打撃武器による近接攻撃を行う直前に宣言し、その攻撃一回に有効です。
　宣言を行った攻撃が命中した場合、対象の防護点が「2」点減少します。ただし、そのダメージ決定においてクリティカル値が+1されます。クリティカル値が13以上になった場合、クリティカルが発生しなくなります。
　この戦闘特技による防護点の減少は、攻撃のダメージ決定より前に発生します。また、一時的な効果ではなく永続的な減少であり、《ワードブレイク》などの効果を終了させる能力の対象となりません。
この戦闘特技による防護点の減少は、対象の防護点が本来の点数の半分になるまで累積します。

　この戦闘特技による防護点の減少は、その防護点が鎧や盾などによるものの場合、修理することで回復することができます。修理の際は、1点ごとに取引価格の1割(最大9割)を支払う必要があります。一方、防護点が自身の肉体や鱗、自らの種族特徴など、防具以外に由来する場合、一日に一回、6時間の休息を取るごとに1点回復します。そのほかに、四肢などの器官を修復する魔法などの効果を受けた場合、その効果にしたがって回復します。
　上記ふたつに由来する防護点を同時に受けている場合は、受けたものが任意にどちらの防護点を減少させるかを割り振って選ぶことができます。

　魔法や練技などによる永続的でない防護点上昇効果に対しては、この戦闘特技は一切効果を発揮しません。また、複数を同時に攻撃する攻撃の場合、この戦闘特技を宣言することはできません。

《兜割りⅠ》と同様ですが、減少する防護点が「4」点になります。

《兜割りⅠ》と同様ですが、減少する防護点が「7」点になり、C値の上昇がなくなります。