角

上向きの黒い角。一度完全に折られたことがあるものの、やがて生えてきた。同種族のウィークリングに比べてやや大きめ。

尻尾

奴隷時代に切断され、無くなっている。付け根のあたりにはやや痕跡が残っている。

剣痕(ソードスティグマ)

右肩にある剣の形の傷跡。（→OPB133頁）
彼女がヴァグランツとなってから1年ほどたったある日、肩の傷に気づいた。はじめは何かの呪いかもしれないと怯えていたが、後にフォルトナの逸話を知る。それからは同様の模様を服に縫い付けている。

スタイル

とてもいい。最高の身体をしている、PLの癖がほとんどすべて詰まっていると言っても過言ではない。最高の女。
細身に見えるかもしれないが筋肉質で、しっかりした身体をしている。身長は170cmくらいで、体重を測ったことはないが結構重い。

服装

ワンピースタイプの上下一体型の服を好む。下半身の動きが制限されないこと、洗うとき1枚洗えばいいことなど、メリットだらけである。

信条１

運命：否定

ミノタウロスの孕み袋として生涯を終えることを強く拒んだ彼女ならば、当然といえる

信条２

希望：肯定

いつ、いかなるときも、希望を忘れてはならい。母がくれた言葉、最後の贈り物。
いつか誰かの希望になるために。

矜持

自由を尊重する

何物にも縛られず生きること、何物も縛らないこと。自由であれ

生まれ

人間の母とミノタウロスの間に生まれる。
次代のミノタウロスのための孕み袋となるべく、誘拐され、幽閉された複数の人間の女性によって育てられる。アルマは母親がつけた名であり、ヴォルフィンヘーレは幽閉されていた洞窟があった森の名前。

幼少期

だいたい10歳くらいから、彼女の仕事が始まる。
1日に5体以上のミノタウロスと交わり、子供を産む。ウィークリングでありながら、ウィークリングを産んだことはなかった。彼女は、優秀だったのだ。役目を終えた母親はその後殺された。

青年期

討伐に赴いた冒険者によって、ヴォルフィンヘーレのミノタウロスは殲滅される。生き残っていた人間の女性は救助されるも、アルマはウィークリングであったために殺されるところだったが、その場に居合わせたタビットの奴隷商によって引き取られる。
娼婦としての才を見出され、角と尻尾を切り落とされたうえで人間の娼婦として働くことになる。ここがヴァイスシティだったということも幸いし、それでも生きられるならと、アルマはそれを承諾。
ある冒険者と一夜を共にしたとき、尻尾の付け根や角の痕跡からウィークリングであることがばれてしまい、殺されそうになるも、反撃。冒険者を殺してしまう。
帰ることもできなくなった彼女は、冒険者の装備を奪ってヴァイスシティから逃走する。

現在まで

大きな町に入ることはできないため、ヴァグランツとして行動する。小規模な村で起きた事件を解決したり、戦利品目当てに迷宮に潜るなどして生活している。

弱点対策でセージもほしい。

特に目的もなく、気の赴くままに生活していたあるとき、迷宮で出会った冒険者から、フロンティアの伝説を聞く。

'''それはさまざまなおとぎ話のひとつ。そこは全てのものに上下がなく、全てが等しく与えられるという。
また、望まない別れをした人物に再び会うことができるという。それこそ死者でさえ。
争いも飢えもなく、穏やかな時が永遠に続く理想郷である。'''

ミノタウロスの娘としての宿命、ウィークリングとしての運命。
虐げられ、疎まれ、奪われ続けた人生の中で、ようやくつかんだ自由。

その先にあるのは、理想郷か、果たして──


旅の途中、ガルーダのウィークリングであるクシャンテと出会う。
目的を共にした2人は、フロンティアを目指すことになる。この冒険に、幸あらんことを