オルクカタパルト
- 知能
- 低い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 穢れ
- 3
- 言語
- 汎用蛮族語、妖魔語
- 生息地
- 森、山、洞窟
- 知名度/弱点値
- 15/18
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 14
- 移動速度
- 12
- 生命抵抗力
- 13 (20)
- 精神抵抗力
- 11 (18)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
腕 | 12 (19) | 2d6+12 | 10 (17) | 10 | 90 | 19 |
特殊能力
[常]厚い脂肪
打撃武器に対しては防護点が3点高いものとして扱います。
[常][補]掴む
腕の近接攻撃が命中した場合、命中した対象の中から複数部位でない「対象:1体」を選択し、掴む事が出来ます。掴まれた対象は移動が出来なくなり、命中力判定と回避力判定にー2のペナルティ修正を受けます。
また、「射程:接触」で複数部位でない「対象:1体」が抵抗しないなら、補助動作でその対象を自動的に掴む事が可能です。(当然死体を投擲する事も出来ます。)
対象が脱出を試みるときには引きはがし処理に従います。
この魔物がキャラクターを掴んでいる場合、この魔物は近接攻撃を行えません。この魔物自身が、対象を解放したい時には補助動作によって自動的に行う事が可能です。
[主]人間砲台/11(18)/回避力/消滅
この能力は、「[常][補]掴む」によってキャラクターを掴んでいる場合に使用できます。「射程/形状:2(20m)/射撃」で、「視認可能な任意の座標」か「対象:1体」に掴んでいるキャラクターを投げつけます。いずれの方法でも、投擲されたキャラクターは「抵抗:必中」で目標の位置まで移動し、着地時に「30」点の落下ダメージを受けて転倒します。
「対象:1体」を目標としてキャラクターを投げつけた場合、対象が回避力判定に失敗すると、対象は投げられたキャラクターを強制的に受け止めなければなりません。受け止める際の処理は2巻p.93の「落下したキャラクターを受け止める」に従います。
この能力は連続した手番には使用できません。
[宣]薙ぎ払いⅡ
近接攻撃可能な対象を任意に5体まで選び、同時に腕による近接攻撃を行います。命中力判定は一括で行います。複数に命中した場合、ダメージは個別に決定します。
[常]痛恨撃
打撃点決定の2dの出目が10以上だった場合、打撃点をさらに「+8」点します。
戦利品
- 自動
- 戦術兵器の証(1000G/黒金S)
- 2~6
- 黒鉄の肩当て(400G/黒A)
- 7~10
- 青銅の肩当て(1500G/黒S)
- 11~
- 黄金の肩当て(4700G/金S)
解説
上位蛮族にその実力が認められ、戦術兵器たる投石器(カタパルト)の名を冠するようになった屈強なオルクです。物を投擲する技量と肩の筋肉が発達しており、その腕は太い木の幹のように肥大化しそれ自体が高い破壊力を持つ武器となっています。戦闘になると腕をラリアットのように振り回し、叩きつけると同時に相手を鷲掴みにします。人程度の大きさなら軽々と放り投げる事ができ、掴んだ相手を投擲武器として投げつけたり、他の味方を敵の後衛に強引に突撃させたりすることが出来ます。過去の記録には蛮族が城や拠点を攻め落とす際に広く用いられ、人族に大きな被害をもたらしたことが記されており、戦場では非常にタフで力強い人間砲台として恐れられています。