聖印と神像

トフラの聖印は、本の開いている様を模したものです。これは、トフラが常に持っていたとされる魔導書から取られたものだと言われています。
神像は少し小柄で美しいエルフの女性として作られます。
見ている人が「あれは本食い虫の神様だ！」となれば良いので、本を持った小さめのエルフであること以外の容姿は様々あります。
この世界のどこかに本物を象った神像があると噂されています。

神格と教義

トフラはブルライトのある小国に居た高位な魔術師であり、当時の最高位魔術師とまでのぼりつめていました。
その様を当時の人々は「本に住んでいる」、「本食い虫」、「知識狂い」、「真面目に魔法と向き合っている」と称しています。
そんな彼女は、このラクシアにおけるあらゆる「魔本」の基となった魔本を開発しました。しかし、彼女の属していた国は蛮族の襲来や他種族の侵攻によりあえなく消えてしまいます。彼女の知識を失うのを損失だと感じた月神"シーン"により、神格を授かったとされています。
（実は娘のフルシルの遊び相手として神格を与えたという説もあるとか）
トフラの性格はとにかく「魔法バカ」であり、魔法第一。そして、それを用いた研究開発をすることを趣味としており、当時を生きていた者たちからは「一度魔法を見たら解析するまで終わらない」、「かしこいのにバカ」と言われているようです。
そんな言葉を神になった後聞いた彼女は
「え！わたしそんなこと思われてたの！？」と言ったという言い伝えがあります。
そんなトフラの教義は
物事をあらゆる角度から観察して、考察して、「知り尽くす」こと
あらゆる知識を頭脳に修めたトフラの教義に感化された学者がいるようであり、ブルライト以外でもトフラの名を聞くことがあるかもしれません。
ただ、トフラは引きこもり体質であったため、ブルライトでも大陸方面でしか信仰を確認できないのも確かです。

格言

「本は全てを記憶する。わたしの頭のように」

「知識はあなたと共にある」

「知恵とは、あらゆるものを超越する…それは世界をも」

備考

"風と雨の女神"フルシルとトフラは良く遊ぶ仲のようです。

また、トフラは本を汚されることを何よりも嫌っているようです。

彼女は巷では
"本食い虫の女神"
"本と知識と知恵の神"
とも言われているようです。

ほんとにバカみたい、わたしは虫じゃないっての！