ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ダイヤモンド - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ダイヤモンド

プレイヤー:fenrir

種族
ナイトメア(人間)
年齢
100
性別
種族特徴
[異貌][弱点/土]
生まれ
憲兵
信仰
ランク
ブロードソード
穢れ
1
7
15
8
10
12
6
2
10
7
成長
2
成長
2
成長
2
成長
4
成長
1
成長
1
器用度
19
敏捷度
21
筋力
23
生命力
21
知力
19
精神力
16
増強
0
増強
1
増強
1
増強
増強
0
増強
器用度
3
敏捷度
3
筋力
4
生命力
3
知力
3
精神力
2
生命抵抗
9
精神抵抗
8
HP
39
MP
34
冒険者レベル
6

経験点

使用
18,000
残り
250
総計
18,250

技能

ソーサラー
6
ファイター
5
レンジャー
2

戦闘特技

  • 《武器習熟A/アックス》
  • 《魔法拡大/数》
  • 《防具習熟A/金属鎧》

練技/呪歌/騎芸/賦術

  • なし

判定パッケージ

レンジャー技能レベル2 技巧 5
運動 5
観察 5
魔物知識
0
先制力
0
制限移動
3 m
移動力
22 m
全力移動
66 m

言語

会話読文
交易共通語
魔法文明語

魔法

魔力行使
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
ソーサラー技能レベル6 真語魔法 9 9 +0
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
ファイター技能レベル5 24 8 9
《武器習熟A/アックス》 1
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
ヘビーアックス・カスタム+1 1H両 23 +1=9 28 11 +1=11
ヘビーアックス・カスタム+1 2H 23 +1=9 38 11 +1=11
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
ファイター技能レベル5 24 8
《防具習熟A/金属鎧》 1
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
プリガンディ 18 -1 7
タワーシールド 17 2
合計:ファイター/すべての防具・効果 8 10
装飾品 専用 効果
背中 ウェポンホルダー 武器や盾を1つ背中に保持できる。
右手 剛力の指輪 装備時筋力を+1、破壊時+13
左手 俊足の指輪 装備俊敏度を+1、破壊時+13
ダイヤモンドの指輪 発動体
所持金
8,843 G
預金/借金

所持品

冒険者セット 1つ
アウェイクポーション 1つ
魔香草 15個
保存食1週間分 1つ
薬師道具セット 1つ

名誉点
45
冒険者ランク
ブロードソード

名誉アイテム

点数
冒険者ランク100
専用盾50

容姿・経歴・その他メモ

ランドール地方出身、身長177cm アルビノのナイトメア。

経歴表
1-1 大恋愛をしたことがある
1-3 子供のころ家出したことがある
6-2 溺れたことがある

冒険に出た理由
名声を得るために

モノローグ:Unbreakable Jewelry
「力だけでは、どうにもできない」
「同時に、優しさだけでは、何も救えない」
「二つを正しく使えてこそ、真にすべてを救う」
「彼から貰ったこの優しさと、私の力があれば」
「もう、何も怖いものはない。それを、彼に見せるために」
「私は冒険を続ける」

使える真語魔法
レベル1(基本ルルブIp248)
エネルギーボルト 消費MP5
ブラント・ウェポン 消費MP2
ライト 消費MP1
ロック 消費MP1
レベル2(基本ルルブIp249)
センス・マジック 消費MP1
ディスペル・マジック 消費MP3
ナップ MP5
バイタリティ MP2
レベル3(基本ルルブIp250)
アンロック 消費MP2
センス・エネミィ 消費MP2
パラライズ 消費MP3
リープ・スラッシュ 消費MP7
レベル4(基本ルルブIp251)
ファミリア 消費MP15
マーキング 消費MP2
ライトニング 消費MP7
レベル5(基本ルルブIp252)
ウェポン・マスター 消費MP5
ウォール・ウォーキング 消費MP3
トランスレイト 消費MP2
ブラスト 消費MP6

