〇生まれた環境<軍人/騎士階級>
軍事にまつわる家門に生まれた。親は誇り高い武人だったが、国家や立場に縛られる姿は、何処か窮屈に見えた。

〇貴族が冒険に出る理由<没落>

<ハプニング表>
〇10歳の時:素晴らしい師に出会えた。
〇13歳の時:故郷が戦争や襲撃で破壊された。
〇17歳の時:ひとり生き残ってしまった。

〇冒険に出た理由
　名声を得るため

〇信条<財力>/肯定>

〇執着<儲け話には飛びつく>

親は生まれ故郷以外でも有名な騎士だった！
『自分も立派な戦人になるのだ！』そんな事を考えながら、めちょあめちょあ凄くて強い尊敬しちゃう師(せんせい)のもと勉強と戦いの腕を磨いていた、のだが...
3年後、鬼強い両親と師(せんせい)が居ない間に故郷は戦争でめちょあめちょあになりました。
何とか一緒に逃げてきた人も戦争の生き残りとか何とかで皆殺されちゃいました。
さてさて私は？日銭を偉い人の司書やりつーつ体売って頑張っていました。
うん。

グ　レ　た

もう戦士だとか知らん、世の中富と名声があれば面白おかしく生きていけるのだ。
なーにが『自分も立派な戦人になるのだ！』だ、ば～か。
こうなったら冒険者とやらになって一儲けしてやる！
あ？今の偉い人の身体の相性もいいし金払いもいいだ？知るか！

Com(コム)は愛称。
フルネームは『Commelina communis(コムリナ　コムリス)』

生まれつき非常に体が弱かった。
その為、師(せんせい)から勉学や戦いの術を学びつつ処方された薬を服用していた。
が、これがまたまーずい！
良薬口になんとやら、だけどそれにしたって不味い！
こんなの飲んでいらるか！と当時は死ぬほど薬が嫌いだった。
今でも嫌いだが、実際死んでいるのだから、師(せんせい)特製の薬を処方してもらいたいと願う毎日である。

時に弓で敵を射て、時に槍で敵を穿ち、時に剣で引導を渡す。
騎士である親の影響で近接戦闘も十分に心得ているが、実は当初教わる予定はなかった。
寧ろ、師(せんせい)や親は彼女の虚弱体質を知っている為距離を置いて落ち着いた状況下で敵を仕留めるシャープシューターの技術を教え込んでいくつもりでいた。
しかし彼女の強い希望に押され、並行して接近戦闘の心得を教えていくことになる。
結果、どちらかと言えば近接戦闘の方が得意になり、弓の腕は少し粗削りとなった。

彼女的には悪い事とは思っていない。
状況に応じて様々な武器を扱う術を知る彼女は、めまぐるしく変わりゆく戦況に適応し立ち回ることができるからだ。

とはいえ、今の彼女は虚弱な体質も相まって、非常に撃たれ弱い存在であるのだが。

漆黒の外套に身を包み、角含め肌身を出来るだけ見えないようにしている。
こと角においては現在赤い頭巾も使用しおしゃれしているように見せ、完全に隠している。
が、外套のせいで暗い雰囲気は何も知らない人にも伝わってくるだろう。

先の出来事のせいで、男性及びゴブリンに対し大きな恐怖心を抱くようになった。
精神力の強い彼女にとって、その恐怖心に耐えることは造作もない。
ただ、体は拒否反応を起こしてしまうため、視線を向けていると無性に苛立ってしまう。
その為、ほぼ無意識的に蔑みの視線を送ってしまう。
友好的な対象に対しても、努めて笑みを浮かべようとするが視線は自然に蔑んでしまう。
結果、男性冒険者たちは彼女に近寄らなくなって...いや、そんなことはなかった。