容姿・経歴・その他メモ

フードを深く被り、日中眠そうな表情をしている青髪の夜型ナイトメア。

私は小さい頃から知識を得ることが好きで、故郷では一番の物知りだって持て囃されていたわ。
簡単な操霊魔法を使えたこともあって、この大陸で優れた魔女だと自負していたの。滑稽よね。

ある日、アンデッドの軍勢が私の故郷へ侵攻してきて、一刻の間に滅ぼされたの。
私はその光景を見て、ただ茫然と立ち尽くすことしかできなかった。
けれど、偶然居合わせた冒険者に何かの魔法をかけられた後、彼らに連れられて逃げた。
アンデッドと十分な距離が取れた後、自分の身に何が起きたのか理解した無力な私は泣きじゃくったわ。

安全な場所へと保護された後、身寄りのない私を気遣って冒険者から旅の誘いを受けたけれど、その時は断ったわ。
彼らは種族の違いこそあれ、数多の修羅場をくぐり抜けてきたことは一目で分かった。
そう、私では役不足だったの。自分が如何に井の中の蛙だったのかを痛感したわ。

そんな自分に嫌気が差して、「もっと強くなりたい」。そして、「もっと多くの事を知りたい」。
そう思って、私は冒険者になったの。

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