容姿・経歴・その他メモ

短命種のメリア。「オートレシア王国」の貴族13家の一つ、エルロイド子爵が種を拾い、育てた養子。
エルロイド子爵は長命種であるが、同族である短命種のロディを次期当主候補として期待を寄せ、育てられた。本人は、残り少ない寿命で責務を全うできるとは思えず、役割を放棄したがっている。
しかし、ロディの兄にあたるエルロイド子爵の実子たちは揃いも揃ってどうしようもない馬鹿であり、ロディはそれを理解している。

束縛を嫌い、過度な人との関わりを避けようとする気質があるが、自国や家の事情を無視できない生真面目さを併せ持つ。
身体能力は高くない上に体格にも恵まれていない。その代わりに頭の回転が速く、人への気遣いに長ける。
立場への自覚はあるが従者や民に尊大な態度をとらないため、馬鹿兄貴たちとの比較もあり領民からの信頼は厚い。

森羅魔法に適性を持ち、趣味は宿り木弄りである。暇さえあれば朝早くから森に入っては一日中自然の中で過ごす。その度、従者達を振り回してきた。
頭部右側に小さな青い花を宿しているが、昔、馬鹿兄貴たちに鼻が小さいことをなじられ、花びらをちぎられたことがあり、その事をあまりよく思っていないので、"恩人"にもらった帽子で隠している。
恩人とは、森羅魔法の師であり、生きる道標をくれた恩人。既に故人である。

父であるエルロイド子爵については、何故自分にこうも期待を寄せるのか理解できず、何を考えているのかわからない人と思っている。馬鹿兄貴のことがあったとしても、もっと他にやりようがある、と思っている。育て、愛情をくれたことに関しては深く感謝している。
馬鹿兄貴たちについては、今でも苦手意識があるが、憎むほどではない。自分より有用な養子が家にはいれば、気に入らないと思うのは当然だろうと考えている。また、自分がこの世を去った後、この兄貴たちは家を守れるのか、いや、それは難しいかと思い、心配している。

セッション履歴

収支履歴