ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ケーティ - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ケーティ

プレイヤー:梅こんぶ

種族
スノウエルフ
年齢
180
性別
種族特徴
[暗視][剣の加護/厳つき氷]
生まれ
操霊術師
信仰
ランク
穢れ
9
4
13
11
8
6
7
7
9
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
0
成長
1
器用度
20
敏捷度
17
筋力
10
生命力
11
知力
20
精神力
23
増強
増強
増強
増強
増強
増強
器用度
3
敏捷度
2
筋力
1
生命力
1
知力
3
精神力
3
生命抵抗
3
精神抵抗
5
HP
17
MP
29
冒険者レベル
2

経験点

使用
3,500
残り
740
総計
4,240

技能

コンジャラー
2
セージ
2

一般技能

ブルワー(醸造家)
5
ディスティラー(酒造家)
5

戦闘特技

  • 《魔法拡大/数》

練技/呪歌/騎芸/賦術

  • なし

判定パッケージ

セージ技能レベル2 知識 5
魔物知識
5
先制力
0
制限移動
3 m
移動力
17 m
全力移動
51 m

言語

会話読文
交易共通語
エルフ語
魔法文明語
汎用蛮族語
魔動機文明語

魔法

魔力行使
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
コンジャラー技能レベル2 操霊魔法 5 5 +0
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
技能なし 10 0
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
ソフトレザー 3
合計: すべて 0 3
装飾品 専用 効果
右手 魔法の発動体
所持金
310 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

冒険者セット
着替えセット
魔香草3個
魔晶石5点分

名誉点
13
ランク

名誉アイテム

点数
冒険者ランク

容姿・経歴・その他メモ

過去

 私は小さいころ、周りの子と比べてずば抜けて頭の回転が速かった。こう自分で言い切ってしまうことで傲慢に見られたくはないが、実際事実だった。クイズや謎解き、問題については私より先に解ける人はいなかったし、いつだって大人たちは私のことを褒めてくれた。いつだって私は一番だったんだ。
 あれは忘れもしない7歳の頃。家のポストに手紙が入っていた。「明日の朝村一番の木の下に来てください」と。何事かと思ってちゃんと次の日の朝に木の下に行ったよ。そしたら、顔は見たことのある男の子が立っていた。たしか私の1つ下だったかな。

 「えっと…手紙を書いたのは貴方?」
 「そう。急にごめんね。どうしても伝えたいことがあったんだ。」

 そう言って私から視線を逸らした彼の顔を覚えている。

 「あのさ、僕、君にずっと憧れてて…好きなんだ。良かったら僕と付き合ってくれないかな…?」

 私は君の名前も知らないのに?と言おうと口を開きかけたけど、少し考えた。
 恋愛なんて本の中でしか見たことがない。両親も恋人とはちょっと違う感じがするし。正直興味はある。
 …もしかしたら付き合ってみたら何かわかるかもしれない。

 「…いいよ。付き合っても」

 途端、甲高い笑い声が耳を突き刺した。

 「インテリ女が騙された!」
 「聞いたか今の?いいよだって!笑」
 「どんだけ頭が良くても人の演技を見破れないんだな笑」

 とても、不愉快だった。思い出す度に吐き気がするくらいには。
 彼らは、私を妬み、騙して出し抜いた優越感を得ようとこんな行動を起こしたのだ。なんとも馬鹿馬鹿しい。そんなことをしなくたって、運動でも何でも、私を上回れるところがあっただろうに。本当に理解できない。

 あの日、どうやって帰ったかは覚えていない。悔しさに泣いていたかもしれないし、呆然と歩いたかもしれない。

 それからはどうしても他人を信じきれず、心のどこかで疑って予防線を張るような考え方から抜け出せなくなった。しかし、疑っていることを悟られないように態度には出さないよう努力はしていた。それで摩擦が起きて不都合でもあったら困る。そんな風に、人と関わっているような関わっていないような生活が百数十年続いた。

 自分の年齢も数えるのが億劫になってきたある日、夕飯の後に両親に呼び止められた。

 「どうしたの、そんなに改まって」
 「どうしても話したいことがあってな」

 先ほどまで食事をしていた席に戻り両親と向き合う。
 そういえば、最近は両親にも皺が見られるようになってきたな。

 「お前、ずっと友達をつくるのを怖がっているだろう」
 「…なんでそんなこと」
 「お前は人との付き合いが悪いわけではないが、必要以上に踏み込もうとしない。明確な日にちは分からないが、成人前からずっとだ」
 「いい?ケーティ、私たちはね、このまま暖かさを知らないまま生きてほしくないの」
 「そうだ。大分伝えるのに長い年月が経ってしまったが、私たちはエルフだ。お前の人生はまだ続く。これからでも遅くないから、誰かを頼ることを覚えなさい」
 
