主]テイルスイープ
5体までを対象に近接攻撃を行います。
戦利品
- 2～6
- 青電主の厚鱗(500G/赤白金A)
- 7～12
- 青電主の重棘殻(1000G/赤白金S)
- 13～
- 青電主の雷玉(3000G/赤白金S)
解説
全身各部の発電器官が過剰に発達し、強大な力を得た電竜ライゼクスの特殊な個体。
平常時から通常種の電荷状態と同等規模の膨大な電力を蓄えており、各部位を翠色に輝かせている。
体格は通常の個体より二回り近くも大型化、鶏冠も肥大化した上により刺々しく発達しており、
全体的により激しく攻撃的な印象を与える風貌と化している。
ただでさえ凄まじい電気エネルギーを身に宿しているが、
外敵を発見すると更なる発電行動を繰り返して限界以上に電力を蓄積していき、
やがては周囲を照らし出すほどの青白い電光を放ち始める「青電荷状態」へと移行する。
その輝きは蒼穹を思わせるほどに美しく、その様子を見た者達から≪青電主≫の二つ名を付けられた。
青電荷状態となった青電主ライゼクスの各部位は落雷をも上回る規格外な電気エネルギーを宿しており、
その部位を用いた攻撃はどれも恐るべき破壊力を持つ。
特に鶏冠から莫大な電気エネルギーを迸らせ、それを大剣の如く振り下ろす『ライトニングブレード』は、
巻き込まれたものは影だけを残して消却されるとまで謳われるほどの壮絶な威力を誇る必殺技である。
また、運動能力も通常の個体以上に強化されており、攻撃の激しさに拍車をかけている。
中でも飛行能力は元々空中戦を得意とするライゼクスの中でも群を抜いて高く、
空中で側転するように身を翻しながらブレスを吐いて攻撃してきたという驚くべき報告もある。
また、自身の放つ電光の激しさに慣れているためか、
唐突に強烈な閃光を浴びせられても簡単にはバランスを崩さず飛行を継続するという。
また、発達した電殻と膨大な電力を駆使する事で強力な電磁力を発生させる技を体得している。
翼爪を打ち合わせながら発生させた『超電磁球』は周囲に存在する磁力の影響を受ける物を引き寄せ、
それに触れた瞬間に容赦なく感電させる。
ハンターの装備などもその対象となるため、周囲に居れば無理やりにでも引き寄せられてしまい、
さらに自由に身動きができないそのタイミングを狙い、
青電主からの追撃が襲い掛かってきたとも報告されている。
このように恐るべき攻撃性と兇暴性を誇るが、
その余りにも強大過ぎる電力は青電主ライゼクス自身にも負担をかけていると思われる。
特に青電荷状態を維持している部位は非常に守りが弱くなっており、
外敵やハンターからの反撃に耐え切れず破損してしまう事もある
(しかしそれによって電力が抑えられるなどということは特に無い模様)。
また、暴れすぎて極限まで疲労が蓄積すると各部位の発電が一時的に落ち着き、
平常時の電竜に近い容姿に戻る事が確認されている。
通常種を遥かに上回る圧倒的な戦闘力から、ハンターズギルドではこの個体について特別措置を設けており、
ギルドから特別な許可を得なければ狩猟に向かうことは許されない。
一方、自身の電力によって鍛え上げられた素材は通常の電竜のものよりも価値が高く、
その素材から作られた武具には青電主の魂が宿り、その攻撃性が表れたかのような特異な性質を得るという。