聖印と神像

聖印：暴風雨

神格と教義

　二つ名の通り、風と雨を司る女神です。
　ティダンのシーンの娘であり、ハーヴェスを守護する水の都の護神。「秘密の庭」に住んでいるわけではない。
　冷徹さとその奥に隠された愛情の二面性を持つツンデレ女神。その本質は「変化」と「成長」。
　天候神であることから、船乗りや農耕に携わる者たちから広く信仰されている。

＜風と雨の女神フルシルの神像＞
　風と雨を司る変化と成長の女神。冷徹さと愛情の二面性を持ち、荒々しさの中に優しさを持つ。
　ティダンとシーンの娘で反抗期のツンデレ娘。
　両親に反抗的なティーンのガール。
　成長を司るということで、若年層を中心に信仰されているギャル神。
　フルシル神はその不正を知っているからアステリア神をかばっている。
　性格は両親よりもアステリア神に近い自由奔放よりの性格。よって堅苦しい母親、シーンのことは苦手にしているとされている。
　親に反抗する反抗期だが、話の筋は通っている。本人はこうした方がより良いという提言をしているつもりだが、両親にはあまり聞き入れてもらえない。

＜第二次貞淑バトル＞
　第二次貞淑バトルが発生する原因となった修羅場には、アステリアと気質を同じくするフルシルの『この夫婦いつまで娘の前でイチャイチャすんねんコラ』という思惑が隠されていたそうだが、まさか大陸を超えてアステリアフォロワーの慈雨神フェトルまでもが乱入し最終的に『シーン陣営VSアステリア陣営の淑女大戦』という形に発展してしまうとは、その時のフルシルは想像だにしていなかったという……。
　この第二次淑女大戦は数多の神々が参戦するド派手な演目であるため市民にも非常に大人気だが、演者の間では神々の役の競争率が非常に高く、最終的に大戦に勝利するシーン様役を勝ち取ることはその後の演者生命の行方に大きく関わるほどだという……。
　この演目ではアステリア神殿の意向で『アステリアとシーンの決着がつかず最終的に和解する』といったような改変が発生することがある。ただしシーン神殿では『太陽神と月神の関係に対する無理解である』としてこの改変はあまり好評ではないらしい。

格言

「風のごとく、雨のごとく、とどまることなく生きよ」

「変化を重ねることで、成長は促される」

「嵐の後に豊穣は訪れる。絶望の先に希望はある」

備考

　シナリオ「ドレイクの花を探して」用データ。
　正しく詳細な情報は公式本を買って読んでね♡
　特殊神聖魔法の欄は、特別な処理に使うかもしれないし、使わないかもしれない。

＜他の神格との関係＞
　太陽神ティダン：父親。暑苦しいので嫌い。なので太陽を隠すような雲を発生させる暴風雨を司るなど反抗期。
　月神シーン：母親。堅苦しいので嫌い。なので月を隠すような雲を発生させる暴風雨を司るなど反抗期。
　妖精神アステリア：淑女の鑑。憧れの女神。
　慈雨神フェトル&制裁の双子女神：別の大陸で信仰されている（されていた）似ている神格。