深智魔法
- 4
- 【フォビドゥン・ワード】
- 消費
- MP5
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 1(10m)／起点指定
- 時間
- 30秒(3ラウンド)
- 抵抗
- 消滅
- 属性
- 呪い
- 概要
- 詠唱の最終フレーズに使用される単語1個を禁止する
- 効果
真語魔法、操霊魔法、深智魔法の詠唱の最終フレーズ(メイガスアーツ掲載の各魔法の詠唱の句点より後の部分)に使用される単語を1個だけ指定し、その単語を詠唱の最終フレーズに含む魔法の行使を禁じます。
なお、対象が[異貌]を使用したナイトメアの場合、対象は精神抵抗力判定に失敗しても効果を無視できます。ただし、効果時間中に対象が元の姿に戻ると効果を無視できなくなります。
例
単語として「魔力」を指定した場合、【カウンター・マジック】の詠唱の最終フレーズは「魔力、抗力−抗魔」なので【カウンター・マジック】を使用できなくなります。また、【スペル・エンンハンス】も同様に最終フレーズに「魔力」が含まれるので使用できなくなります。他にも最終フレーズに「魔力」を含む魔法がいくつか存在します。それらも同様に使用できなくなります。メイガスアーツをよく読み込んでみましょう。
深、第四階位の呪。発音、忘術――禁句
ダヴ・フォルス・ザ・デス。ポネマ・プロビト――ヌグワルド
由来・逸話など
古代魔法文明時代の末期。田舎の魔導師が孫をあやすために特定の単語を発声できなくする小魔法を開発しました。偶々視察中だった宮廷魔導師がこの小魔法を詠唱妨害に応用できることに気付き、田舎の魔導師を問い詰めて理論を聞き出し、王都に持ち帰って戦闘向けに改良したのが【フォビドゥン・ワード】です。
田舎の魔導師は「子供の遊び道具を争いに転用するとはこの国も落ちぶれたものだ。この国、この文明は近いうちに滅びるだろう」と言い残したと伝えられています。