 …参った。やはり親とはよく見ているものだ。私をずっと支えてくれた両親にこんなことを言われてしまっては到底嫌だなんて言えない。最近は老いが目立ってきてなんとか親孝行をと思案していたところだったのに。

 「ケーティ、提案がある。旅に出るんだ。この村は狭すぎる。旅に出れば行く先で様々な人に会うだろう。そうする中で、人を信頼することや頼ることを練習するといい」
 「…わかった。でもたまには顔を見に帰ってくるよ。二人の老い先は短いかもしれないからね」

 こうして私は冒険者ギルドに足を運んだ。

その他

 冒険者ギルドで登録手続きを済ませて一息ついていると、とある桃色の少女から声を掛けられた。どうやら、共に冒険する仲間を探しているらしい。「あと絶対返すし冒険できっと役に立つから70G貸して!」とも。貸し借りは信頼関係の上で成立すると聞いたことがある。練習の第一歩として答えるのも悪くはないのかもしれない。70Gが消えたところで路頭に迷うわけではない。ただ、二人組だと戦力が不安なのと敵前逃亡で取り残される恐れがあるから、人数を増やすことは提案した。

履歴

ー我が親愛なる両親の為にー

冒険者ギルドにて

2024/04/14
 冒険者ギルドで冒険者登録をした。一人では危険だとギルドの人は警告してくれた。さすがに一人で魔物と渡り合えるほど私は体術ができるわけじゃない。その通りだと思い、共に依頼を受ける人を探すことにした。話しかけられそうな人を探そうと周りの冒険者を観察してみるが、どうにも話しかける意欲が湧かない。魔物に遭遇するかもしれない依頼を共に受けるということは、即ち命を預けるということだ。途中で裏切られて見捨てられたら?戦利品分配の頭数を減らそうと急に襲い掛かってきたら?少し勇気を出そうとしても、その可能性への恐怖が邪魔をする。ただ冒険者を眺めるだけの時間が続く。いい加減覚悟を決めなければいけない、いや、裏切られても対処できそうな人物を探すか。しかし、本性も能力も、見た目だけではわからないものだ。私は人の心を見通す術など知らない。であれば、結局可能性は消し去ることができないのだ。なんとか解決策を思案する。思案して、また時間が過ぎた。一度出直す、という選択肢がちらつき始めた頃、はつらつとした声が聞こえた。
「ねぇねぇ、そこの綺麗なお姉さん!もしかして1人?」
 見ると、私よりもずっと小柄な少女。きらきらと輝く赤い瞳が眩しかった。一緒に依頼を受ける仲間を探しているらしい。正直、信じてしまいそうになった。信じたかった。あまりにも真っ直ぐな眼差し。言葉の端々に除く純粋さ。大切にされてきたんだろうな、と感じた。しかし、どうしても脳裏によぎるのは「もしも」の言葉。彼女の獲物は見たところメイス。それを振り回されたら自分では対処できないだろう。だが、どうしてもこの子に惹かれる。共に歩む旅路を見てみたくなる。興味に反して震える手を落ち着かせるために、彼女に仲間を増やすことを提案した。
 続けて彼女は言った。
「あ、でもまだ防具足りてないんだった!」
「ねぇねぇ、お金持ってる?」
 70Gを貸してほしいらしい。金銭の貸し借りは信頼関係の上で成立するという言葉を思い出した。どうせこの子とは依頼で一緒に行動するだろうし、70Gが無くなったとしても路頭に迷うわけではない。信頼関係というものを知る題材としては最適だろう。返ってこなかったのならそれまでだ。言われた通りに70Gを渡すと、彼女は目を輝かせてギルドの外へと駆けていった。
 
 嬉しそうに鎧を抱える彼女と次の仲間の話をしていると、何かを見つけたようで席を離れていってしまった。目線で追うと、向かった先にいるのは青い髪の冒険者だった。どうやらもう次の勧誘をしているらしい。近づくと、冒険者が目に涙をためているのが見えた。…言及すると否定されてしまった。大方、ギルドに一人で心細かったのだろう。
 彼と彼女の会話を聞いていると違和感を覚える。どこか、話し方がたどたどしい。緊張しているのか、はたまた喋り慣れていないのか。どんな理由であれ、彼は依頼に出たがっている。見たところ臆病な面はありそうだが、性格は後々分かるだろう。利害が一致しているなら、少しの警戒をしつつ行動を共にするのは悪くないのかもしれない。…私が拒否したところで彼女は諦めないだろうし。