履歴

ランドール地方出身、身長177cm アルビノのナイトメア。彼女は運の悪いことに、魔法戦士としての適性が高く、10歳になった頃には戦争の道具として使われていた。周囲から期待の目を向けられていて、生活面でもかなり優遇されていたが、あくまで"戦争の道具"という事実に彼女は嫌悪感を示した。
14歳になった時、彼女は国から飛び出した。"戦争の道具"扱いはもうこりごりだった。ツタに絡まれようとも、枝に引っかかれようとも、矢に射抜かれようとも、ただひたすらに走った。走って、混沌海までたどり着いたとき、彼女は立ち止まった。立ち止まって、考えた。
"戦争の道具"じゃない自分に、どんな価値があるといえるのだろう?
…答えは"なにもない"戦争の道具以外の価値など、彼女自身にはなかった。戦争の道具以外の価値は否定され、認められなかった。蛮族とすら扱ってもらえなかった。生物ではなく、道具としてしか見られていなかった。
彼女は急に、寂しくなった。生きていて、誰一人として自分を生物として扱ってくれなかった。彼女はその事実に、耐えきれなくて
海に、身を投げた。


彼女が次に目覚めたのは、やや硬いベッドの上だった。意識が途絶える前の傷には処置が施されており、ベッドの隣にはスープと、パンが二切れ置いてあった。彼女が状況を飲み込めずにいると、一人の人間の男がやってきて、
「良かった、目が覚めたんだね」
と声をかけてきた。聞いたこともない、非常にやさしい声だった。
男は、パンを少しちぎってからスープに浸し、それを彼女の口に運んでこう言う。
「少し冷めちゃったけどさ、とにかく食べてよ。君は三日間も寝たきりだったんだから」
彼女は言われるままに食事をとる。ものを食べているうちに、少しづつ落ち着いてきて、少し、暗い気持ちになった。"なにもない"のに、死ねなかった。またいつ"戦争の道具"にされるかわからない、そんな恐怖が彼女を蝕んだ。
ひと通り食事を終えると、男は話しかけてくる。
「僕の名前はローズ・クォーツ。君の名前は?」
彼女は困った。なぜなら、名前を与えられなかったからだ。彼女が言いよどんでいると男は、
「…もしかして、名前がないの?そしたら、僕が考えがあるよ!」
ちょっと待っていてね、と男はどこかへいった。待っている間、彼女は考えを巡らせていた。あの男は、なぜ、何のために私を拾ったのだろう?それより、ここは?また私は、"戦争の道具"にされるのか?様々な考えを巡らせるが、答えはわからなかった。
しばらくすると、男が何かをもって帰ってきた。それは、美しい輝きを放つ石だった。
「じゃっじゃ~ん!僕の宝石コレクション!この中から特に気に入った宝石を言って!それが今日から君の名前!」
宝石。初めて見るもの。血のような赤を放つもの、奥が見えない深い青をもつもの、淡くピンク色を纏うもの、透明なオリーブの実のようなもの…数ある宝石達の中で、彼女が魅かれたものは………
ほかの宝石より小ぶりなのに、ほかの宝石にはない、ぎらぎらとした存在感を放つ、透明、それでいて中に無数の色めきが見える。その宝石を手に取った。
「ん、それか。それはね、ダイヤモンドだよ。小さくても、きれいだよね!」
「ダイヤモンド…」
「そう!その宝石の名前で、今日から君の名前!よろしくね、ダイヤモンド!」
彼女は涙をこぼした。悲しみからではなく、うれしさから成る涙。名前の無い道具ではなく、名前のある生き物として扱われることが、ただ嬉しかった。


彼女がローズと暮らし始めて数か月。彼女は少し、この周辺のことが分かってきた。まず、ここらは鮮血海沿岸周辺の村とも集落とも呼べる場所で、水棲蛮族や海賊にそこそこの頻度で襲撃されるらしい。それらを撃退して手に入れた宝石や素材といったものを数km先のハルシカ商協団という国に売りに行って得たお金で何とか維持しているらしい。(ローズの宝石コレクションは、売りに出すものの一部をくすねてできているそう)ただ、最近は撃退の為の人手が足りないらしく、ローズも戦闘にかかわり、家にいないこともしょっちゅうある。彼女は、ローズが戦闘に参加したっきり帰ってこないんじゃないか、そう不安になり、自身も参加したいと伝えた。彼女にとって、"戦争の道具"になることは何よりも嫌悪すべきものだった。しかし、それ以上にローズを失いたくなかったのだ。それを聞いたローズは、少し考えた後、寂しそうに微笑んで。
「確かに、ダイヤがいれば撃退はいくらか楽になるだろうね」
「けれど、そんなことをしたらダイヤはここの"英雄"になってしまうだろう」
「そうなれば、みんながダイヤを利用したがる」
「…ダイヤを拾った時、とても傷だらけで」
「希望を失ったような、悲しい顔をしていた」
「僕は、そんな顔をダイヤにもうさせたくないんだよ」
彼女は何も言い返せなかった。そんなことはどうでもいい、だからローズを守りたい。…そんな言葉も出せなかった。
二人はしばらく、静寂に包まれる。お互い何か言いたくて、それでも出せなくて。その日は、それで終わった。


