【シィリィ流尾闘術】
- 入門条件
- 50名誉点
魔法文明時代に武術による強さを追い求めたリルドラケンの拳闘士、シィリィが編み出した尻尾を扱うことに極限まで突き詰めた武術と言われています。鋭く練り上げられた尾の一撃は剣よりも鋭利な切れ味を見せることさえでき、苛烈な攻撃性は拳闘士の真髄に近しくあります。元祖が相当な偏屈者だったらしい系譜を辿っているのか、この流派を伝える者の多くは山奥にて修行している者が多く、また門を叩いてもあまりに厳しい修行に逃げ帰る者が多いためこの流派の伝承者は多くありません。
流派アイテム
秘伝
《鍛えられし尾撃》
- 必要名誉点
- 20
30
50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《武器習熟A/格闘》
《武器習熟S/格闘》
《武器の達人》
- 限定条件
- 〈尻尾〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 武器<尻尾>のC値を下げ、威力を上げる
- 効果
尻尾に依る研ぎ澄まされた鋭い一打を与えます。武器<尻尾>のC値が11に下がり、<尻尾>の威力が21になります。
前提の戦闘特技に対応して上位秘伝が存在します。
《武器習熟S/格闘》:<尻尾>の威力が26になります。
《武器の達人》:〈尻尾〉の威力が41になります。
《天落ちし尾槌》
- 必要名誉点
- 20
50
- タイプ
- 《テイルスイング》変化型
- 前提
- 限定条件
- 〈尻尾〉
- 使用
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 概要
- 飛行、浮遊している3(Ⅰ)/5(Ⅱ)部位以下のキャラクターに攻撃を命中させた時、飛行に類する能力を1Rの間失わせる。命中力-1(Ⅰのみ)
- 効果
全身の捻りと体重を乗せた重い一打を叩き込み、地上に叩き落とします。飛行、浮遊に類する能力を持つ、3部位以下のキャラクターに<尻尾>による攻撃を命中させた時(部位は問いません)、対象の手番開始時までその能力を失わせます(落下する場合は落下距離に応じて落下ダメージが発生し、転倒します)。この秘伝を宣言した攻撃では、命中力判定に-1のペナルティ修正を受けます。
《テイルスイングⅡ》:5部位までのキャラクターを効果の対象にできます。命中力へのペナルティ修正が無くなります。
《乱れ打ちし尾連》
- 必要名誉点
- 50
50
- タイプ
- 《インファイト》変化型
- 前提
- 限定条件
- 〈尻尾〉&〈パンチ〉or〈キック〉
- 使用
- グラップラー技能
- 適用
- 1回の主動作
- リスク
- 回避力-2&被ダメージ+2(Ⅰ)
回避力-4&被ダメージ+4(Ⅱ)
- 概要
- 〈尻尾〉での攻撃に加え、〈パンチ〉もしくは〈キック〉で連続攻撃を行う
- 効果
尻尾を連携に組み込んだ連撃を叩き込みます。武器〈尻尾〉による攻撃と合わせて〈パンチ〉もしくは〈キック〉、及びそれらを強化する武器を用いて攻撃を行います(《追加攻撃》を含め3回攻撃となります)。〈パンチ〉及び拳を強化する武器で攻撃を行う場合で《両手利き》を習得している場合はそれにより追加された攻撃も行えます(4回攻撃となります)。〈尻尾〉から攻撃するか、〈パンチ〉もしくは〈キック〉から攻撃を行うかの順序は任意に選択することができます。《追加攻撃》は通常通り、「用法:1H」または「用法:1H#」のカテゴリ〈格闘〉の武器であれば、どの武器で発動させるかを任意に選択することができます。
ただし、一連の連撃の最中で一度でも攻撃が外れた場合、そこから以降の追加の攻撃は発生しなくなります(《連続攻撃》などの特殊能力の処理と同じになります)。これは《追加攻撃》による攻撃も含まれます。《インファイトⅡ》:〈尻尾〉〈パンチ〉〈キック〉全てを用いた連撃を行えるようになります(《追加攻撃》を含め4回攻撃となります)。