「森の奥、滝の向こうへは行ってはいけないよ。」
「どーしてなのママ？？」
「出会った”穴空き”にされてしまう恐ろしい蛮族が住んでいるからよ。」
「そうだぞ。父さんもこの目で”穴空き”にされてしまったイノシシを見たことがある。」
「こわーい(泣)」
「一人で森に行っちゃだめよ。」
「はーい。」

パロマ「今日は夕飯のためにイノシシでも狩ろうかな～♪」ｻﾞｸｻﾞｸ
パロマ「ヤバ！人来たから隠れないとだわ...。怖がらせちゃうといけない。」

男「("穴空き"のイノシシ！！伝承の蛮族がいる...!?)」

ハーヴェス近郊の雑魚集落近くの森の奥、隠居してスローライフを送っていた。

ある日いつも家のそばを立ち寄ってくれる行商人から
「この辺は生き物に穴を開けて喜ぶ蛮族がいるらしいから引っ越した方がいい」と言われ、
怖いので新たな安住の地を目指して成り行きで旅に出た。

他の人に優しく元気にをモットーに新天地への冒険が今始まる！

約100年前、ハーヴェス近郊で活躍する二人組の冒険者がいた。
二人は”太陽と月”と呼ばれ、数々の依頼をこなし英雄への道を歩んでいた。
なんでもふたりとも穢れを持っているのだとか。
たった二人でムルシエラゴやレッサーヴァンパイアを討伐し、街を壊滅から救った実績がある。

一人はリルドラケン生まれのナイトメア”太陽”
■バルダート・ドラゴネ・ロッシ・オルランデ
　ファイターとソーサラーを収める魔法戦士

先祖から赤き竜の呪いを受け継いでおり、彼には色濃く呪いが顕在化している。
ナイトメアのように肌は白くならず、黒くなり異貌時には火口に住む竜の如き様相となる。
リルドラケンの街では”呪いの子”と噂されていた。

その気性は荒く直ぐに熱くなってしまうものであったが、後述するもう一人の幼いアルヴと出会い、比較的大人しく冷静になった。


もう一人は白い肌と黒い眼を持つ珍しい種族アルヴ”月”
■パロマ＝ウェッジ
　シルバーコメット(フレイル)を振り回すヴァンパイア殺しのフェンサー

冒険者であった両親とともに街を転々とし、ハーヴェスにやってきた。
両親は冒険業の際に亡くなっている。
残された幼少期のパロマはその種族や穢れゆえ手を差し出す者もおらず街で死ぬ寸前のところを、
”呪いの子”バルダートに拾われ、成人になるまで育てられるとのことになる。
「おい、お前も一人なのか...？」

パロマは明るい性格に育っていった。彼と一緒であればどんなことでもできる気がした。
バルダートより元気になったためバルダートは落ち着いていった。

無事パロマは成人を向かえ
二人はその後着実に戦闘経験を積み、レベルを上げていった。

成人を向かえてから10数年後
ヴァンパイア殺しの異名を聞きつけたツァイデス教の組織に目を付けられることとなる。

度々刺客を撃退するがある日、
ヴァンパイア族とアンデットが街を襲う。対処する中で疲弊しているところを組織に攫われてしまう。

ツァイデス教の不死性を求める実験に晒されるバルダート、
珍しい種族として魔法実験の対象となるパロマ

数ヶ月囚われの生活を経て
ツァイデス教の組織で研究されていた操霊魔法「スティール・メモリー」の改良実験の対象となり、
成人になった後からの記憶を奪われてしまう。『経歴：大怪我をしたことがある』
経験を忘却することにより冒険者レベル２相当になってしまう。

バルダートが街のヴァンパイア襲撃の首謀者とさせられ、
吊られる姿を目撃したあと、低レベルで価値なしとして捨てられる。
バルダートがパロマが捨てられるよう交渉していた。

楽しいバルダートの記憶と、吊るされる記憶を持って一人で辺境の村の近くに住む。
彼女の無意識的な恋心は死別で失われることとなる。『経歴：大恋愛をしたことがある』
パロマにとってバルダートは”父”であり”相方”であり”もっとも大切なパートナー”だった。

その後はひっそりと暮らす。
ツァイデス教の追手などはおらず、冒険に出ることは無かった。
筋力が足りるようになるまで持っていたレイピアをメイン装備とした。
村人のために低レベルのモンスターやイノシシなどを密かに穴空きにしていた。

