ブルライト地方の田舎のとある農村で生まれた。実家は農家で小麦、米、果物、なんでもござれなスーパー農家。生まれつき体が強く、子供たちのリーダー的存在であった。当時から冒険者になりたくさんの人を守ろうと志し、ついにブルライト地方へと出向き冒険者となる。

「明るい」をそのまま擬人化したような性格。人が困っているのなら見捨てられず、
無報酬あるいは少ない報酬でも人を助けることが多々ある。
ペリペティアと話した人間はよほどひねくれた性格でもない限り「いい人」と口をそろえて言う。

ひたすら運動。ハーヴェスをランニングしたり、騎士団のトレーニング施設を借りて筋トレ。
いずれ家庭菜園にも手を出したいと思っている。外に出る度誰かしらの手伝いなどをしているので、
実質人助けも趣味だと言っていい。

誰とでも仲良くできる。

あまり行動の先を考えない。

人並みな正義感をもち、人並みに人を助けたいと思い冒険者となった。
その根底には、英雄になりたいという小さな憧れもあったのかもしれない。
ただし心には芯はない。漠然とした願望で動いているため、揺らぐことが多々ある。
漠然とした願望で行動し、人を助ける。それゆえに起こることまで考える事すらできていないので
ある意味最も危険な行動動機でもある。

1.実家が農家なので、趣味で農業をして果物を育てたいと思っている。
2.あともっと筋肉をつけたい。ガランには負けられない。
3.騎士団のみんなに閃迅剣を普及させ、戦力を向上させたいが、みんなうまくできていない。なぜだろう。

ある日、2回目のギルドの依頼を受注するために
掲示板の依頼用紙に手を伸ばすと、とある人間と手がぶつかる。彼の名は「ダルシュ・ハザード」
ギルドの受付嬢の手引きによりダルシュとパーティーを組むことになる。
人を食ったような性格をした彼とは性格が噛み合わないが、彼にも突出した物があり、ただ嫌うわけにもいかないと思い始める。

森に探索に出かけるが、そこで何かしらの危機を感じてハーヴェスに帰還する。
ハーヴェスの冒険者達が調査に向かうが、情報は得られなかった。

レイピア以下の新人冒険者達が集められた大会に出場し、優勝をする。
その時に、キューティクルズや、ユークス・オーキッド、ガラン・グリズリーと親交を深める。

村の盗賊退治に行くと、アロという少年（蛮族）に騙され毒を受け、崖から落下する。
そこでローズという女性に助られ、一緒に幻獣が減少しているという事を調査することになる。
また、調査中にアロと再開し、戦闘になる。
その際、ローズに助けられ、ペネトレイトストライクを習得する。
その後、黒鷲と相対し、ローズ、ダルシュ、ケルウス、とともに撃退する。
そして幻獣は解放され、謎の歌声により、幻獣は元の住処に帰っていった。

アーチェリーオンから黄金卿という場所の話を聞き、ダルシュ、クロエ、ユークス、ガランと黄金卿がある
と言われる場所に向かう。
そこで、黄金を身にまとったドレイクと戦闘になり、勝利したと思えば、エル・ガイラと遭遇する。
それも何とか撃退し、黄金、角を回収し、脱出する。

行方不明の冒険者を捜索するために村までダルシュ・アーチェリオン・クロエと捜索に出る。
そこで、謎の暗殺集団と対峙し、そのリーダーを討伐する。
しかし、デルバルドと名乗る男の襲撃にあいパーティーが全滅する。
目覚めるとダルシュと共に牢に入れられていた。
なんとか脱獄し、クロエ、アーチェリオンを救出し、脱出を目指すが、途中でペリペティア一人分断される。
そこで、ダルシュの親と名乗る３人と出会う。
そこでペリペティアは大まかに知ることになる。ダルシュの過去を。
ペリペティアは再び剣を握る。崇高な目的などない、ただ隣にいる友を守るために。

始まりは小さなただの依頼だった。
森の調査中、エルフの集団と戦闘することになる。エルフの集団を完全に無力化しようとしたとき、
集団のリーダー「フウカ」と出会うことになる。フウカはダルシュと関連のある人物であり、
曰く、かつてダルシュの故郷に住んでおり、「エルフ狩り」に巻き込まれた一人であった。
その後、フウカが暮らしている集落に案内されることになる。
集落で過ごすこと数日、ある日突然「アベル」の襲撃により、集落が壊滅する。
子供たちは内部から爆発し、集落の人々は逃げ惑うが、大半は死亡したのだろう。そして、ダルシュもアベルに
連れ去られ、残ったのは負傷した人々と、フウカとペリペティアだけであった。
そこでペリペティアは気づいた。自身に大義など無く、ただの自分勝手な利己心で戦っていたことに。
自分が他者より少し強かったから、優れていると思っていたから、ただ自分の強さに酔っていただけだった。
実際は彼はただの凡人でしかなく、その上自分が凡人であることに耐えられなかっただけのただ利己的な迷惑な人間でしかない。
そして、ダルシュを取り戻すために、いや、「自分の尊厳」を取り戻すべくもう一度アベルに挑む。
…が、ただやけになっているペリペティアなど決して強くはなく、冷静さ失っている分むしろ普段よりも弱くなっていた。
恥と怒りで行き場を失っている剣などなまくらより劣るものでしかないのだ。