容姿・経歴・その他メモ

テセウス

身長187cm/28歳

　ヒスダリアの商人の家に産まれたティエンス。ティエンスと人間のハーフで、父親がティエンスだったらしい。商人と言ってもすごく小さい商店を営む程度だが、冒険者の往来が多い立地でうまいことやっている。行きずりの冒険者ティエンスと商人の娘の間にできた子どもがこのテセウスである。父親とは連絡を取っていない、取れない。
　そして母親から猫かわいがりされ、冒険者になってもつまらないことで命を落とさないよう、「テセウス」という賢い勇者の名前を付けられた。そして家業の商売のことのみならず、魔物や蛮族のことなどを勉強していた。
　人生の転機は15歳のときだった、このときはじめて母親がテセウスのことをぶったのである。どうしてぶたれたか全く覚えていないが、美しい母親にぶたれてとても興奮した。当時のテセウスはそういうお年頃だったのでひっそりエロ本を集めたりしていたが、その日からノーマルなエロ本では見ても楽しくなくなった。
　喫煙者ではないがタバコを持ち歩いているのは根性焼きしてもらうためである。

　ちなみに地毛は金である、母親の真っ赤な髪の毛が好きなので染めている。

　そして第2の運命は27歳のとき、つまり去年である。マカジャハットに泊まったとき、屋台が並ぶ賑やかな通りのなかで不思議な模様の、しかし作りが荒い細工箱を売る美少年を見かけたのである。未成年かどうかかなり判断に迷った。その日は箱を買うだけにしたが、宿で悶々とした。ああいう美少年に踏まれたり蹴られたり殴られたりしたい。緊縛してろうそくを垂らしてほしい。そのうえで✕✕✕してほしい。全身で■■■。少し怖いが、あの子となら●●●だってしてみたい。
　そういうことで毎週通っていたが、日に日にやつれる様はかわいそうだった、しかしそれでもなお拒否する姿はまさに女王様。
　しかし、女王様はある時突然姿を消したのである。話を聞くと、猫のリカントが食事を与え連れ去ったらしい。「泥棒猫め……」というセリフが口からスルっと出た。しかしあれほどの女王様に他のドMが寄ってこないわけがない、自分の不手際である。躍起になって探し、見つけた女王様は泥棒猫・神官・メリアとともにいた。さすが女王様、下僕をあんなに連れているなんて……！この豚も下僕にしてください！！告白文を考えているうちに見失い、また慌てて探し当てたところである。

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