容姿・経歴・その他メモ

極才色の仮面を被ったいかにも怪しい男。
ナイトメアの捨て子で心優しい人間に拾われ育てられてきた敬虔な始祖神ライフォスの信徒だったが、15歳になった時、街の者に成長した角を見られてしまいナイトメアだとバレて投獄されてしまう。
「私は穢れていることを知りながら、気づかない振りをしてきた罪深い死罪人です」と一度は半ば死を受け入れていたが、同じ牢に入っていた男に「どんな者も受け入れる。そう語らない友愛などただの欺瞞だ」と諭されナイトメアの力を使い脱獄。
それからは「主が穢れを忌避していたというのは我々ナイトメアを恐れた人間たちの虚言だ」と口にして追われる身でありながら人助けの旅に出る。しかしそれは建前で、実際は牢獄の男に何も言い返せなかった自分の無知に絶望し『自分を裁いてくれる真理』を探している。

過激でふざけたような発言をする。子供嫌いな一面を覗かせることもあるが、それは無知であることに対してコンプレックスを抱いているから。
根は心優しく自己犠牲も厭わない性格の持ち主であり、常に自分が穢れた存在であることに罪を感じている。
男に諭された友愛を公言しながらも仮面とバンダナで正体を隠しているのは、彼の潜在的な罪の意識の表れかもしれない。

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