容姿・経歴・その他メモ

1:恥ずかしい癖を持っている
2:本から大きな影響を受けている
3:投獄されたことがある
親に反発して旅に出た
信条：穢れ(アビス)+欲望(所有、奪取)
矜持：敵には背を向けない
ハプニング表：相手を褒めるのが得意(ハプニングとは？)


奈落と魔神に挑む壁の守人の物語がある。

本の中のその英雄は、幾度となく死にながらも蘇生を繰り返す。
そして、強大な敵に何度も挑み、打倒した。
物語りの終わりには、その身を穢れに蝕まれながらも、あらゆる富と名声を得るに至った。
そんな泥臭い英雄譚。

ウィリーアは、幼い頃に読んだその英雄譚に夢中になった。
そして他の幼子と同じように夢想する。何にも屈さず、逃げず、挑み、全てを守り、叶える。そんな英雄のように在りたい。(2)(矜持)
幼い頃は、ただの正義感の強い少女だった。他者の良い部分によく気が付くこともあり、ウィリーアを慕う子も多かった。半ばガキ大将のような立ち位置に居た(ハプニング)
彼女が異質だったのは、その想いが成長しても色褪せることはなかった事だ。
本の中の英雄のように、死んで穢れても、己を貫くのだと、レプラカーンとしてはかなり異質な生き方をしていた(信条：穢れ)

当たり前ではあるが、そんな反骨精神のような生き方が上手く行くことは稀だ。自身よりも強大な存在に歯向かえば、無事に済まない事もある。
ある日、横柄に振舞う貴族の横っ面を、講習の面前でぶん殴った。
当然のように捕まり、投獄される。(3)
幸いにも、種族特性を活かして救出しに来た両親により脱獄することができたが、その後、両親とは反発しあうようになった。

靴職人であったタール夫妻は、常識的で我が子を心配する真っ当な人物だ。
至極普通に娘に願う。
「もっと器用に、平穏な生き方をして欲しい」と、
しかし娘は変わらない。
「今回何もできなかったのは、力が足りなかったからだ。もっと強くならないと何も成せない」
幾度となく衝突し、けれどもお互いの意見が変わることは無かった。
ウィリーアは申し訳無さと名残惜しさを感じながらも、この生き方だけは変えることはできないと、両親の元を去り冒険者となった。(旅に出た理由)

身長131cmと、レプラカーンの女性としてはやや長身。
栗色の長髪を束ねており、やや切れ目で瞳の色は琥珀色。全体的に見れば整った容姿をしている。
仲間への情は深いが、これまでに読んできた英雄譚の影響を強く受けていることから、敵対する蛮族や魔神、悪人からは容赦なく略奪を行うし、財宝に対しても欲深い面がある。(矜持：欲望)
また、事ある毎に、口上を述べつつポージングを決めるという、ちょっとアレな趣向を持っている(1)
穢れへの忌避感は無く、むしろ憧れを持ってはいるが、本人の死亡経験はまだ無い。

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