【『七色のマナ』式真語魔法術・真理詠唱論】
(ブルライト地方・ユーシズ魔導公国)- 入門条件
- 50名誉点
ユーシズ魔導公国に広大なキャンパスを構える魔法学園『七色のマナ』では、魔法行使やそれに隣接する技術に関してさまざまな研究が行われています。
そのうちの一つに、真語魔法学科があります。
真言魔法学科には、「文字(言語)」こそが、魔法を繙くうえで重要な役割を担っていると考えられており、「詠唱」は魔法を行使するに際して大きな意味があると言われています。
その「詠唱」を研究する過程で生まれたのが『七色のマナ』式真語魔法術・真理詠唱論です。
「詠唱」の長さや速度で魔法の効果が変わる事に焦点を当て、必要に応じて「詠唱」の完成度を決める事が必要であると提唱したこの理論は、真語魔法使いの中でも賛否両論とされております。
その理由として、代々受け継がれてきた魔法の詠唱文を変えるものであったり、実用段階で使用するものが少ないからです。
そのことから、このユーシズ内でもこの流派を使用する者は少ないとされています。
流派装備
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
流魔の観察眼 | 21 | 装飾品:顔 | 25000 | 魔力の流れを見る不思議なモノクル |
秘伝
この流派の技能はすべて真語魔法でのみ使用できます。
詠唱文を長くして威力を高めたり、文を一部破棄する事でより高速で魔法を行使する技術となっています。
《チャージングキャスト》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- 魔法使い系技能
- 適用
- 1回の魔法行使
- リスク
- その他魔法行使の制限
- 概要
- 1つの魔法行使の詠唱を長くし、達成値とダメージを上がる
- 効果
詠唱文を長くして魔法の威力を高める技術です。
魔法を行使するときに宣言し、その行使1回に有効です。
この特技を使用した魔法行使において、MPを消費する前に特技宣言者は、「詠唱を続ける」か「魔法を放つ」のどちらかを選択できます。
「詠唱を続ける」を選んだ場合、この特技を乗せた魔法行使を次の主動作で行うものとなります。
次の主動作タイミングでもこの選択を取ることができます。
「魔法を放つ」を選んだ時、破棄した主動作の数だけMPを倍加し、以下のボーナスを得ます。
・達成値を+【破棄した主動作の数】
・ダメージを【破棄した主動作の数】倍
この特技はダメージのみを与える魔法にのみ有効で、「詠唱を続ける」を選択中に魔法の対象が対象に取れない状態となった場合、この効果は失われます。
また、この特技宣言中に他の魔法を行使した場合も同様にこの効果は失われます。
《エリミネイトキャスト》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 《ダブルキャスト》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- 魔法使い系技能
- 適用
- 1回の魔法行使
- リスク
- ー
- 概要
- 魔力-5で2回の魔法行使
- 効果
詠唱を一番破棄し、高速で魔法を使用する技術です。
主動作として魔法を行使するときに宣言します。
この特技の宣言を行いつつ主動作で魔法を行使したら、直後に、追加でもう1回、魔法を行使することができます。この主動作で行使できる魔法は「本来行使できるレベルの半分(半数切り上げ)」のものに限られます。また、そのすべての主動作での術者の魔法行使は魔力を-5した値で処理されます。
この特技はダメージのみを与える魔法にのみ有効です。
《プロテクトキャスト》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 魔法使い系技能
- 限定条件
- 流魔の観察眼
- 使用
- 《魔法使い系技能レベル11》
- 適用
- ー
- リスク
- ー
- 概要
- 攻撃魔法に攻撃魔法をぶつけて相殺する。
- 効果
この秘伝の習得者は魔法攻撃の対象とされたときに、その攻撃魔法に自身の攻撃魔法をぶつけて威力を弱めることができます。
特技習得者は精神抵抗力判定を放棄し、使用できるダメージのみを与える魔法を行使します。
特技宣言者が受けるダメージは、対象の攻撃魔法のダメージから特技習得者のダメージ魔法のダメージを差し引いたものとなります。(0以下となった場合は0として算出されます。)
この時、特技習得者の魔力は-10した値で処理されます。
この特技の効果は10秒(1ラウンド)の間に、最大で1回しか使うことはできません。