背負い袋
水袋
毛布
松明4本
火口箱
ロープ（10m）
小型ナイフ

１「今回の冒険。村から蛮族による家畜の被害報告。村長および被害を多く受けていた家畜小屋のせがれから話を聞く。近隣の森で最近蛮族の活動が活発になっていた。見つけたのはサーベルフッドが3体、アローフッドが2体、ボルグが1体。その後、足跡をたどりボルグ3体とボルグハイランダー1体を発見。いずれも戦闘になった後すべて討伐。同行した冒険者が多く、戦闘はすぐに終了した。私の攻撃は一度も当たらなかった。精進せねば。」
２「今回の冒険。村に疫病が流行り、特効薬の運搬。運搬を間に合わせるため、現在使われていない洞窟を通る。道中シャロウアビスに道がふさがれていたため突入。内部は過去の村の幻影だった。遭遇した魔物は道中でスケルトン2体、シャロウアビス内でゴブリン3体、およびゾンビ2体・ドライコープス1体・ゴースト1体。このうちゴーストは過去の村の幻影の村人らしく、ユーディアが薬を持ってきたことを伝えると成仏した。帰路の途中、スケルトンが来た方角に墓地があると推測し弔いのため向かう。実際にあったのは毒性のある湖と、白骨死体が1つだけだった。過去の村では水葬を行っていたと考えられる。」
３「今回の冒険。商人のベリルから蛮族の討伐依頼。道中ジェットの酒の種が風に飛ばされて木に引っかかるトラブルに遭遇しながらも、蛮族と遭遇。無事討伐に成功した。討伐に成功後、戦闘を見ていたベリルから新たな仕事を依頼され、これを快諾する」
「前回の冒険から日を改め、ベリルから依頼された魔動機の運搬を行う。今回の道中では宝剣を見つけた（帰還後に持ち主を見つけ返したところ、一人当たり900Gという大金を渡された）。運搬の最中、蛮族の群れと遭遇したためこれを討伐。無事運搬に成功した。…あの魔動機はいったい何をするためのものだったのだろうか？」
４「今回の冒険。ゴンドリエーレから三毛猫のモカの捜索依頼。同時期にハーヴェスの水位が増水傾向にあった。モカを探す途中、珍しいオスの三毛猫を狙う盗賊と交戦。途中、ウンディーネが盗賊を水に引き込む事態となった。モカ含む猫たちの集団失踪はケットシーの召集に応えるためだったらしく、続けてハーヴェスの水位問題についての依頼を受ける」
５「前回の続きの冒険。水中に沈んだ水位調整施設に潜入し、事態を修復するために清浄のアクアマリンを捜索した。水中ではウンディーネたちがボトムウォーキングをかけてくれたためおぼれることはなかった。…正直なところ、かなり緊張する状況だった。アクアマリンのそばには魔動機が控えており、アクアマリンを手に取った時点で戦闘となった。戦闘ではテファのスパークが取り巻きを一網打尽にし、ほぼ損害なしでアクアマリンを入手することに成功した。アクアマリンは無事ケットシーの手に渡り、ハーヴェスの水位問題の解決に成功した。」
６「今回の冒険。クオーレ経由でシャロウアビスの調査依頼。脅威度は5ということで、クオーレ含め4人のメンバーで突入することとなった。シャロウアビスの構成はシンプルな一本道で、何かから逃げてきた様子のホッグフッドと交戦。これを撃破する。最奥ではタイガーが潜んでおり、これと戦闘。タイガーは尋常でない身のこなしでこちらの攻撃を易々とかわし、強烈な攻撃を繰り返す強敵であった。途中エリクシルに痛烈な一撃が入った時は肝を冷やした。最終的に全員が満身創痍となりつつ辛勝。無事シャロウアビスの破壊に成功した。途中のエリクシルに入った一撃といい、イーヴ神の神官として恥ずべき事態であった。帰路の途中ナルザラント流柔盾活用術の存在を知り、より強固な盾となるため、また守りを攻めに転ずるために入門することにした」
７「今回の冒険。薬草が採取できる山に出没した、亜竜の討伐依頼。山中にはほとんど痕跡がなく、もともと住んでいたのではなくほかの場所から何らかの理由で住処を追われた結果たどり着いたものと思われる。探索中に仲間と私で救命草を7本発見する。山中で見つけた薬草は持って帰ってよいということだったため、ありがたく頂戴した。戦闘では仲間には指一本触れさせず、また私自身も危ない状況に陥ることなく討伐に成功した。盾として、もっと強くならなければ」
