【アマゾネス流戦驍狩斧】
（ケルディオン大陸全域）- 入門条件
- 50名誉点（女性は30名誉点）
この流派の源流は、未開のジャングル奥深くに住む少数民族、“アマゾネス”と呼ばれる力強く美しい女戦士のあいだで伝えられていた斧を使った戦闘術です。
アマゾネスは、大柄で、引き締まった体に豊満な胸を持つ女性です。未開のジャングル奥深くに住む少数民族であり、いつからそこで暮らしていたのかは定かではありません（古代魔法文明時代に、魔法王の迫害を逃れて定住した、という説すらあります）。
アマゾネスの女性たちはジャングルの外で婿探しをして、婿に料理や洗濯などの家のことをさせ、女性たちは危険なジャングルで食料となるものを探すような一風変わった風習をしています。そのため、勇ましく斧で戦うことを彼女たちにとっては専業主婦とも言えます。
そんなアマゾネスが扱う【アマゾネス流戦驍狩斧】は、猛獣が住むジャングルという環境で狩りをすることを前提としているため、獲物を一撃で葬るために斧を振り上げ、無数の猛獣を一掃する。
魔動機時代の民俗学者の男性が、彼女たちの戦いを観て、世間が考えるような野蛮で原始的な戦い方ではなく、勇ましく美しいと魅入られたことで、世間に正しく伝わり、文化を絶やさないために尽力した結果、<大破局>時に多くの人族の戦士が蛮族を打倒したことで、評価が一変しました。
現在もジャングル奥深くにアマゾネスたちは住んでいます。彼女たちが、婿探しと同時に【アマゾネス流戦驍狩斧】を伝えるようになります。
戦驍狩斧の使い手は女性の入門を歓迎します。女性のキャラクターは、３０点の名誉点消費で、この流派に入門することが可能です。
流派装備
秘伝
《双斧斬》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《両手利き》
- 限定条件
- ２Ｈ<アックス>
- 使用
- ファイター技能orフェンサー技能orバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- ―
- 概要
- 両手持ちで２回の攻撃を行う
- 効果
この秘伝は、近接攻撃を行うときに宣言し、必要筋力が３０以下のカテゴリ<アックス>で「用法：２Ｈ」の近接武器で、１回の主動作で２回の攻撃を行えるようになります。このとき、いずれの攻撃とも命中力判定に－３のペナルティ修正を受けます。
１回目の攻撃と２回目の攻撃で、対象を変えることはできませんが、１回目の結果を確認して、２回目の攻撃を中止することは可能です。
この秘伝を宣言した者が、《二刀流》を習得した場合、命中力判定へのペナルティ修正を受けなくなり、《二刀無双》を習得した場合、カテゴリ<アックス>の必要筋力制限がなくなります。
《裂旋斧》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《薙ぎ払いⅠ》変化型
- 前提
- 《必殺攻撃Ⅱ》
- 限定条件
- ２Ｈ<アックス>
- 使用
- ファイター技能orバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定－３
- 概要
- ３体までを攻撃、ダメージ－３、近接攻撃時の威力表参照の出目＋１
- 効果
大型の斧を勢いよく振り回しながら、的確に相手の急所を狙い、一掃させる。
この秘伝は、近接攻撃を行うときに宣言し、その攻撃１回で有効です。カテゴリ<アックス>で「用法：２Ｈ」の近接武器での攻撃においてのみ効果が発生します。
近接武器可能な位置にあるキャラクターを３体まで任意に選び、それらすべてに攻撃を行います。攻撃者の命中力判定は一括で１回のみ行います。複数に命中した場合、ダメージは個別に決定しますが、すべて「－３」点され、威力表使用時の２ｄの出目が３～１１の場合、それを「＋１」して扱います。１ゾロ（２）、６ゾロ（１２）は、そのまま使用します。この処理は、クリティカル後の振り足しでも同様です。
リスクとして、あらゆる回避力判定に－３のペナルティ修正を受けます。
《豪旋斧》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 《薙ぎ払いⅡ》変化型
- 前提
- 《必殺攻撃Ⅲ》《裂旋斧》
- 限定条件
- ２Ｈ<アックス>
- 使用
- バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定－３
- 概要
- ５体までを攻撃、近接攻撃時の威力表参照の出目＋２、クリティカル無効能力無視
- 効果
《裂旋斧》を極めた者が扱える秘伝。大型の斧を勢いよく振り回しながら、的確に相手の急所を狙い、一掃させる。
この秘伝は、近接攻撃を行うときに宣言し、その攻撃１回で有効です。カテゴリ<アックス>で「用法：２Ｈ」の近接武器での攻撃においてのみ効果が発生します。
近接武器可能な位置にあるキャラクターを５体まで任意に選び、それらすべてに攻撃を行います。攻撃者の命中力判定は一括で１回のみ行います。複数に命中した場合、ダメージは個別に決定します。さらに、威力表使用時の２ｄの出目が３～１１の場合、それを「＋２」して扱います。１ゾロ（２）、６ゾロ（１２）は、そのまま使用します。この処理は、クリティカル後の振り足しでも同様です。加えて、対象が持つクリティカル無効系やクリティカル値悪化系の能力をすべて無視します。
リスクとして、あらゆる回避力判定に－３のペナルティ修正を受けます。