それから二十年経過した。結局、彼女は撃退には参加せず、ローズの帰りを待って、時々不安になる。そんな日々を過ごした。すっかり成熟した彼女には、なぜ不安になるのかがわかっていた。ローズに対して、恋心を抱いているのだ。けれども、それを伝えそびれていた。…ナイトメアが本来忌み嫌われる種族だということも知ったからだ。思い返せば、ここ二十年で一度も外に出たことがない。ローズが他の住民に見せないようにしてくれていたのだろう。穢れている自分は、ローズに相応しくない。その考えが、彼女の恋心を外に出すのを妨げていた。
ある日、ローズが海賊の撃退に向かうとき、
「そうだ。今日は渡したいものがあるから、楽しみにしておいて」
といい、出かけて行った。彼女は"渡したいもの"が気になってしょうがなかったが、待てども待てどもローズは帰ってこない。帰ってこないまま、すっかりあたりは暗くなってしまった。いよいよ不安がぬぐいきれなくなった。もし、このままローズが戻ってこなかったら?彼女の脳内がそれで埋め尽くされたとき、カチャリ…と弱々しくドアを開く音が聞こえた。ローズが帰ってきた!彼女は確信する。しかしそれは、あまりにも…痛々しかった。
左足には矢が突き刺さっており、頭からは血が絶えず流れている。服はところどころ引き裂かれたようになっていて、指は数本欠けている。呼吸は弱弱しく、今にも倒れそうだった。
「ローズ!!」
彼女はローズを抱きかかえる。もっとそばにいて、守ってあげれば…!そんな考えが彼女を支配する。
「ごめん…だいぶ遅くなっちゃったね」
ローズは弱々しく微笑む。
「肩をかして、くれないかな。ダイヤに渡したいものがあるって…いったろ?」
彼女はローズの歩幅に合わせて、ゆっくり歩く。ローズの机の宝石箱。その隣に、深い紺色の小さな箱があった。
「開けてみて」
彼女がいわれるがままにあけると、中には、あの日見たダイヤモンドを飾り付けた指輪が入っていた。
「待って、僕がつける」
ローズはそういうと、残った指で丁寧に、彼女の左手の薬指に指輪をはめる。
「最近、自分の気持ちに正直になろうと思ってね」
「二十年も言葉に出せなかった気持ち」
「この指輪が、ぼくの気持ちそのものさ」
彼女の頬を、涙が伝う。それを見たローズは、優しく微笑んで
「ダイヤ、大好きだよ。これからもね」
彼女にそっと、口づけをする。それでこと切れたのか、ローズの体温が下がって、その体は力を失っていく。
彼女は泣き叫んだ。数時間、三日三晩、数か月、数十年。泣き続けた。ローズの体が腐り果てても、自身の体に蛆がはって来ようとも。


六十年ほどたって、ようやく彼女は泣き止んだ。冒険者になることを決心したのだ。ローズが生きていたなら、確実に止められたであろう。けれども彼女は、冒険者になることにした。神の許にいる、あるいは転生したローズの魂に、もう寂しくないと、そう伝えるために。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 16,000 15,200 150 器用×2
敏捷×2
筋力×2
生命×3
知力×1
精神×1
2,250 8,433 45 生命
取得総計 18,250 23,633 195 12

収支履歴

冒険者セット::-100
アウェイクポーション::-100
ヘビーアックス・カスタム+1::-6340
プリガンディ::-3800
タワーシールド::-600
ウェポンホルダー::-1000
能力増強の指輪×2::-1000
魔香草×15::-1500
ダイヤモンドの指輪(発動体)::-100
保存食1週間分::-50
薬師道具セット::-200

チャットパレット