８「今回の冒険。豚の放牧地に蛮族が侵入したためその討伐依頼。豚ごと始末してほしいということなので事情を聴いたところ、蛮族の手がついた肉は売れにくくなるらしい。蛮族がまたがったところで穢れが移ることはないと思うが…忌避する感情自体はわからなくもない。ボス格は大きく成長した豚にホッグフッドが乗っていたが、乗っていたというより振り回されていたな…。身の丈に合わないものは身を滅ぼすといったところか。」
９「今回の冒険。グレンツェ村近辺に発生したシャロウアビスの調査及び破壊。内部には大量の宝物があったものの、多くは偽物だったようだ。宝物に擬態した魔物との戦闘後、運よく黄金のマトックが見つかり、高額で売却できたのは僥倖だった。最深部にはドラゴンに擬態した植物がいた。吹き出す種子に後衛が狙われ、後衛が半壊したり、ハトが気絶してしまう事態に陥りつつも何とか撃破。無事シャロウアビスを破壊した。魔法への対抗方法を考えなければ…」
１０「今回の冒険。狂暴化した猛獣の討伐依頼。ディノスが狂暴化していると商人ギルドのものから依頼があったため現地へ急行。無事討伐し、村に被害が出る前に事態を収束させられた。」
１１「今回の冒険。貴族令嬢の護衛任務。領主の娘が、一駆け出しの冒険者を護衛に町の近辺を探索したいといいだす事自体はわからなくもない。だが親の許可が取れているというから驚きだ。…案外、気づかせないように近衛のようなものが控えていたのかもしれないが。探索では丘の上で休憩をしているときに蛮族の群れと遭遇。一度強烈な攻撃を受けるも無事に討伐。その後令状を街へ護衛し依頼を完了した。…そういえば、町の中でダンが薬をかぶって女性になった時、フェルスは動じることなくダンだと特定できていた。聞けば『筋肉でわかる』そうだが…人に化ける蛮族を見破ることもできるだろうか？」
１２「今回の冒険。遺跡にあるという魔剣"フロンティア"の捜索。遺跡内では様々な魔剣と、それを使って謎を解く試練が用意されていた。はじめの暗き底に"覚悟"と"希望"を届けよという石碑に書かれた言葉に従って入口そばにあった井戸へ覚悟の剣と希望の剣を持ってゆくと近くの森林が消え、魔剣フロンティアが姿を現した。フロンティアの望みに従い蛮族と戦闘し、無事これに勝利。フロンティアを手に入れることができた。フロンティアは開拓者が未開の地を切り開くのが見たいらしいが…しばらくギルドの保管庫に眠ってもらうことになるだろう」
１３「今回の冒険。海沿いにある村から、観光地にする予定の洞窟内部の調査。この村の洞窟には海から貝殻が流れ込み、奥地ほど研磨された美しい貝殻が採れるらしい。洞窟はもともと海賊…あるいは義勇軍のようなものが拠点にしていたらしく、彼らが使っていたものであろうバンダナがあった。どうやら、これで敵味方の識別を行っていたらしい。探索を進めたところ洞窟は遺跡とつながっており、海賊（仮称）はここを拠点としていたようだ。最奥地ではゼアネモという蛮族と遭遇。連携のとれた魔術師が2人おり苦戦させられるも何とか勝利。無事洞窟の安全を確保した。海賊が使っていたバンダナは観光客の身分証明替わりに使うらしい。まあ道中の魔動機もバンダナの有無で攻撃対象を決めているようだったから、ちょうどいい警備となるだろう」
１４「今回の冒険。海沿いの漁村に蛮族の出現が確認され、その討伐。漁村では昔からカマウェトとの共生関係にあり、協力して漁を行っているらしい。カマウェトが曳く船に乗って蛮族を捜索していたところ、向こうの斥候・本隊とそれぞれ遭遇したため撃破。カマウェトがいうには頭目に従う集団という様子だったため、残党もいずれ散り散りになるだろう。報酬で持っている間ドラゴンと心を交わす魔剣なるものを頂いた。リシテアがいきなり流暢にドラゴン語で話すようになったときに依頼者も驚いていた様子から、どうやら"心を交わす"ということがどういうことかは知らなかったようだ。魔剣はとりあえず、そのままリシテアに持っていてもらうことにした。」
