アストレイド・オーダーは、エイギアギルドと東亜工廠の共同研究により開発された、魔動天使の能力を飛躍的に強化するための新技術です。この革新的な技術は、グラン・アストレイドの特性と、「イドラデウス」の解析結果を基に構築されています。

アストレイド・オーダーの開発は、エイギアギルドのマギテック第一人者、クリスタ・ボウによるグラン・アストレイドに関する古代資料の発見から始まりました。フェンディル王国領内にあるシャロームの迷宮には、古フェンディル王家の研究資料が数多く眠っていたのです。この資料には、デュランディル時代初期に猛威を振るった魔物、アストレイドについての詳細が記されていました。その中でも、グラン・アストレイドの存在には驚きを隠せませんでした。「神をも上回る力」や「ラクシアの理の外を起源とする怪物」といった仰々しい記述が目立つその兵器の仕組みには、魔動天使と共通点があったのです。

エイギアギルドは、魔動天使の調査を開始しました。そして、魔動天使の開発設計に携わった人物達が、東亜工廠という研究機関出身だと突き止めます。コキベニの巫女マコラの伝手を頼りに、東亜工廠と接触します。東亜工廠では、古代人『マキ』の遺産「イドラデウス」の情報を入手します。
「イドラデウス」の解析データと、グラン・アストレイドの資料を基に、東亜工廠との共同研究が進められました。その被検体として、自ら志願したのがトレヴです。デルザーリとの戦いで力不足を痛感した彼女は、エイギアギルドの英雄として、そして魔動天使たちの意志を継ぐ者として、この新技術を試し、さらなる力を手に入れることを決意していたのです。

そうして、アストレイド・オーダーは完成しました。アストレイド・オーダーの完成により、トレヴは新たな力を手に入れ、魔動天使の限界を超えた存在となりました。彼女の装いは新たに、その力はラクシア世界を守るための象徴となったのです。

流派装備

【アストレイド・オーダー】の使用に必要である。