容姿・経歴・その他メモ

『血の魔戦団』に所属している冒険者。遊撃や単独行動を得意としている。

戦うのは好きだが、人を殺すのは好きではない。あくまで戦いは相手と自分の力比べであり、そこに生き死にをかけたくはないと思っている。とはいえ人を殺したことは少ないながらある。ちなみに人以外、蛮族などに対してはそもそもそういうためらいはない。あれらは倒すべき敵であり、それ以上ではないからである。
基本的には戦闘ではソードブレイカーのみを使用する。この剣は殺傷力を抑え、代わりに相手の武器を折ったり、殴りやすい形状に加工された柄で殴打したりという用途として使われている。ゲルダの愛剣である。そしてどうしても殺さざるを得ない場合にはエクスキューショナー……処刑人の名を冠する武器を用いる。

父親はイーヴァの隠し子である戦士ボルド。母親は魔戦団所属の傭兵である神官戦士エクレシア・オーシュガラム。二人の馴れ初めはそれはそれはロマンチックなものだったそうだが、ここでは割愛させていただく。
先祖代々血の魔戦団に所属しており、団員はもはや家族のような感覚である。
ゲルダが生まれてから半年ほどで母親がインフィニシアによって意識不明の重体にされてしまう。治療法及び延命のために父親は身を切るような思いで一人娘であるゲルダをイーヴァへと託し各地を奔走し始める。そのためゲルダにとって両親と同じくらい育ての親であるイーヴァには強い尊敬の念と親しみを持っている。
幼いころから育ての親であるイーヴァに技を仕込まれており、元々の才能もあってかめきめきと頭角を現していた。3年前には既に単独で依頼を任せられたりもしているほどには早熟。
正式に依頼を受けたのは１４の頃。それからはものすごい勢いで腕前を上げていった。まるで何かに合わせるように……。ゲルダ自身の才能もあるが、父親はその時に、妻から聞いていた先祖代々行われている習慣『先代の武器を鋳つぶして次代の武器の素材に使う』ことを決め、娘の顔を見に戻った際に自身の武器と妻の武器を鋳潰して二本の剣としてゲルダに与えた。これはアガットの頃から続いている伝統であり、もし子供が複数いた場合は自分の武器を子供全員に分けて作る。
ちなみに余談ではあるが、この注文に対して武器屋はいい顔をしないが、血の魔戦団に入ってからは理解がもらえているのでスムーズに進んでいる。

食事が大好きで、各地を回ってはその土地の名物料理を食べるのが最近の趣味。いつも何かを食べている……わけではないが、割とそんな感じ。
ちなみに料理も作れる。個人用でしかないが割と美味しいと評判だったりもする。

魔導機術にはあまり精通していないが、魔動機のメンテナンスの腕前は確かな物。これはとあるルーンフォークを整備するためと言われているが、先代、先々代は彼女に会ったことはないらしい。しかしひいひいおばあちゃんのエスメラは、そのルーンフォークの事をとても楽しそうに、それでいて寂しそうに、懐かしそうに……語っていたという。
そんなルーンフォークの双剣士に憧れて二刀流を極めようとした……と言っても過言ではない。赤いマントのルーンフォーク。もし会える日が来たら……エスメラからの伝言を伝えねばならない。

同じ魔戦団に所属するチーノの事を慕っている。慣れない育児をするイーヴァの代わりに世話する事もあったので家族のように思っている魔戦団員の中でも一際近しく感じており、普段はチーノおねえちゃん、おねえちゃんなどと呼んでいる。
そのため初期の頃のゲルダが依頼を受ける時にチーノが同行することもしばしばあった。ので、互いの動きはよく分かっている。

一人称は『ボク』で目上の人には基本的に敬語を使う。
自分の強さに自信を持っているが天狗になっているわけではない。それは過去に増長した結果大きな失敗をして命を危険にさらし、団員に、家族に心配をかけてしまったことに起因している。
仲間思いで、一度仲間と思った相手にはすごい世話を焼きたがる。

イーヴァの隠し子がボルドである事、それのつながりからイーヴァの孫がゲルダであることは他のPCには知られていません。よろしくお願いします

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