特殊能力

○俺は……まさか異世界転移したのか！？

この魔物は、厳密にはラクシアの生物とは大きく異なった生態をしているが、扱い上は人族と見做す。

○よくわからないが、俺には通用しないぞ！……そんなことされたら死ぬに決まってるだろ！？

この魔物はHP、MP、防護点、生命抵抗力、精神抵抗力の基準値を持たず、回避や抵抗を行わない。
この魔物はあらゆる効果を受けないが、プレイヤーキャラクターの武器、もしくは魔物の攻撃方法〈武器〉による攻撃を一度でも受けると気絶し、気絶した状態でもう一度受けると死亡する。
また、高所からの落下や窒息など、現実世界の人間が死亡するであろう状態に陥ると死亡する。

○あのー……なんでみんな動かないんだ……？

陣営に関わらず、キャラクターの手番の前に、自身の手番をさしはさむことが出来る。
各手番で移動から主動作まで可能。この効果は、1ラウンドに3回まで可能で、それを超えることは疲れてしまう。

○なんだかみんな、動きがぎこちないな……？

この魔物は《影走り》の能力を持っていると見なす。

○うわー、助けてくれ！

この魔物に対してキャラクターが攻撃を宣言した直後から命中力判定の間に、この魔物は10mまで移動できる。
当然対象がいなくなってしまった攻撃は当たらない。この効果は、1ラウンドの間にのべ50m移動するまで使用可能。

○被害をそらす

遠隔攻撃を受けた際に、ダメージや効果を完全に無効化する。
この能力は、1日5回まで使用可能。

▶ギフト「焼鶏焉用七炎」

この世界に来た際に、神から授かった能力。七色の炎が対象を包み、ダメージを与えるとともに様々な効果を発揮する。
「射程／形状：10m／起点指定」で「対象：1体」に「1d」点の炎属性の確定ダメージを与える。
その後、この効果を受けたものは、自身のいずれかの部位1つに、①～⑦のいずれかの効果を与える。
どの効果を受けるかは、効果を受けるものが選んでよい。1ラウンドのうち、すでに効果を表しているものは選べない。
また、使用不使用に関わらず、効果を付けたものの手番が2度迎えた際に消失する。
①1度だけ打撃点を+12する。この効果は一度使うと失われる。
②【ホーリー・ブレッシング】のような、一時的なHPを20点得る。
③自身がダメージを受けた際に一度だけ、「半径／20m」「抵抗：必中」で「威力40C値⑩」の毒属性魔法ダメージを与える。任意の対象をこの効果から除外することが可能。
④1手番に1度だけ、補助動作で魔力12の真語魔法をレベル8まで使えるようになる。戦闘特技は対象がもともと持っているものを基準とする。魔法を使う際は制限移動しかできない点には注意。
⑤この効果を受けた直後に手番を迎える。
⑥遮蔽や壁などの遮蔽を完全に無視してその向こう側を対象に取れるようになる。
⑦命中力の固定値が-20になるが、打撃点が+1000される。

○異界の剥ぎ取り

キャラクターを10分間かけて剥ぎ取りすることが出来る。
使っていた魔法技能、戦闘特技、特殊能力を自分のものとすることが出来、レベルがはぎ取ったキャラクターのレベルの半分（端数切り上げ）を加算していく。
レベルの合計が40を超えた時点で、このキャラクターは狂神ラーリスとなる。