１５「今回の冒険。リカントの里で特産品の材木が取れなくなっており、その調査手伝い。現地を調査したところ、森には腐敗臭ただよう汚泥がまき散らされており、あちこちに聖印らしき記号が刻まれていた。調査中、何かを運ぶコボルドと遭遇。尋問したところ蛮族が信仰する何らかの神の儀式のためにこのような凶行に及んでいたらしい。運んでいた先に向かうと首領格と遭遇し、これを無事撃破した。祭壇を調べたところ、小神にあたる神格を得ている神で、司るのは"悪臭"だったようだ。…どのような教義なのだろうな。」
１６「今回の冒険。孤児院で飼っている子犬が地下水路に逃げ込んでしまったため、その捜索。前任の管理者が何か恐ろしいものを見たとかで途中の扉の鍵を捨ててしまっていたため、リーレットとスヴェアが開錠を試みたることになった。…簡単なカギと言っていたのに二人とも失敗して鍵穴をつぶしてしまうとは思わなかったが。最終的には、ラウノにノッカーボムを使ってもらい鍵を吹き飛ばした。道中罠を気にせず突っ込む劉に気を取られて罠に巻き込まれることもあったが、何とか子犬の救出に成功。依頼を達成した。…結局鍵を破壊したことは管理人に伝えられなかったように思うが、大丈夫だろうか…」
１７「今回の冒険。貴族令嬢の使用人からサプライズをしたいためその材料を集めてほしいという依頼。聞けばフルーツタルトを作って労わりたいとか。依頼された材料の中にハチミツがあったのだが、これを集めようかというときにリシテアとクオーレからパナマビーのハチミツはどうかという話が出た。聞けば、ブルライト地方南東、ファーベルト平原に生息する固有種で、その蜂蜜から作った蜂蜜酒は特産品として有名らしい（私は知らなかったが）。いつか飲んでみたいものだ。依頼の品あつめは順調に終わり、無事かの令嬢の慰労に成功した。」
１８「今回の冒険。近隣に発生したシャロウアビスの破壊。もともと魔剣の迷宮があった場所に発生したらしく、その特性を引き継いだ魔域となっていた。周辺から物品を知らず知らずのうちに迷宮内に移動させるという少々はためいはくな迷宮をもとにした魔域というだけあって、近隣のものというものをすさまじい勢いで盗んでいたらしい。魔域内部では案内人気取りの魔神と遭遇。神経を逆なでされながらも無事試練を攻略し、魔神を撃滅した。…人の死を弄ぶものではない。」
１９「今回の冒険。ギルドフリズムスターから塔の攻略の増援を頼まれたため、そちらへ救援に行った。フリズムスターはユーシズにあると聞いて長旅になるかと思っていたが、まさかグレンツェとの間にテレポーターがあったとはな…。おかげで、日帰りでグレンツェへと戻ってくることができた。
　フリズムスターのギルドマスターの従者は名誉人族となったドレイクが務めているらしい。聞くところによるとドレイクは竜になる力があるとか。私も竜になれればよいのだが…」
２０「今回の冒険。ハーヴェスで開催されるグルメコンテストに出場するため、食材の調達と調理を行った。開催者のコメントでは冒険者らしい野趣あふれる料理が食べたいとか。これを受けてギルドドラゴンファイアの料理人のリルドラケンからおすすめの食材を聞き、猪と野鳥の生息地までそれぞれ赴いてこれを仕留めた。料理大会当日では食材は十分すぎるほど集まったので、私も料理大会では猪の調理を任されることになった。…自分で言うのもなんだがなかなか旨い料理ができたと思う。今後は自分で料理もやってみるか」

１「今日はイーヴ神殿から話が回ってきたため、ハーヴェスに赴いて訓練に参加してきた。聞けば、テラスティア大陸というほかの大陸の巨大国家、ルキスラというところから名士が来ており、銀鱗隊という精鋭の防衛術を簡単に手ほどきしていただけるとか。この機会はもともと探検隊の側面が強かったルキスラの隊と交渉の場で軍事的な技術のデモンストレーションの一つとして取り付けたそうだが、本当ならハーヴェスの政治家はかなりのやり手である。銀鱗隊では重要人物を警護するために魔法からかばう術を磨いており、手ほどきを受けられたのは基礎だけながらもとても有意義な一日だった。」