100年という年月は悲しみを忘れさせるに十分だった。

100年間のうち10年間一緒にエルフの少年と暮らしたこともあった。
若い彼にとってみれば様々なことが新鮮で、いつもキラキラした目をしていた。
彼が辺境の村でもせっせと農業などで働いていたので村人との関係は良好。
パロマと村人との関係も取り持ってくれたりした。
その後広い世界を見るためと魔導学校ユーシズに向けて旅立っていった。

■ハーティ・フィル(出会った当時:10歳、現在50歳)
いろんなことに興味津々なエルフ
家出してきて森をさまよっているときパロマと出逢う。
10年ほど定住する。
パロマ大好き少年。
魔導学校ユーシズの存在を知り、学びに行くため旅立った。


旅立ったあと数十年もすると村人との関係は希薄になり、マナは得られにくくなる。
もの好きなドワーフの行商人が週一でMP提供してくれて生活するようになる。

■トルトラ・ロンド(現在140歳)
行商人、ドワーフ
馬車で村から村で荷物を運ぶことを生業としている。
モンスターに囲まれてしまったときにたまたま散歩していたパロマに助けられる。
娘を小さいときに亡くしている。ひとりのパロマを憂い、助けられた御礼といって毎週家の近くを通ってくれる。
仕事は当たり前と受け取られ感謝はされず、毎回めっちゃ御礼を言ってくれるパロマに依存している(自覚なし)。
「パロマちゃんがいなかったらわしの命は無いからのぉ、マナくらい安いもんじゃい。」
「村の人に聞いたんじゃが、この辺に危険な蛮族がいるらしい。
　悪いことは言わん。住む場所を変えたほうがええ。わしもいい歳じゃからの」

怖いので新たな安住の地を目指して成り行きでパロマは旅に出た。
失われた記憶を取り戻すことはあるのだろうか...。

リアーネ
：呼び方「リアーネちゃん」
　世界の事をあまり知らないナイトメアの子
　純粋で優しい子なので悪い子にならないように導いてあげたい(母性)
　過去に何かあったみたい。今度話を聞いてみよう。
　●パーティチャット「鍛冶屋アダム・スミスについてI」


プラム
：呼び方「プラムちゃん」
　成人したばかりの珍しい種族レプラカーンの子
　珍しい種族なので苦労してきているかなと思っているので優しく接している。
　おとなしい性格なので気にかけている。今度旅に出た理由をしっかり聞いてみようかしら。
　●パーティチャット「旅に出た理由I」「お母さんとレプラカーンの村I」


ハベグ
：呼び方「ハベグ」
　元軍人の人間種、真面目で頼りがいがある。
　赤い服をいつも着ているのでどことなくバルダートの面影が重なる時がある。
　毎週吸精させてもらってるので非常に助かってる。たまに遠くの空を見上げているのは何でだろうか。
　●パーティチャット「旅に出た理由I」「不敵の仮面」


ディン
：呼び方「ディン君」
　珍しいソレイユのファイター。リアーネよりもお馬鹿な子なのでは...?って感じ始めている。
　フレイルを使っているので親近感ある。
　フレイルトークを度々仕掛けている。寝ているときたまにうなされているけど大丈夫かしら...。
　●パーティチャット

【伏線コーナー】

ヴァレリオ・コズウェイ
捻じれた輪の形をした聖印
ツァイデス教
銀の黄昏マスター
奴隷教育担当フード女
アニエス・シャトレーヌ
▶ヴァレリオ・コズウェイの記録を探していた
カルム・スタンフォード
▶過去の記憶に関連

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パロマ＝ウェッジ
種族：アルヴ　性別：女性　年齢：125

＝＝＝＝＝技能＝＝＝＝＝
フェンサー：7 スカウト：7 レンジャー：1 セージ：1 エンハンサー：2 アルケミスト：3

＝＝＝＝＝所持品＝＝＝＝＝
[装]ウェポンホルダー
[装]不敵の仮面
救命草×10
魔香草×7個
魔海草×2個
アウェイクポーション×3
ヒーリングポーション×4
魔晶石3点×4
魔晶石4点×1
魔晶石10点×1
保存食 5日個
月光の魔符(1点)×1
消魔の守護石(5点)×1