特殊能力

●鏡

▶反転世界への誘い/14(21)/精神抵抗力/消滅

　「射程：接触」で「対象：1体」を鏡に取り込みます。
　取り込まれた対象は一切の移動（全力・通常・制限）、動作（主動作・補助動作）を行えなくなります。
　取り込まれた対象は自身の手番開始時に脱出を試みることができます。
　その場合、この能力と精神抵抗力判定との達成値の比べあいを行い（脱出側が能動）、達成値が上回れば脱出できます。
　脱出は動作に含まれないため、脱出後はそのまま手番を実行できます。
　脱出に失敗した場合、対象は「2d6+5」点の呪い属性の魔法ダメージを受けます。
　この効果は、取り込んでいる[部位：鏡]のHPが0以下になるか、取り込まれていた対象が死亡した場合、解除されます。
　この能力で他のキャラクターを取り込んでいる[部位：鏡]は、この能力を使用できません。
　この能力は原則として複数部位のキャラクターを対象にできません（騎手、同乗者、騎獣は個別に対象にできます）。
　しかし、キャラクターを取り込んでいない[部位：鏡]が複数ある場合、対象の部位数と同じだけの[部位：鏡]が同時に
　この能力を使うことで、対象を取り込むことが可能です。
　この時の判定及び脱出を試みる判定はそれぞれ1回のみの達成値の比べあいで行われます。
　脱出失敗時に対象が被るダメージは、それぞれの部位に個別に与えられます。
　騎手、同乗者が取り込まれた場合、騎乗は解除されますが、転倒および落下ダメージは被りません。
　騎獣が取り込まれた場合、騎乗は解除され、騎手は落下ダメージ及び転倒を受けます。

▶鏡影操作

　この能力は「▶反転世界への誘い」によって、他のキャラクターを取り込んでいる場合にのみ使用できます。
　鏡に取り込まれているキャラクターの影を生み出し、自由に使役します。
　影は原則[部位：鏡]と同座標に生み出され、取り込まれているキャラクターと同じ能力、数値を持ちます。
　ただし取り込まれているキャラクターが受けた魔法、練技等の効果は引き継ぎません。
　アイテムの消費を伴う行動を影が行った場合、影との距離に関わらず、鏡に取り込まれているキャラクターのそれを
　消費して行います。
　影そのものはHP及びMPを持たず、それが増減する場合、取り込んでいる[部位：鏡]のHP、MPが増減します。
　手番が終了すると、影は消え去ります。
　1回の手番で「▶鏡影操作」を行える[部位：鏡]は1つだけです。
　1つの[部位：鏡]がこの能力を使用した場合、同じ手番では他の[部位：鏡]はこの能力を使用できません。

●土台

○樫材の身体

　刃武器からクリティカルを受けません。

○攻撃障害＝+4・なし

　大きさが攻撃を妨げます。
　全ての[部位：鏡]は、近接攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。
　[部位：土台]のHPが0以下となった場合、この効果は失われます。