特殊能力

●全身

○神格化制限

神格化するにはこのキャラクターが存在できるほどのスペースが必要になり、狭い場所での神格化は不可能となる。神格化は最大で3時間維持することができ、それを過ぎると救済と犠牲の王(キング=ガル=ジークフリート)は強制的に解除され、同時にこのキャラクターは機能停止状態となる。また、神格化が解除されてから1時間は神格化できなくなる。

○難攻不落の巨大城塞

･各部位のHPは術者の最大、現在HPがそのまま反映される。
･全ての部位は回避判定を行えない。
･受ける魔法ダメージを常に10点減少させる。
･全ての攻撃によるクリティカル効果を無効とする。
･毒&病気無効。
･精神効果属性に対する抵抗判定に+5のボーナス修正を得る。
･転倒せず、強制的な移動を無効にする。
･落下ダメージを受ける時、そのダメージを半径30m内のキャラクターにも与える。
･「創造の巨神」を発動するまで、このキャラクターの部位数は「頭部/胴体/右腕/左腕」の4部位として扱う。

○機能停止

神格化の効果時間が切れるか、「救済と犠牲の王(キング=ガル=ジークフリート)」が発動すると頭部や胴体、両腕は完全な城と砦の形状になり、両脚は城を囲む城壁に変形してその一部は城門となる。ただの城となっている間はこのキャラクターを操作する事はできないが、寝泊まり可能な建造物として扱うことができる。城の正体を知らないキャラクターがこの状態の城を見ても「立派な城だなぁ」としか思わず、違和感を抱かれることは無い。

○自動修復

毎ラウンドHPを10点回復する。HPが0以下になった部位にこの効果は適用されなくなる。

●頭部

○魔力水脈

頭部内にはマナの湧き出る泉がある。頭部のMPは術者のMPを2倍したものとし、神格化中は1時間経過するごとにMPが50回復する。

○盾神への尊敬

術者の取得している「セイクリッド･〇〇」系の神聖魔法と特殊神聖魔法を術者の魔力で使用できる。

△▶アッセンブル:ポーン(編制費:MP50/補修費:MP10)

城内で特殊なレギオンを創造し、術者の持つ貴格を用いて命令することができる。戦力が0以下になるか神格化が解除されるまで活動を続ける。

▶アッセンブル:ナイト(消費MP100)

城内で特殊なゴーレムを2体創造し、それぞれに別々の指示を行うことができる。破壊されるか神格化が解除されるまで活動を続ける。

△影駭響震の咆哮(全エリア(半径1km)/1ラウンド/生命抵抗:消滅/30(37))

ラクシア中に響き渡る程の大きな声を上げ、範囲内の任意のキャラクターの生命･精神抵抗力と命中力、回避力に-2のペナルティ修正を与えて転倒させ、発声を不可能にする。この効果は聴覚の無いキャラクターに対しては無効だが、耳栓などに対しては有効となる。この能力は戦闘準備以外でも神格化発動時と創造の巨神発動時に手番に関係無く発動できる。また、この能力の効果を受けるのは半径1km内のキャラクターに限るが、咆哮自体は半径10kmに渡って響く。

▶聖天の光(全エリア(半径500m)/術者/一瞬/必中/消費MP20)

青く燃える眼から光の波動を放ち、範囲内の任意のキャラクターのHPを20点回復させる。また、「分類:蛮族/アンデッド/魔神」には20点の魔法ダメージを与える。

△≫創造の巨神(消費MP100)

創造の力で下半身を作り出し、人型の巨神に変形する。これにより「部位:右脚」と「部位:左脚」が追加され、部位数は4から6に増える。1回の神格化につき1回まで使用可能。

●胴体

○巨神の城門

城内(体内)は豪華な装飾がされており、大体の家具や設備は自由に創造できるため意外と快適に生活できる。10m以下のキャラクターならば移動時に申請し、承諾されることで城内に出入りできる。このキャラクターは受けた申請に対して、「承諾(門を開く)」か「拒否(門を閉じる)」が行える。「部位:胴体」を破壊すれば拒否に関係無く侵入や脱出が可能になる。また、「創造の巨神」の効果中に城内から出ると高さ70mからの落下ダメージを受ける。