２「今回の冒険。アンデッドが大量発生したためその討伐。…道中のボルグレブナントらはどうとでもなったが、まさかあそこまでデスソードがいたとはな…。不倒の盾として回避は不要と考えていたが、改めるか」
３「今回の冒険。クオーレの実家の金庫掃除。まさかグレンツェからほかの場所へもテレポーターで行けるとはな…大した技術力だ。悪霊の石という地名だったが、クオーレが落とした魔剣から迷宮が作られ、結局金庫掃除はクオーレに任せることになった。迷宮内ではまたもデスソードと遭遇。…今回は前衛に回避力に優れるメンツが多かったこともあり、デスソードを討伐するまでは私は後方から援護をおこなった。対策が必要だな」
４「今回の冒険。過去に断臂刑をうけ、治療のための資金を集めるために奔走する村人から闘技場への出場依頼。闘技場は魔剣の迷宮内にあり、出場者を推挙するごとに賃金をもらえるのだとか。…過去に何をして刑を受けたのかは少し気になるが、ギルドも通した正規の依頼のため受諾。闘技場では人族、蛮族問わず観客になっており、熱狂の様は異様ともいえた。試合自体は私が盾、ルージュが矛となり攻防を見せたことで盛り上がっていた様子だった。次回の参加時は金牛宮というランクになるらしい。まあ、グレンツェのほかの連中が参加することになるかもしれないが」
５「今回の冒険。カスロット砂漠の線路上に発生した魔域の破壊。魔域突入前からすさまじい熱気を放っており、内部は火山もかくやという暑さだった。幸い私はサーマルマントを着ているおかげで平気だったが、金属鎧を着ているダンはかなり辛そうであった。敵も炎を操る竜種が多く、最近習得した練技がなければ消耗は激しかったかもしれない」
６「今回の冒険。蛮族に制圧されたラーマン砦の奪還。抵抗したものの、ドレイクが率いる軍勢にあえなく敗走することになったとか。砦内部では見張りをやっていたコボルドを尋問することで隠し通路の存在を見つけ、ドレイクへ奇襲を仕掛けることに成功。無事砦を奪取することができた。…ドレイクが竜に変化するのは初めて見たが、かなり力が増していたのを感じた。…私も竜の血を引いているのだから、何かの方法で竜に変化することはできるはずだ」
７「今回の冒険。アンデッドの出没が確認できた墓地へ墓守が向かってしまったため、その救助。墓守はフードをかぶった人物が墓地に向かうのを見たため警告するために飛び出してしまったとか。…ミイラ取りがなんとやらだな。墓守の救助とフードの人物の捜索は何とか完了したのだが、そばにある池の浮島で何やらかがり火が炊かれていたため、何者がいるのか調査に向かうことに。そこにいたのはツァイデスの信仰を自称する狂人で、冥王なるものの右腕の封印を解くための儀式を行っていたらしい。狂人は討伐できたが…たどり着いた時点で儀式は完了していたらしく、右腕の封印は解かれてしまった。…冥王というのが何者か知らないが、第二の剣の神に関連するならろくでもない者だろうな。」
８「今回の冒険。ワインの買い付けを行う商人の護衛。ワインの買い付けまでは問題なかったのだが、帰りに奈落の魔域に巻き込まれてしまった。魔域は何者かの夢で、目覚めさせてほしいと妖精たちに頼まれ攻略に挑むことに。…まあ、頼まれずとも魔域の破壊は行わなければならなかったろうが。魔域の攻略自体は順調に進み問題なかったのだが、街の令嬢の恋敵であるルーンフォークの幻影を見た途端言い知れぬ憎悪が胸中に渦巻くようになった。…記憶に基づかない憎悪だからと表向きは出さぬよう気を付けていたが、魔域から出るまで苦労した。」
９「今回の冒険。スヴェアから鉱山に出没したアンデッドの討伐依頼。…そういえば、本業は鍛冶師だったな。鉱山ではアンデッドだけでなく、蛮族とも遭遇した。様子を見るに、蛮族がアンデッドを従えていたらしい。頑強な鎧と大楯を持ったそいつはかなりタフだったため、そいつの討伐は魔導士に任せてアンデッドの対応に専念した。私もあれくらい強固な盾となれるだろうか？」
