”紫電の猿”バイオレット
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語
- 生息地
- ミットシヴ島
- 知名度/弱点値
- 10/
- 弱点
- 先制値
- 11
- 移動速度
- 13
- 生命抵抗力
- 6 (13)
- 精神抵抗力
- 7 (14)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
ナイフ | 7 (14) | 2d+5 | 6 (13) | 2 | 39 | 16 |
特殊能力
○遠隔適正
戦闘特技《ターゲッティング》を習得しています。
○暗殺
このキャラクターが攻撃を行う対象の敏捷度が「11」以下である場合、与えるダメージに「+4」します。
▶▶練技
【マッスルベアー】【キャッツアイ】の練技を使用します。
▶▶スプレッドスロウ
『▶麻痺ナイフ投げ』の対象を「3体」に変更します。この能力を使用すると、MPを5点消費します。
▶麻痺ナイフ投げ/7(14)/回避力/消滅
「射程/形状:20m/射撃」で、「対象:1体」に、痺れ毒を塗ったナイフを投げて攻撃します。対象に「2d+5」点のダメージを与え、18ラウンドの間、敏捷度を「-6」します。この能力で、敏捷度は「0」以下にはなりません。この効果は毒属性として扱い、重複しません。命中した時点で効果が発生しますが、何らかの効果で解除する場合は目標値「0」として解除可能です。
この能力の判定は命中力判定として扱い、この能力で与えるダメージには【マッスルベアー】の効果が適用されるものとして扱います。
戦利品
- 2~8
- 銀貨袋(50G/-)×1d
- 9~11
- 麻痺毒のナイフ(500G/金白A)
- 12~
- 娘に渡せなかった髪飾り(1200G/金白S)
解説
名もなき暗殺者、主に雇われる仕事人ーそれが、俺達一派の全てだった。数を絶やさないために一派の中で子をなすことはあれど、そこに愛情などはない、はずだったんだー
俺には娘がいた。臆病者だったが、才能自体は間違いなく俺よりもあった。
あいつは、仲間への気配りを忘れない奴だった。だが、仲間を見捨てる判断ができない奴だった。連携は大事だが、いざというときに非情な決断が取れない奴は足手まといになるだけだ。結局のところ、あいつは暗殺者にはとことん向いていないと今でも思う。
ただ一度の気の迷いだった。ある日、俺には任務終わりで多少のお金と少しばかりの自由時間が与えられていた。ふらりと歩いていた街道の店先に、髪飾りが売っていた。その髪飾りを見て俺は、そういえば娘の誕生日が近かったな、なんてことを考えちまったんだ。気が付くと俺はその髪飾りを買っていた。その時の俺は、きっと暗殺者とは思えない顔をしていたんだろう。
だが、俺は娘に髪飾りを渡すことできなかったー
帰ってきた俺は、雇い主から、娘が長い任務に就いたことを知らされた。
さらに俺にも任務が与えられた。
「仲間を引き連れてカトレアの街に行き、そこでギャング達と闘い街を統べよ。」
「上手くいったなら、お前の娘と同じ任務に出してやってもいいぞ?」
見抜かれていたのさー何もかも…
結局俺達の勢力は黒牛に負け、今に至る。
キホーテの野郎は、落ち着いたら娘を探しに行けとか言っていたが、余計なお世話だと返してやったよ。
本心からそう言えれば、どれほど良かっただろうな…