○籠城戦

城内のキャラクターは城外のキャラクターに対して遠隔攻撃のみ行うことができるが、城外のキャラクターが城内のキャラクターを効果の対象にすることはできない。

○攻撃障害:不可

「部位:頭部」は近接･遠隔攻撃の対象にならない。「部位:胴体」が破壊されるとこの効果は失われる。

○衝撃変換砲台(HP:∞/防護点:0/対象1体)

この能力は城内にいる任意のキャラクターのみが使用できる。
砲門には特殊な大砲が八門設置されており、大砲は物理攻撃を受けると自動で砲弾を生成して発射する。砲弾のダメージと射程(m)は「大砲が受けたダメージ」となり、砲弾の命中力は「大砲が攻撃された際の命中力」となる。「部位:胴体」が破壊されるとこの能力は使用できなくなる。

▶救済と犠牲の王(キング=ガル=ジークフリート)

城塞と術者を分離することで、城塞を維持しながら術者(救済と犠牲の王(キング=ガル=ジークフリート))の状態で行動できるようになる。分離時、術者は城内の玉座に座る形で出現する。分離中は「機能停止」によりこのキャラクターを操作することはできなくなるが、術者の状態でも創造の力の一部を行使することができ、「アッセンブル:○○」によって作られたレギオンやゴーレムへの指示、城内の形状を変化させることなどはできる。

●右腕、左腕

○流星の鉄槌

「部位:右腕」と「部位:左腕」による拳の攻撃は1エリア(半径5m)を対象とする。

▶怒りの手(対象:1体3部位)

対象1体(複数部位なら3部位まで選択可)を攻撃し、命中すると対象を巨大な手で掴み、掴まれていない部位も含め移動不可にする。また、掴まれた対象が行う近接攻撃は対象を掴んでいる部位にしかできず、自身も掴まれている対象に対しては掴んでいる部位でしか攻撃できない(こちらからの攻撃は自動命中となる)。掴み状態を解除するには対象が引きはがしに成功するか、自身が補助動作で手を離す必要がある。対象を掴んでいる部位は対象に対して以下の主動作が行える。
･圧殺:対象に打撃点分のダメージを与える。(必中)
･投擲:掴みを解除するとともに対象に80m(150m)からの落下ダメージを与えて転倒させ、最大1km先まで移動させる。(部位数3以下のキャラクターに対してのみ可能)
･収監:強制的に城内に移動させる。(部位数3以下のry)

▶救いの手

10秒(1ラウンド)の間、任意のキャラクター1体が受けるダメージを巨大な手で代わりに受ける。

▶浄火砲(25/32)

(1エリア(半径10m)/術者/一瞬/精神:半減)
片腕を砲身に作り変え、浄化の炎を一気に解き放つ。範囲内のキャラクターに「5×対象の穢れ」点の魔法ダメージを与える(穢れの表記が無いアンデッドと魔神は穢れ5とする。)。このダメージで死亡したキャラクターの死体は消滅し、その魂の穢れは0になる。

▶万魔蒼炎浄火砲

(全エリア(半径500m)/術者/一瞬/必中)
この能力は「部位:右腕」と「部位:左腕」がどちらもまだ行動していない時に使用できる。両腕を外して合体させ、宙を浮く巨大な砲身に作り変える。これにより3ラウンドの間「部位:右腕」と「部位:左腕」は一切の行動を行えなくなる。その後、砲身から解き放たれた蒼白い炎が辺り一帯を包み込み、範囲内のキャラクターに「20×対象の穢れ」点の魔法ダメージを与える(穢れの表記が無いアンデッドと魔神は穢れ5とする)。また、Lv15以下のアンデッドは問答無用で即死する。このダメージで死亡したキャラクターの死体は消滅し、その魂の穢れは0になる。1日1回のみ使用可。

●右脚、左脚

○天より降る大地

「部位:右脚」と「部位:左脚」による攻撃は1エリア(半径12m)が対象となり、命中すると対象を転倒させる。

○攻撃障害:不可

「部位:胴体」は近接･遠隔攻撃の対象にならない。「部位:右脚」か「部位:左脚」のどちらかが破壊されるとこの効果は失われる。

▶城壁展開(城壁:HP30/防護点10)

思い切り地面を踏み抜いて、同じエリアにいるキャラクター1体全を守るように地中から城壁を展開する。城壁は対象の受けるダメージを代わりに受ける。すでに城壁で守られているキャラクターに対してこの能力を使用することはできない。