１０「今回の冒険。ユーシズの菓子店から果実の収穫依頼。依頼の果物はドゥルメリという、野生でしか実をつけず1年のうち10日ほどしか収穫できない貴重な果物だった。収穫の時は蛮族に先を越されたり、近づくものを見境なく襲う魔動機を破壊することになったりと紆余曲折あったものの無事に二樽分のドゥルメリの実を確保することができた。…報酬のおまけとしてドゥルメリの実を使ったパイをご馳走になったが、まさかドゥルメリの実に幻惑効果があるとはな…。酩酊感があった後、今日の細かい道筋を思い出せなくなってしまった。一杯食わされた形だが、まあ、美味いパイをご馳走になったのだから良しとするか。」
１１「今回の冒険。ユーシズの研究者たちがコロロポッカの森を調査中竜の襲撃を受けたため、残された冒険者パーティの救助。コロロポッカの森は広大なため、冒険者パーティを見つけたときにはすでに離散してしまっていた。一人は竜に一矢報いるために飛び出していったとか。3人のうち2人は保護できたが…残念ながら竜に挑んだ彼はすでに竜の餌食となってしまっていた。あれでは蘇生も望めないだろう。」
１２「今回の冒険。アベルから咎人の探知報告があり、かつ緊急の依頼として飛び込んできたラージャハの救援へ向かった。正直アベルのことはあまり信用していないが…人命がかかっている以上無視するわけにもいかない。到着したとき、街は砂鷲団の活躍もあって奇跡的に死亡者を出さずに持ちこたえていたようだ。急ぎ街の調査を行い、地下水路に本拠を構えていることを突き止めた。まさか街の地下に奈落の魔域を作ってそこから機械兵を送り出しているとはな…。…しかし、黒幕と思しき咎人はすでにラージャハを離れている様子で、どこに消えたのかもつかむことはできなかった。一体何が目的でこのようなことを…？」
１３「今回の冒険。ハーヴェスで連続強盗事件が発生したためその調査。事の真相は蛮族が遺跡で発掘した魔道具の生体実験を行うついでに邪な人間が分け前をかねて金を奪っていた、という形であった。無事潜んでいた蛮族を討伐し、人間も衛兵へ引き渡すことができた。…捜査中酒場で聞き込みをすることになったため、ついでに気になっていたロイヤルパナマミードを購入した。とても甘い酒だった。辛い酒も好きだが、甘い酒も良いな」
１４「今回の冒険。狂暴なシーサーペントの亜種が海洋に出現したためその討伐。船に乗って捜索していたが見つからず、日が暮れて休息に移ったところで奇襲をかけられることに。もともと夜行性であることが分かっているなら依頼書に書いていてほしいものである…。原種のシーサーペントより大きく、かばった拍子に巻き付かれてしまったが何とか討伐できた。黒色の鱗を持っていたため、深海から奇襲をかけるように進化した種なのだろう」
１５「今回の冒険。グルムの魔杖という過去の遺物を回収するべく遺跡の探索。遺跡では色を逆さまに見るような句があり、色にまつわる謎解きを行う仕掛けが多数あった。途中、思うがまま持っていけという碑文とともに宝石で満たされた杯が置かれていたため、私は1つを取ることにしたのだが…。結果から言えばこの宝石は罠で、魔杖のある領域に踏み込んだ途端体から力が抜けてしまった。この呪いは持っていた宝石の量に比例して強力に作用するようで、特にリリティは31個も宝石を取っていたためかなり虚弱となってしまった。遺跡の謎解きに使用するのかと思い取っていたが、謎解きが終わった時点で返しておくべきだったな…。間の悪いことに魔杖の領域には蛮族がおり、しかも魔法技能に長けていたためリリティは気絶するに至ってしまった。広範囲に及ぶ攻撃だと守ることにも限界がある…何とかできないだろうか」
１６「今回の冒険。ドノン陛下より依頼があり、先日のラージャハ襲撃の黒幕と思しき人物の拠点調査を行った。その人物の名はコルトと言い、ラージャハの守備を魔動機に変えるかどうかでドノン陛下と揉め、決別に至ったらしい。ドノン陛下の心中を聞けば納得したかもしれないが…。気にしても仕方がない。魔神の手を借りて自分の思惑を通そうとした以上、人族の敵だ。拠点調査ではコルトが魔域に逃げ込むまで追い詰めることができたものの、消耗が激しいため一度引き返すことに。後詰めで魔域の監視を行っている砂鷲団のためにも、早急に態勢を立て直して追撃しなければ」