 メリルさんは出会って間もない私たちのことを友達と呼んだ。咄嗟に否定してしまった。友達…私がずっと怖がって避け続けてきた称号。いつか私は彼女らのことを「友達」と呼ぶことができるだろうか。

冒険の前に

2024/04/14
 とりあえず人数を増やそうと、3人で外へ冒険者を探しに行った。結果は残念に終わり、私たちは冒険者ギルドへと帰ってきた。
 そこに、赤髪の少女が話しかけてきた。どうやらメリルさんの知り合いらしい。ドラゴンを連れているなんて珍しい。家族のようなものなんだそうだ。仲良さげに話している。
 なんだか2人と1匹はメリルさんに当たりが強いように感じる。聞くと別に信用していないわけではないらしいが、こういうのが「仲がいい」ということなのだろうか。
 こうして共に依頼を受ける仲間は4人と1匹になった。随分と大所帯になったものだ。私は円滑にコミュニケーションを取ることができるだろうか。依頼は赤髪の少女、クレアさんたちがもう決めているらしい。なんでも墓掃除だとか。地図が曖昧だったため、そこにいる冒険者に聞き込みをすることになった。こういう時にメリルさんの無垢さが羨ましくなる。メリルさんとクレアさんのおかげで目的地までの道は分かった。
 いよいよ初の依頼へ出発だ。リーダーはメリルさん。そしてこのパーティには迷子が一人と無鉄砲が一人。…大丈夫だろうか。

初めての依頼

2024/04/15
 私たちは森へと向かった。昼なのに森の中は暗く、たいまつを焚かなくてはいけないほどだった。少し進むと、不穏な気配がする。どうやらゴーストがいるようだ。分かってはいたことだが、こうやって魔物の気配を感じるとやはり緊張する。
 一度川の方へ撤退する。川はとても澄んでいて、魚が泳いでいた。ユキノさんとダイヤさんが上手に川魚を捕まえる。ダイヤが捕まえた分はクレアさんが調理をしてくれた。見ていて楽しくなるような手捌きだった。ちょっと羨ましい。
 川沿いを移動しながら、今晩は野宿することになった。夜目の利かない方々もいるため、明るいうちに準備を済ませて眠りにつく。これは後で知ったことなのだけれど、ユキノさんが見張りをしてくれていて、メリルさんを起こして交代したつもりがメリルさんは二度寝をしてしまったらしい。…まあ、何もなくてよかったな。
 起きてからはまた川沿いに進んでいく。進んでいくと、聞いていた目印の岩を見つけた。森は、昨日と同じく暗かった。目的地のお墓にたどり着く。思っていたよりも荒れているわけではなかったが、周りに魔物が湧いていた。昨日のゴーストたちもだ。
 ゴースト、ゾンビ、グール。いかにもお墓に出没しそうなやつらだ。私はみなさんより攻撃手段を持っているわけではないから支援しかできないのがもどかしい。ゴーストには普通の物理攻撃は当たらない。エンチャントウェポンをみなさんにかける。これだけで意外とMPが持っていかれるな。最後までもつだろうか。
 連戦だったがなんとかすべて片づけることができた。私は専ら回復役だったが、最後の方はMPがほぼ尽きていた。途中でメリルさんに魔香草を焚いてもらわなかったら枯渇していただろう。もっと鍛錬しなければ。

薬草採取

2024/04/21
 朝食をギルドで取った。私は昔から朝が得意ではないから、早起きできる方々が羨ましい。先に起きていたクレアさん、ガウルさんに挨拶をし、パンとスープを頼んだ。途中、クレアさん自作のバターをいただいたのだけれど、あまり経験したことのない味で美味しかった。両親にも食べてもらいたいからあとで作り方教えてもらおうかな。
 その後は他の皆さんも起きてきて…ユキノさんは何故か入口から入ってきていたけど、新しく依頼を受けることにした。今回は薬草採取の依頼だ。メリルさんがどこかわくわくしているように見える。確か薬草には詳しいというような話を聞いた気がするから専門分野を生かせるかもしれないのが楽しいのかな。図書館で調べたところ、どうやら目当ての薬草は森の中にあるらしい。最後までみなさんのサポートをやり切れるように気合を入れないと。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200 0
能力値作成履歴#287138-2
1 2024-04-15 初めての冒険 1,240 570 13 精神
新沼 にゃんこ丸ゆうりんご王燐斗新沼
取得総計 4,240 1,770 13 1

収支履歴

魔法の発動体::-100
冒険者セット::-100
魔香草2個::-200
魔晶石5点分::-500
ソフトレザー::-150
メリルに貸した::-70
魔香草::-100
魔香草::-100
メリルからの返済::+70
着替えセット::-10
魔香草2個::-200

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