”囁き呪う”カルス・ジニクス【ヴァンパイア・スティグマータ】
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 中立
- 穢れ
- 4
- 言語
- 交易共通語、魔法文明語、汎用蛮族語、ノスフェラトゥ語
- 生息地
- さまざま
- 知名度/弱点値
- 27/36
- 弱点
- 銀武器ダメージ+3
- 先制値
- 28
- 移動速度
- 50(飛行)
- 生命抵抗力
- 29 (36)
- 精神抵抗力
- 30 (37)
| 攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 爪(本体) | 30 (37) | 2d+30 | 28 (35) | 20 | 1500 | 700 |
| (依代) | ― | ― | ― | 0 | 150 | ― |
- 部位数
- 2(本体/依代)
- コア部位
- 本体
特殊能力
●本体
[常]呪怨之烙印/必中
ラウンド開始時、全てのキャラクターに呪いを一つずつ付与します。呪いは以下の表からランダムに決定されます(すでに付与されている呪いが再度選択されることはありません)。
| 種類 | 効果 |
| かき消される聲 | 喉に酸を流し込まれたかのような灼ける感覚が襲い掛かる。発声、呼吸を伴う動作を行う度「3」点の確定ダメージを受ける |
| 獲物の恐怖 | 子守歌の幻聴が止まなくなる。聴覚不全(行動判定-2)となり、会話によって他者との意思疎通が行えなくなる。自身の手番を無作為なタイミングで行わなければならない。(味方陣営のPCの手番において、その手番開始前に「1d」を振り「4~6」が出た場合割り込んで自身の手番を行う) |
| 孤独な世界 | 世界がうまく見えない。1度の手番において自身以外で対象とできるキャラクターが1体のみとなる |
| 苦痛の抗い | 全身を針で貫かれたような痛みに襲われ続ける。行為判定(生死判定を除く)を行う度に「2d」点のダメージを受ける |
| 貪られる希望 | すがるものが脆く儚く感じる。防護点やダメージを軽減する効果は1Rに1回のみ適用可能になる |
| 伝播する怖気 | その痛みが自らに向けられる瞬間が恐ろしくてたまらない。他のキャラクターが行為判定に失敗する度に10秒間行為判定に-1のペナルティをうける(累積可) |
この呪いを解除しようとする場合、達成値40として扱います。ただし、解除するのではなく「引き受ける」事を宣言した場合、達成値は0として扱いますが、その代わり宣言した本人が対象とした呪いの効果を受けます。この効果は呪い属性です。
すでに受けている呪いを引き受ける事はできません。また、「引き受ける」宣言をする場合は呪い属性に限らず効果を解除する効果の魔法や能力、アイテムを用いることができます。
[常]誰も死から逃れられない
5種類以上の呪い属性による影響を受けているキャラクターは、HPの上限が0となり生死判定に-20のペナルティを受けます。
ヴラス・アマデウスはすでに3種類受けているものとして数えます。
[常]呪われた封印
「[常]呪怨之烙印」の処理を行う度にそれに対応した「部位:依代」を生成します。
[常]獄烙印
現在秘匿
[常]三回行動
[常]複数宣言=三回
[主]召異・奈落魔法15レベル/魔力25(35)
拡張効果は3R目まで有効です
[常][宣]魔法適正
戦闘特技《ターゲッティング》《鷹の目》《魔法制御》《魔法拡大全て》《マルチアクション》《ワードブレイク》を習得しています。
[常]飛行Ⅱ
[常]通常武器無効
[常]再生=25点
[常]吸血鬼の体
太陽の下にいる限り、手番の終了時に「25」点の確定ダメージを受けます。さらに、命中力・回避力判定に-2のペナルティ修正を受け、特殊能力「[常]通常武器無効」と「[常]再生=25点」を失います。
[常]吸血鬼
その手番での爪の攻撃が最初に命中した時に、対象に牙で噛みつくかどうかを選択します。
嚙みつきを選んだ場合、打撃点が「2d+50」点の物理ダメージとなり、適用ダメージと同値だけ、この魔物のHPが即座に回復します。
この効果でHPが0以下になった対象は、生死判定に-15のペナルティを受けます。これにより死亡した場合、対象は即座に穢れが5点上昇し、マッドブラッドとして動き出します。
[常]復活
カルス・ジニクスは倒されても周囲1km以内に6つのトーテムを生成し、それらの極僅かな残骸から7日後に完全な状態で生まれ直します。これを防ぐためには、復活がなされる7日目の日没までに全てのトーテムを解体し、それらの残骸を白樺を薪とした炎で焼き払わなければなりません。
魔物知識判定の達成値が弱点値を超えていない場合は、完全な手順をキャラクターが知り得なかったことになり、自力の知識のみで復活阻止を行う事はできません。
●依代
[常]非生物
この部位のみを対象とした受動的な判定すべてに失敗します。
[常]依代
この部位のHPが0以下となった場合、対応する「[常]呪怨之烙印」の効果が全て消失します。ただし、全てのキャラクターは解除された呪いの種類一つにつき「10」点の確定ダメージを受けます。
[常]溢れる呪い
この部位が破壊される際、破壊される原因となったキャラクターにこの部位の現在HPの絶対値を目標値とした生死判定を行わせます。失敗した場合「分類:人族」であるならば気絶し、それ以外である場合は死亡します。
戦利品
- 自動
- 刻まれた烙印(10000G/白SS)
- 2~6
- なし
- 7~12
- 呪怨の形代(30000G/黒SS)
- 13~
- 呪われた貴重品(100000G/黒SS)
解説
厄災、不幸、全ては『呪い』だ
世界も、人も、あらゆる全てが『呪われて』いる
死はお前を救わない、生もお前を救わない
『呪い』は誰も救わず、ただ世界が壊れるまで撒かれるのみだ