容姿・経歴・その他メモ

身長

168cm

体重

59㎏

髪

金色

瞳

緑青色

肌

白

経歴

大怪我をしたことがある
神の声を聞いたことがある(と信じている)
大好きな食べ物がある(あった)

口数の少ない青年ナイトメア。詳しい出身は不明。
彼に残っている最初の記憶は、幼かった彼が魔道死骸区で倒れていたところを、魔術士である人間の男に拾われたときのこと。
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人間は、気まぐれで拾ったナイトメアの子供を森の奥底の小屋へと連れて帰る。
何をどうしたものかと迷ったが、とりあえず飯でも食わせてみようと、男は出来栄えの悪いシチューを作って皿によそう。
すると、子供はものすごい勢いでシチューにがっつき、ポロポロと涙を流しながらシチューを平らげてしまったらしい。

男は、昔の仲間の名前を拝借し、子供のことは『レナード』と呼ぶことにした。
レナードには専ら家事の手伝いをさせ、自分は魔法の研究に勤しむ傍ら、時にレナードに文字と言葉と色々な勉強を教える。
こうして、人間の義父とナイトメアの養子、二人の生活が始まった。
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子供の頃のレナードは、かつてラクシアを支配したという、とある魔法王のおとぎ話が大好きだった。
そのおとぎ話の影響で、彼は魔法に強く憧れるようになり、夜な夜な父の本を勝手に拝借しては魔法の学習をしていた。

ある晩、遂に勝手な持ち出しがバレて、父が読書中だった彼の部屋に怒鳴り込んできた。
そのとき、父は魔法など一切教えていないはずのレナードが、本を読むため【ライト】を使いこなしている様子をみて驚愕する。
怒鳴られたレナードは、ビクビクと身をすくめて父の次の言葉を待つ。
しばしの沈黙ののち、父がレナードに言い放った。

「レナード、お前に『モア』っつー名前をくれてやる」

その日、彼にとっての義父だったその人は、彼にとっての師匠ともなったのである。
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魔法使いの弟子レナードは、いつか魔法王になるという（子供特有の荒唐無稽な）夢を抱いて修業に励む。
今と違い、昔の彼は快活かつ自信過剰な子供であり、よく出来もしない上位魔法を繰り出そうとしては暴発させることを繰り返していた。

中でも最もひどい暴発は、父の部屋で【ファイアボール】の真似事をして部屋を丸ごと一つ吹き飛ばしたというものである。
レナードはガレキと本の雪崩の下で窒息状態となり、父があと一分助け出すのが遅ければそのまま死んでいたかもしれないという。
当然、父の怒りは有頂天。そして怒りに身を任せ、なんと父は本物の【ファイアボール】をレナードにお見舞いしたのである（手加減はしたらしいが）。

短時間で二度も死にかける経験をしたこの日から、レナードは少しずつ慎重になっていった。
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レナードが拾われてから十数年経った、ある朝のことである。
彼はいつも通り2人分の朝食を作り、父の部屋の扉をノックした。
そうすると、父はまだ寝足りないとでも言いたげな眼でレナードを睨みつつ、それでも食事のために部屋から這い出てくるのである。

しかし、その日はいつまで経っても父が出てこない。
不審に思ったレナードが戸を開けると、そこに父の姿はなく、何故か綺麗に片づけられた部屋と、テーブル上の書き置きだけがあった。

「訳あってしばらく家を空けることになった　決して探そうとするなよ」

レナードは愚直に書き置きの言いつけを守り、一ヶ月、二ヶ月と父の帰りを待ち続けた。
そうこうするうち、父が失踪した日から一年が経過する。流石におかしいと思ったレナードは、遂に家を飛び出し父を探すことにした。
近隣の村々から遠方の国々まで、大陸のあちらこちらを東奔西走し父の行方を捜す。
一年かけてようやく判明したのは、ちょうど一年前、すなわち失踪した直後、父は何者かの手によって亡き者にされていたという事実だった。
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自分の父を殺めたのは何者なのか。父はなぜ自分に何も告げず行方をくらましたのか。
何もかもが分からないまま、ナイトメアは旅を続ける。
いつか父の失踪の真相を突き止め、そして父を殺めた者をこの手で殺めんことを誓いながら。

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△デイビット・トマス・ウェルズ　人間　享年58歳
森で引き籠っていた真語魔法の研究者。かつては冒険者だったらしい。
料理の腕はそこまでだったが、レナードは父が作ってくれたあのときのシチューの味を忘れられない。

△一般技能

セッション履歴

収支履歴