レイニィパープル
- 知能
- 動物並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 中立
- 言語
- なし
- 生息地
- 湿地帯、沿岸
- 知名度/弱点値
- 16/19
- 弱点
- 魔法ダメージ+2点
- 先制値
- 12
- 移動速度
- 5(蠕動)/10(水中)
- 生命抵抗力
- 11 (18)
- 精神抵抗力
- 9 (16)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
体当たり(前半身) | 8 (15) | 2d6+7 | 7 (14) | 5 | 60 | 15 |
体当たり(後半身) | 9 (16) | 2d6+9 | 7 (14) | 10 | 55 | 9 |
- 部位数
- 2(前半身/後半身)
- コア部位
- 前半身
特殊能力
●全身
○毒無効
○水・氷属性吸収
水・氷属性のダメージを受けません。逆に、水・氷属性の効果を受けたときは、適用ダメージとなるべき値だけ、この魔物のHPが回復します。
ダメージ以外の、水・氷属性による効果も一切受けません。
○水中適性
水中の行動に制限やペナルティ修正を受けません。
○蠕動移動
いかなる効果を受けても転倒しません。また、足場が悪いことによるペナルティ修正を受けません。
○柔らかい身体
打撃武器に対して、防護点が5点高いものとして扱います。
○毒液噴出/9(16)/生命力抵抗/消滅
この魔物が「1」点以上の物理ダメージを受けた場合、身体から紫色の粘液を周囲に放出します。
「射程:自身」「対象:1エリア(半径3m/すべて)」に存在する全てのキャラクターは「1d」点の毒属性の魔法ダメージを受けて、10秒(1ラウンド)の間、命中力判定および回避力判定に-1のペナルティ修正を受けます。この効果は「-4」まで蓄積します。
この効果は毒属性として扱います。
●前半身
▶召雨
瞬間的に雨雲を発生させ、局地的に雨を降らせます。この能力はこの魔物自身が空が見える場所にいなければ使用できません。
「射程:自身」「対象:全エリア(半径1Km)/すべて」の空間の天候が雨となります。元から雨の場合は雨量が多くなります。雨の強さはこの魔物が任意に調整できますが、雨量を多くすることしかできず、最大で時間雨量100mm程度の豪雨までにしかなりません。
この能力で発生する雨はデータ的な影響を与える事はありません。
この能力は1時間が経過するか、「部位:前半身」のHPが0以下になるまで持続します。解除は補助動作で行えます。
【ファイン・フェザー】などの天候に影響をもたらす効果の範囲と重なった場合、この能力は「達成値17」であるものとして扱います。それらの魔法がこれ以上の達成値を持つ場合、この能力は効果を発揮しません。
▶打ち据える豪雨/10(17)/生命力抵抗/半減
降り注ぐ雨を局地的かつ極短時間の間だけ、超常的な豪雨へと変えます。
この能力はこの魔物自身が雨の降る範囲内にいる場合にしか使用できません。この雨は「▶ 召雨」によるものでも、それ以外によるものでも構いません。
「射程:自身」「対象:全エリア(半径30m)/すべて」の範囲内の対象に、「2d+5」点の水・氷属性の魔法ダメージを与えます(自身も対象となるため、「○水・氷属性吸収」により自身のHPが回復します)。
この効果に対する生命力抵抗に3点以上足らずに失敗した場合、10秒(1ラウンド)の間、盲目状態となります。
●後半身
○不屈
HPが「0」以下になった場合、生死判定を行います。成功すれば、行動を続ける事が可能です。その後「1」点以上の適用ダメージを受けるたびに、同様の生死判定を行い、失敗した時点で死亡(「部位欠損」状態)となります。
固定値の場合、HPが「-19」になるまで、「部位欠損」は起こりません。
○繊細な戦利品
[部位:後半身]が「部位欠損」(生死判定に失敗した状態)になっていない場合、この魔物から自動以外の戦利品を得られません。
戦利品
- 自動
- 粘液(20G/赤B)×2d
- 2~5
- 紫雲の石(120G/金A)
- 6~10
- 紫雲の大石(600G/金A)
- 11~
- 紫雲の結晶(3,000G/金S)
解説
湿地帯や沿岸に棲息する紫の体色をした全長4~6mにおよぶ巨大なアメフラシのような姿をした幻獣です。背中のヒダを使い水の中を泳ぐこともできますが、ぬかるんだ地面の上を好みます。
自身を中心とした局地的な範囲の天候を操って雨を降らせる能力を持ちます。
幻獣であるため食事はほとんど必要なく周囲のマナを取り込むだけで生きていく事ができ、性質は穏やかであるため他の生物を襲うことがほとんどありません。
体内に持つ紫の粘液は麻痺毒であるため、他の動物や幻獣から狙われることがほとんどありませんが、後半身の体内に埋没した殻を破壊すると、体内の粘液が結合してまれに体内から紫色の雲のような結晶が発見されることがあり、雨をもたらす縁起物とされています。そのためにこれを目当てに狩ろうとする者に狙われることがあります。そのような外敵に襲われた場合は、豪雨を降らせて追い払いますが、それでも去らない相手に対しては超常的なスコールを発生させて打ち据えます。