１７「今回の冒険。奈落の魔域へ逃げ込んだコルトへの追撃。アベルが言うには咎人の魔域と言って別物らしいが…やることは変わらない。魔域内はラージャハの地下で破壊したものと同様、工場となっていた。道中ガンを装備した魔動機の大群と遭遇するも何とか撃破した私たちは、最奥でコルトと対峙することとなる。パイソンと名付けられた魔動機を操るコルトは強敵であったが、気絶者を出しつつも死者を出さずに撃破した。…気絶者というのは私のことである。…自分の弱さが嫌になる。全く、不甲斐ない…！…魔神との契約の一部なのか、パイソンを倒したことでコルトはわずかに会話したのちに灰となり門へと呑み込まれてしまった。アベルの主張を信じるなら、彼の魂は神の御許へ行くことを許されず、魔界の牢獄に囚われるという。…この話が真実であれ嘘であれ、国家を脅かした魔神を許す訳にはいかない」
１８「今回の冒険。料理番のコボルドから依頼を受け、祝祭で使う鳥肉を集めるために魔域の探索を行った。病み上がりではあったが、休んでいる暇はない。…鳥ばかり出る魔域と聞いていたが、まさかグリフォンと遭遇するとはな…しかも何度も遭遇するため、寿命が縮む思いだった。幸いにも相手が温和だったおかげで戦闘にはならずに済んだが。最終的にはブラフォテスを仕留めることに成功し、無事祝祭に向けた肉の用意ができた。もう年末か。来年はどう生きようか…」
１９「今回の冒険。新婚夫婦が最近できたテーマパークに向かうというので、その護衛。道中、通り道の洞窟を塞ぐ形で魔域が発生していたため、内部に突入し破壊した。内部の戦闘では後衛を守ることに終始していたが、前衛は攻撃をよける奴らだったので問題ないだろう。頼りになる。以降は特に問題なく、テーマパークへ無事送り届けた。テーマパークはドラゴンが運営すると聞いて眉唾だったが、まさか本当だったとはな…。年甲斐もなくはしゃいでしまった…。帰りに寄ったお土産屋では覚醒の竜珠を発見した。購入はほかのドラゴンに止められてしまったが…とはいえ、おとぎ話でないことが分かっただけでも収穫だな。」
２０「ライフォスの生誕祭の最中、村にアンデッドが出没したと聞き対応を行った。根城を探す最中、村人連中は余興だと思っていたらしいが…。ともあれ、被害が出なくてよかった。今回の事件だが、パートナーがいないことを僻んだ操霊術師が、エムパミャチというアンデッドを使って村人から記憶を奪おうとした、という顛末だったらしい。企みを事前に阻止できたのはいいが…、道中に変な中年から液体をかけられ、体が女になってしまっている。これは戻るのか…？」

「今回の冒険。以前参加した闘技場の催しに再度参加した。今回は双児宮という階級らしい。前回の戦いを見てスポンサーを希望するという人物がいるということなので会ってみたところ、ドラゴンであったから驚いた。体の大きさからして相当の昔から生きている方であろう。スポンサーについてもらえるのは光栄だ。闘技のほうは順調に勝ち進んでいたが、途中で魔神の乱入が発生した。やつの話を信じるなら、双児宮のボスは魔神のドッペルゲンガーで、我々に勝ち進められるのは気に入らんらしい。魔神め。闘技場の決まりで闘技外での戦闘が法度だからとわざとアクシデントを起こすか。やはり信用ならん」
「今回の冒険。アンドロスコーピオンが魔域らしき場所を出入りしているという情報を受け、その場所を調査した。魔域内は石造りの遺跡といった様相で、かなり古めかしい場所だった。遺跡内では原始的な作りの罠も多く、アンドロスコーピオンがガンを持っていなかったことも含めて過去の要素を色濃く吸収した魔域だったのだろう。戦闘では1部屋に相当詰めていたアンドロスコーピオンと遭遇し、ジャックを守り切ることができなかった。不甲斐ない…」