容姿・経歴・その他メモ

生まれは何の変哲もない田舎の村。
だが、彼は子供同士の喧嘩や遊びの中で自分の個性に気が付くことができた。
力こそやや劣るものの、すばしっこく、普通の子供よりも頑丈で頭も回る方だったのである。
そんな彼はいたずらなどやりたい放題だった。
自分の力の過信の始まりである。

そんな彼がなんで刺突剣なんてものに興味を持ったのか…。
まあ、村を通り過ぎようとした冒険者にちょっかいをかけ、見事に返り討ちにあったからだったりする。

やんちゃだった少年は自分を叩きのめした冒険者の雄姿に(何故か)憧れを抱いた。
そして、無謀にもその冒険者が携えていた刺突剣にも憧れを持ってしまった。

それからは、そこらに落ちていた木の棒を片手に、刺突剣のマネごとやら、その冒険者の言動のマネやらをやり始める次第。
良くも悪くも過信はなくなったものの、さらに無謀にも冒険者になる夢を持つようになってしまった。

冒険者になるのに家族は反対していたが、居ても立ってもいられなくなったアリド。
成人を迎えたとたん、冒険者になるために(こっそりと)村から旅出ったのである。

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