容姿・経歴・その他メモ

【容姿】

身長172cm 金色の髪 血のように真っ赤な目
どの種族からも羨まれるような美女
胸元に蜘蛛の巣のタトゥーがある


【経歴】
運命に翻弄され、その後自分の道を決める事にした女。

出身はマカジャハット王国、踊り子の家に生まれた。
それなり以上の美貌と、それなりの技を持っていた彼女は
トップにはなれずとも、確実にファンの多い踊り子であった。
この頃の彼女は今とは別人のようであり、誰にでも笑顔で接する優しい少女であった。
「花畑の踊り子」、それが彼女のもう一つの名であった。
今考えてみれば、あれも蔑称だったのだろうと彼女は笑う。

ある時彼女はファンの一人にいた外国の貴族の男に見初められ、そのまま結婚。
それは彼女の人生が、誰かの夢になった瞬間であった。
しかしそれは彼女のそれなり以上の生活が終わる理由になった。

彼女の結婚自体が貴族間での政争の歯車であり、結果として彼女は夫を暗殺した罪で投獄される。
勿論、彼女が手を染めるなどと誰も思っていなかった。
無論、彼女は手を染めてなどいなかった。

獄中での生活は彼女を変えた。
使えるものを使い、なるべく保身しつつ、欲しいものは手に入れる。
弱肉強食の世界を、彼女は確かに生き延びていた。
弱肉強食の世界は、彼女を永久に変えてしまった。
現在の彼女はよく笑い、何処か虚ろで、まず疑う事をし、その上で利己的な判断を下す。
しかしそれでも、本来持つ優しさを捨てきれていない。

その後には懇意にしていた看守の下心を利用し、「自身の死」を偽装し脱走。
名前を変え、嘘を用い、冒険者となった。
蜘蛛の巣の刺青はこの頃に入れられたものであり、彼女の決意である。


経歴表：
【身体の何処かに刺青がある】
【投獄されたことがある】
【濡れ衣を着せられたことがある】
【他に生き方がなくて】

セッション履歴

収支履歴