【経歴】
大きな嘘をついていた
卵を温めたことがある
才能を絶賛されたことがある
【理由】
恐怖に打ち勝つため

この世界に生まれたとき、私は独りぼっちだった。ジェネレーターから造られる私たちルーンフォークに親と言えるモノは存在しない。だから最初は私のことを自分の子供のように扱う、■■(おかあさん)のことは理解できなかった。見た目も種族も違う私にやさしくしてくれるあの人のことが。おかあさんに出会って、私の世界は色づいていった。一人でいるときはなんでもなかった風景がおかあさんといっしょに見ると光輝いて見えた。根拠もなくずっと続くと信じていた日常はほかでもない私自身の手によって壊された。

あの日、すべてが壊れたあの日、些細なことで私はおかあさんと喧嘩してしまった。もうすぐ生まれる弟ばっかりを気にすることにあの日の私は耐えられなかったのだ。どうして私を見てくれないの？やっぱり本当の子供のほうが大事なの？そんなことばかり考えていたあの日の私はつい言ってしまったのだ。
「あなたなんて、おかあさんなんかじゃない！！」
あの時の顔を私は忘れることはないだろう。家を飛び出した私は町の外れで見知らぬ男たちに声をかけられた。いつもだったら気にも留めないそんな奴らの言葉を聞いてしまったのは、やっぱり私が馬鹿だったから。

男たちの言葉に従った結果出来上がったのはこの世の地獄。いたるところから火の手が上がり、人々が悲鳴をあげながら逃げ惑う姿。私たちの町は、家は炎の中に消えていった。
「ヒュー、すげえなお前、悪党の才能あるぜ」
あの時聞いた悪魔の声が今も脳裏を離れない。

ああなんて愚かなことをしてしまったのだろう。馬鹿で愚かでダメな私のせいで多くの命が消えてしまった。私の世界に光をくれたおかあさんも、光り輝くこの世を生きるはずだった弟も。全部全部私が壊してしまった。ごめんなさい、ごめんなさい、この世の悪を消し去って私もすぐに消えるから。

狙撃：狙撃対象を定め、次の主動作で攻撃する。命中達成値が対象の回避達成値よりも3以上高い場合、合算ダメージが2倍になる。

マッスルベアー：消費MP3、3Rの間自身の筋力Bを+2
キャッツアイ　：消費MP3、3Rの間命中力判定を+1

ヒールスプレー：消費緑*2、対象のHPを回復。B：3　A:10　S:20　SS:50
ヴォーパルウェポン：消費赤。対象が与える物理ダメージ増加。　B:+1　A:+2　S:+3　SS：+6