容姿・経歴・その他メモ

銀髪碧眼、小柄。
身長：158ｃｍ　体重：秘密
魔法円は胸元
好きなものは綺麗な景観。美味しい食べ物。
嫌いなものは何もない日々（ただし命に係わるドッキリ展開は勘弁願いたい）
かさかさ動く系の虫（むかでとかくもとか）

ドーデン地方オルフィードにハイマンの母と元冒険者の人間の父の間に生まれた。母は生まれてまもなく、心臓が停止し穏やかに亡くなっておりミッシェルは顔を覚えていない。残ったのは名付けてもらった名前と母と同じ銀髪碧眼だけ。ミッシェルにとっての宝物である。そして粗暴だった父からは己を反面教師に礼節を教え込まれており、これは古傷で長くない父なりにこの世を生きていくための処世術を娘に伝えるためであった。
父もミッシェルが物心ついたころに、古傷が悪化して亡くなりミッシェルは天涯孤独となった。家は残されているが、父が冒険者時代に築いた財産は瞬く間になくなり、街ゆく楽し気な貴族たちの姿と己の現状を比較し、金がなければこの街にはいられないと生きるために旅に出る。

15歳の頃、妖精使いの長命種メリアに出会い、その自然と共に自分らしく生きる生き方、長い年月から見た死生観に影響を受け、弟子入りして妖精魔法と生き方を学ぶ。200歳を超える彼女にとってはほんの気まぐれの時間だったとしても、寿命を意識し始めて焦燥感を覚えていたミッシェルにとっては人生を大きく変えた出会いであった。

17歳の頃、命短し恋せよ乙女という言葉のように、ミッシェルは恋に落ちる。それは父が語っていた母の姿が恋をして結婚し、死ぬその時まで幸せだったことへの憧れもあった。人間の男性に恋をして、その人のいる街に度々立ち寄って親交を深めた。しかし、ある日ミッシェルは女性に刺され、生死をさまよう。数か月の療養の後、街に戻ってみると男性は結婚していた。その相手は自分を刺した女性であり……恋とは戦争なのだなと苦い経験を味わうことになった。

20歳の頃、放浪を続けていると様々な経験を経る。それは一人寂しく夜の森で野宿をしている時、目が覚めると溶岩あふれる見知らぬ土地にいるなどといったことだ。突然の出来事にこれは夢か？　と混乱し、熱かったこともありマグマよ固まれと願うこと数十秒。夢ならばいつもなら思い通りに動かせるのに、一向に願い通りにならないことを見て、自分が魔域に飲み込まれたのだと悟って絶望する。
水妖精と契約していない彼女は悪戦苦闘しながら、どうにか炎を扱う魔神を倒して九死に一生脱出する。

そうして23歳現在。波乱万丈、人の手を借りたり、独力だったりで頑張りながら、辛いこと楽しいことを経験して暦を刻んで、少女だったミッシェルは大人となり、そして己の終わりが近づいていることを自覚している。
短いなりの人生、楽しんできて、終わりの時まで自分らしく生きて、ありのまま自然に死のうと世界を見て回っている。

ここからの旅は終末へと向かう短く濃密な日々でありますようにと願いながら。



信条　財力：否定　自然：肯定
矜持/執着　どんな時も礼節を失わない。

家族に冒険者がいた
子供の頃に家出したことがある。（現在進行中）
役に立たない得意技がある。（夢を見る時、明晰夢にできる）

冒険に出た理由　破産した。（チョイス）

特別な師に出会えた。
恋敵に刺された。
奈落の魔域に落ちた。

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