幼少期、ナイトメアで在ることから迫害を受けて孤児院を転々とし、8歳の頃に捨てられる。
ナイトメアの孤児を拾う様な頭のおかしな人物など居るはずも無く、彼は物心ついた時からゴミを漁り、汚水を啜って生きていた。
ある日、路地裏にて空腹で倒れている際に聞こえてくる声が失いかけていた意識を覚醒させた。　
「君、大丈夫？ つらいの？　おうちくる？」
そう言いながら心配そうに近付いてきた彼女の顔は今も忘れられない。
少し黄色がかった金髪に美しい碧の瞳。
小さな体をブンブンと動かし天真爛漫に表現するその眩しさに目を奪われたのを今も憶えている。
そうして彼女に拾われ、貴族の執事見習いとして雇われ、なんやかんや世話をされ、今に至っている。
今はお転婆で興味があるものにほいほいついていってしまう困ったお嬢様のお世話係としてお側に控えている。

ユラ・ハーカー:主人。何を賭しても護る。
ベレス:変人で儚げな友人。危なっかしくてついつい手を焼いてしまう。
ウィステリア:ユラの事を安心して任せられる実力者。性格も誠実で実直だと思われる。
チョルト:変人……いや、変エルフか？
ヒース:うさぎ。もふもふしてそう。性格は悪い。

従者の極意─｜主命《あるじだけはかならずまもる》─

主人が戦闘エリアに居る状態での戦闘に補正が掛かる。
命中判定+2 物理攻撃のダメージ+2
主人が敵の攻撃によりダメージを受けた際に攻撃した個体にそのタイミングで自動的に反撃する。
その際次のラウンドは回避行動が取れない。
この反撃方法は射程が届く攻撃を選択する事が出来る。乱戦エリア外の敵であってもこの秘伝の反撃に鷹の目は要らない。

勇将

HPが3分の1以下になった場合発動する。 戦闘に関係する全ての判定値に+3